【社会人編18】ゴールの先を見てますか?
【卒業まで あと 365日!】
苦手な上司の定年到達日。
「その日」を自動カウントする、
新井自作のエクセルが365日、
残り1年を表示した。
まぁ、役員に定年はない。
1年後に専務が退職する事は多分ない。
だが総務部のもう1人、
小田原さんはそうはいかない。
引継ぎ人員の確保は、もう待ったなしだ。
以前「ポスト小田原」で入社したはずの、
藤利さんは今やすっかり「受付の人」
その後、この問題は棚上げで。
代わりの人員は、募集すらかかっていない。
まさかとは思うが、
「小田原さん分もお前がやれ」
なんて事にはならないか?
「最悪の未来」も想像し始めてた時、
思わぬ人事が回ってきた。
「小田原さんの仕事、
春花さんに引継ぎしてもらうから。
始まったらサポートお願いね」
受付業務を4年ほど勤めた春花さんは、
家庭の事情で少し前に離職していた。
その彼女が受付ではなく、
総務の事務員として復職する事になった。
うちの総務経理で必要な事。
それは経理の知識よりも、
取引先や社内の人間関係が分かる人。
「場の空気」がよめる事だ。
実務知識は後からでいい。
そういう意味では、
新井にも彼女はうってつけの人材に思えた。
総務部の空気の重さも、
少しは変わるかもしれない。
だが「そういう空気に敏感過ぎたのかもしれない」
そんなふうに振り返る事になろうとは、
この時はまだ、思いもしない、、、
このお話は、筆者の社会人生活を振り返る自伝です。
「愛想ない・体力ない・向上心もさしてない」
ないない尽くしの若者が、
サラリーマン生活に希望を見出すまでの記録です。

【卒業まで あと ▲10日!】
想像通り、予定の2年は何事もなく過ぎた。
専務は今も健在だ。
エクセルの計算式は設定日を超え、
▲(マイナス)を示し始めたが、
新たな目標日も思い付かず、
エクセルは超過する日々を刻み続けていた。
変わったと言えば、小田原さんに変わり、
春花さんが総務部の3人目として加わったこと。
そして、総務部じゃないけど。
新井に関する人では、もう1人・・
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微速前進 ~僕の自伝
【学生編】【婚活編】【社会人編】で分割してた自伝を、 このマガジンに全てまとめました。 今後は内容も逐次リライトしながら、 自分の半生を書…
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