【婚活編8】フラれる理由、分かってますか?
(2026年2月1日 リライト)
From:めぐさん
「今日は幸せでした。
これからよろしくお願いします♪」
初めての彼女ができた夜。
新井が帰宅してベッドに横になった時、
時刻は深夜2時をまわっていたが。
それに合わせたかのような、
彼女からのメールだった。
「こっちが見えてるようだなぁ」
メール受信のタイミング。
うまくいってる時は、
そんなことさえ神タイミングだ。
信じられないくらい順調だ。
今までは一体何だったんだろう?
今、新井は浮かれている。
その自覚はちゃんとある。
「今浮かれなくて、いつ浮かれるんだ!」
そう思ってるから、
少し落ち着こうとか思っていない。
だけど、一体何に浮かれてるのだろう?
彼女と付き合えたからなのか。
初めて彼女ができた事、
それが嬉しいだけなのか・・・
この物語は「彼女いない歴=年齢」だった筆者が、
どーにか結婚にたどり着くまでの自伝です。
登場人物にモデルはいますが、実在の人物とは関係ありません。

「・・・新井が先に抜けるとは、
思わなかったなー」
告白に成功してから2週間後。
婚活レースの掟に従い、
新井は幼なじみ達に勝利宣言中だ。
はっきり言って、いい気になっている。
連絡まで2週間を空けたのは、
まだどこか信じられなかったからだけど。
夢ではなかったようなので、
しっかり浮かれるつもりである。
「で、最初付き合った俺に、
友達とかを紹介する話は・・・」
菊さんのもっともな苦情も、
ほとんど耳には入ってないw
「その彼女、4歳年下だっけ?
そーいや岡本の美人妻も年下だったよな。
ナメック星人は、年下にモテるのか?」
皮肉もまるで気にならない。
「・・・けどさ、新井。
あまり浮かれんなよ。
彼女出来て良かったけど、
付き合う方が大変なもんやで?」
「はいはい、おっしゃる通りですー♪」
モテ男・安部の忠告も軽く聞き流す。
30前にして、初めて出来た彼女だ。
経験値なんて何にもないくせに。
「彼女さえ出来てしまえば、
きっと自分は大丈夫!」
そんな自信があったのだ。
「なんで?」と聞かれれば、
「浮気とか絶対しないし。
彼女もめっちゃ大事にするし!」
問われたわけではないけれど。
「だから自分は大丈夫!」
心の中でそう信じていた。
「女性にフラれる理由」について。
「浮気」しか頭にないあたりが、
まさに経験不足だったのだけど・・・
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微速前進 ~僕の自伝
【学生編】【婚活編】【社会人編】で分割してた自伝を、 このマガジンに全てまとめました。 今後は内容も逐次リライトしながら、 自分の半生を書…
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