時間と文化はオカネで買えない、伎楽(ぎがく)が気になる
11月終わりに、上野に散歩にいってきた。
今秋は目玉の展示も多いし、京都ほどではないもの生徒の皆さんの校外学習の団体に出くわすことも多い。
そんな中、東京国立博物館(トーハク)の法隆寺宝物館
で伎楽の面が復元され、展示がされていた。
伎楽は、飛鳥時代に大陸から伝来した、野外でおこなう仮面芸能。国宝「聖徳太子絵伝」(第5面)には、推古天皇20年(612)、百済(くだら)から帰化した味摩之(みまし)という楽人が、呉(くれ)に学んだ伎楽舞(くれのうたまい)を習得していると聞き、聖徳太子は少年を集めて習わせたという場面が描かれているものの、伎楽は平安時代には廃れた。
伎楽面は、法隆寺献納宝物(東京国立博物館蔵)の31面のほか、正倉院や東大寺に伝わっている。現存するほとんどが奈良時代の作であるが、法隆寺伝来の伎楽面には、飛鳥時代の作がある。
法隆寺献納宝物の伎楽面の原品は、東京国立博物館法隆寺宝物館 第3室で金曜日、土曜日に限って展示されている。

飛鳥時代 7世紀
迦楼羅(かるら)は、伎楽面のひとつで、鳥の形をしており、口の先に小さな玉をくわえている。
迦楼羅はインド神話に登場する巨鳥で、ビシュヌ神が乗る金翅鳥(こんじちょう)をモチーフとしている。密教では、迦楼羅を本尊として、病苦・風雨・落雷などを除くために行う修法として「迦楼羅法(かるらほう)」がある。
そして、復元された伎楽面がこちら。



復元模造 伎楽面 迦楼羅 2018年の展示は2025年1月26日(予定)までとのこと。
気分転換にいかがでしょうか。
#なんのはなしですか
HELLO KITTYと、はにわでお腹いっぱいだったけど、法隆寺宝物館から刺激をいただいた話。
法隆寺献納宝物特別調査概報43 の30ページに伎楽面の原品のCT画像が掲載されている。ご参考まで。
おまけ
現地で展示してあったデジタルを手持ちのiPhoneで撮影したものが、こちら。
しかしながら、デジタルビューアが素晴らしい。
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