【社会人編5】他人事ではないですか?
「新井君の今の仕事、昨日求人出したから。
人来たら、引継ぎは速やかに。
終わったら、総務部に異動ね。」
きた、ついにきた。
入社以来、変わらなかった職務の変更。
新井にも、とうとうやってきた。
「総務」の仕事。
給与とか税金とか日々の雑務とか、まぁ色々。
会社では1年ほど前、長くその辺を掌握していた、
担当役員が退任しており。
「その辺全部分かる人」を育てたいようだ。
だったら担当役員がいるうちに、
異動させてくれれば良かったのに。
正直、そう思うのだけど。
何はともあれ、自分に白羽の矢が立った。
素直に嬉しくもあり、不安でもある。
そして、その「総務部」にて。
一緒に仕事をするのが、この2人。
「新井くーん。
これからまた、ヨロシクね!」
少し前に、人事異動で戻って来ていた、
最初の仕事の師匠・小田原さんと。
「おっ新井、今からやる事は複雑で。
お前にできるかのぉ~」
同じく少し前、他拠点から異動で来てた。
新・総務部長の山岡部長だ。
新井の会社は「上」に上がっていく人が、
「総務部・担当役員」を1度は通る、
この風習が強くあり。
最近では、大下部長もココを通ったばかり。
山岡部長にしてみても、
他拠点で「営業畑」に明け暮れていた人だ。
要するに「総務部長」ではあるけれど、
決して、職務に精通してる訳ではない。
そして、何より軽い。
とにかく色々と、軽いのだw
まぁ、悪い人ではないんだけど、、、
このお話は、筆者の社会人生活を振り返る自伝です。
「愛想ない・体力ない・向上心もさしてない」
ないない尽くしの若者が、
サラリーマン生活に希望を見出すまでの記録です。
(登場人物)
・新井 ・・・ 筆者の分身
・山岡部長 ・・・ 新井の新しい上司
・小田原 ・・・ 帰って来た女性事務員
・菅野 ・・・ 年下の先輩(営業)
「総務の仕事は、把握する事が多いから。
ワシも社員の誕生日は全部覚えとるんで!」
「じゃ部長。俺の誕生日分かります?」
「自分の誕生日くらい分かるだろ!
ワシに聞くなっ!!」
おかしくないかw
まぁ、社員の誕生日とか。
リスト管理して必要な時に調べられれば、
覚えとく必要ないと思うけど、、、
初めて「給与管理ソフト」を触る。
誕生日の件もある。
とりあえず、自分の情報を見てみよう。
・・・って、うんっ?
「・・部長、俺の社員登録。
性別「女」になってるんですけど」
「もう、お前が担当なんだから。
直しとけばいいだろう!
なんだ、女設定だと何か困るのか?」
確かに、性別設定が「女」だからと言って。
給与計算には影響しないけど、、、
気になって、一通り調べてみると。
扶養してる親の生年月日の設定が、
「昭和20年」生まれなのに、
「平成20年」生まれになっていたりで。
(設定上は、親の年齢2歳w)
もう、何も聞かずに勝手に直した。
小田原さんに負けず劣らず、
今回の師匠も、中々に付き合い辛かった・・・
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微速前進 ~僕の自伝
【学生編】【婚活編】【社会人編】で分割してた自伝を、 このマガジンに全てまとめました。 今後は内容も逐次リライトしながら、 自分の半生を書…
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