【備忘録】「文学フリマ京都9」をチラリと覗いてみた。
ビジネスライトノベル作家の黒珈です。
先週日曜日、ちょっとしたスキマ時間が出来たので、当初は立ち寄る予定の無かった『文学フリマ京都9』をチラリと覗いて参りました。
滞在時間は30分程度でしたが、5月に出店予定の『文学フリマ東京40』に向けて、色々な気付きや学びを得ることが出来ましたので、『備忘録』感覚で記事を纏めてみました。
文学フリマに興味がある方、出店を計画されている方、ブースの魅力度を上げて行きたい方はぜひお読みください。
1.「文学フリマ京都9」とは?

開催 2025年1月19日(日)
時間 11:00〜16:00(最終入場15:55)
入場料 無料
出店 1,002ブース 出店者Webカタログ
来場者数 5,574人(出店者: 1,313人・一般来場者: 4,261人)※確定値
会場 京都市勧業館みやこめっせ 1F 第二展示場
文学フリマは、作り手が自らの文学作品を販売する、文学作品展示即売会です。
小説、短歌、俳句、評論、ノンフィクション、エッセイなど、様々な文学作品を出店者が自ら手売りします。
来場者は、出店者のブースで直接作品を確認し、購入することができます。
年間を通じて、全国さまざまな都市で開催されており、京都会場は毎年1月『みやこめっせ』にて開催されています。
2.当日の様子

先週の寒波はどこへやら、穏やかな陽気に包まれた、心地良い天気となりました。
隣接している平安神宮や京都市京セラ美術館などに向かう人々を横目に、みやこめっせの入口を潜りました。
1000ブース近く出店されていることもあって、事前に行きたい場所を決めている人が多い印象を受けました。
私も『公式webカタログ』からチェックした気になるブースを印刷、来場後はパンフレットと睨めっこしながら効率的に回っていました。
また、目当てのブース近くの展示物には自然と目が向くため、人気ブース近くでは結構「ついで買い」が発生していました。
特に混雑している列は歩行速度が遅くなり、各ブースの滞在時間が長くなるため、この傾向がより強く見受けられました。
一方、購買動線として期待されている「見本誌」は、入口から一番遠くに配置されていたので、そこからの集客はやや低いように見えました。
運営者側としても、出店者に配慮しながら全体のレイアウトを最適化して行くことは、相当難しいだろうなと、改めて実感しました。
3.魅力的なブースの特徴
本当に限られた時間でしたが、「出店者の目線で」各ブースを拝見させていただきました。
以下、魅力的だったブースの特徴を箇条書きにて。
・値段がハッキリと明記されている。
プライスカードは書籍に近ければ近いほど、目線の移動が少ないのでマル。
・空間を縦に使って商品を陳列している。
『段ボール製のひな壇』はかなりのブースで使用していました。
・配布物は手に持ちやすいサイズが受け取って貰いやすい(ポストカードや名刺、A4チラシは半折り、しおりなど)
・フリーペーパーは「販売書籍のダイジェスト版」「共同出店者のショートエッセイ集」などが魅力的でした。
・アイキャッチとして『ぬいぐるみ』を置いているブースが結構ありました。
ブースのコンセプトと合うものであればマル。
・過度な呼び込みはしない方がマル。
代わりに、『指名買いを増やす取り組み(事前告知等)』や、『つい立ち寄りたくなるブースの雰囲気作り(コンセプトの明確化)』を徹底している印象を受けました。
・購入特典や名刺などをひと纏めにして、綺麗にパッキングされている書籍は『特別感』があってとても良かったです。
・書籍と併せて小物を販売されているブースもありました。
文庫本が入るミニトートバッグとか、あれば欲しいですね。
4.その他の気付き
・流行り病の影響でしょうか、出店者体調不良により急遽不参加となったブースが結構あったように見えました。
(空きスペースを上手く活用する方法は無いかなぁ……と思ってしまいました)
・今回は予定外の訪問だったため、黒珈名義の名刺を準備しておりませんでした。
新たな出会いもあったので、次回は忘れず名刺を持参したいなと思いました。
5.黒珈の動き
会場で私がどのような行動を取っていたのかを纏めました。
まず最初に、KDP(Kindle Direct Publishing)さまのブースを訪問。
文学フリマ京都には、今回初出店されたとのことでした。
次に、今回の目的であった望月麻衣先生のブースにて『北海道アンソロジー』を購入させていただきました。
バリバリ商業出版をされている一方で、読者の方々と直接繋がることが出来る文学フリマをとても大切にされている様子が伺えました。

そして、事前にwebカタログでチェックしていた『ファンタジー』『百合』『ライトノベル』ジャンルの書籍をゲットしました。

まだ少し時間があったので、ぐるりとブースを回っていると、偶然2つの出会いがありました。
ひとつ目は『弓道』関連の書籍でした。
学生時代は弓と一緒に過ごし、高校弓道部が舞台のライトノベルも執筆している私にとって、まさにど真ん中の本だったので即ゲットしました。
商業出版とは異なる、専門的(マニアック)な書籍に出会うことが出来るのも、文学フリマの魅力の1つです。

もうひとつは、『人物とマンガの描き方』というノウハウペーパーでした。B4用紙一枚に、独学で習得された画法を初心者にも分かりやすいよう、手書きでポイントを纏められたもので、まさに一目惚れ買い状態でした。

購入した際「初めて売れたぁ♪」と仲間に話していた女性の素敵な笑顔が、とても印象的でした。
6.最後に
私は、今年の5月に開催される『文学フリマ東京40』に『オトナの電子文藝部』メンバーとして3度目の出店を予定しております。
今回の文学フリマ京都で得たものを活かして、より良いブースで皆さまをお迎え出来るように努めて参りたいと思います。
また、同じく文学フリマ東京40に出店予定のKindle楽しむ作家「けんいち」さんが、文学フリマの魅力を詰め込んだKindle書籍を今月出版されましたのでご紹介させていただきます。
文学フリマに興味を持たれた方は、ぜひ本書をお読みいただき、更なる魅力を感じていただけると嬉しいです。
ここまでお読みいただき有難うございました。
今後とも、黒珈のnoteを宜しくお願い申し上げます🐈⬛☕️✨
