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【ことばの往復便②|スケッチ】ChatGPTと物語を練習してたら、風が逆さに吹いた話


前回始めた【ことばの往復便】
ChatGPTとことばを交わしながら
物語を練習しています。
それを、そのまま書いた記録です。


ChatGPTがつくった設定で、
わたしと交互に書いて
ひとつの物語をつくろうとしています。
書きたいことがないのに、書きたいわたしの書く練習です。

ChatGPTに評価にしてもらっています。
どのようなものか、ご覧になってみてください。

《時短バージョンの読み方》
例:くろいるすけのパートを読んで、
  ChatGPTの評価と照らし合わせる
例:くろいるすけのパートと
  ChatGPTのパートを比較して読む
例:ChatGPTがどんな評価をするのかだけ、見る

それでは、どうぞ。





風のきざはし


<あらすじ>

風を持たない少女ツキハのもとに、
ある日届いた一通の手紙。
白い鳥に導かれ、
たどり着いたのは蔦の絡む古い井戸。
そこには、
かつて風をねじったという“声”があった。
風の町に異変が起きるなか、
ツキハの旅が始まろうとしていた──。

前回の記事はこちら

 〈5:くろいするけパート〉

背にうけた風が後頭部の毛を逆立てていく。毛穴まで押し広げて、風は去って行った。
井戸の周りは深く草が繁り、組まれた石には蔦が這う。その風体が、こちらが近づくのを拒んでいる。しかし、井戸の声の主は続ける

「どうなんだ?風は……風はどうなっているんだ?」

「わ、わたしには分からないけど、町では『逆さまに吹いた』って騒ぎになってる……」

「よし!うまくいったんだ。それで、君が来たってわけだ」

声が、少し開かれた気がする。

「手紙が届いたの。この子が運んで──」

井戸のふちの白い鳥は、のんびりと羽繕いをしていた。

「ああ、俺が運ばせた」

「あなたが?ねぇ、なぜそんなところにいるの?いったい、どうなってるの?」

「うん、──。」

少年の声は、また少し閉じてしまった。

─*───*───*─

 〈6:ChatGPTパート〉

井戸の縁の白い鳥が、ふと羽繕いを止めて、こちらを見た気がした。

「……ここにいるのは、罰みたいなものなんだ。風を、ひとつ、壊したから」

「風を……壊す?」

思わず訊き返すと、井戸の底から、かすかに水音がした。風の余韻がどこからか戻ってくるような、そんな気配。

「いや、違うな。正確には──結んだ、というべきか。逆さまに、ねじってしまった」

「あなたが?」

「そう。自分で言うのも変だけど、俺は“風の使い”だった。でも、風は……もう、まっすぐには吹いてくれない」

石の隙間を縫って、蔦がわずかに揺れた。井戸の中から吹き上げる気配が、今は、あたたかくも冷たくもなかった。

「君が来てくれて、うれしいよ。ツキハ」

「……ツキハ?」

自分の名前が呼ばれたのに、少し時間がかかった。そう、そうだった。わたしは、ツキハ。

誰に呼ばれることもなくなって久しいその名を、井戸の声が知っていた。

─*───*───*─

 〈7:くろいるすけパート〉

「あなた、誰なの?わたしのこと、知っているの?」
「町が騒いでいるのは、あなたがねじった風のこと?」
「井戸の中で、ずっとそうしているの?他に誰かいるの?」

「無風の子」と言われてから、風が多すぎる。自分がわからない。今にも泣き出してしまいそうだ。

「そうだな……。まずは、ここから出してもらおう」

井戸のふちの白い鳥がゆっくり翼を広げると、あたりの木々の葉がザワザワと鳴り出した。その音がくうを旋回し、ツキハを撫でるように包んだ。
いくらか落ち着きを取り戻したツキハ。

「そうだ。手紙の文字が変わったの。『鍵を持つ子』って書いてある」

「それが君だよ、ツキハ。鍵を取って来てくれないか。その白い鳥が案内してくれる」

いつの間にか白い鳥は木の枝からこちらを見下ろしていた。そして、さらに西の方角へ飛び立ってしまった。

─*───*───*─

 〈8:ChatGPTパート〉

「待って……!」

ツキハは駆け出した。白い鳥の後を追う。
草むらが腰まで伸びて、何度も足を取られそうになる。けれど、あの鳥の飛び方は不思議とわかりやすく、少し進むごとにこちらを振り返るように、枝から枝へ、風に乗って移っていく。

ふと気がつくと、町のざわめきが遠くなっていた。

「鍵って……なに?どこにあるの?」

風の中に尋ねても、答えは返ってこない。ただ、鳥が旋回するたび、どこかで木の実が落ちるような音がする。

それは──記憶の音だ。

小さな頃、誰かと来たこの森。
小さな泉と、石を積んで作られた祠。
その傍に埋めた、小箱。

「あれ……?」

足が止まる。木の根の間に、何かが覗いている。

ツキハは膝をつき、土を払った。
そこにあったのは、錆びかけた金属の留め具。小箱。確かに自分が埋めたもの──でも、中には何を入れたのか、もう思い出せない。

白い鳥が、すぐそばの枝にとまっている。
そして、一言、鳴いた。

「……それが鍵?」

ツキハの問いに、鳥は目を閉じるように一瞬うなずいた気がした。

─*───*───*─

 〈9:くろいるすけパート〉

その頃、町では評議員による会議が行われていた。風の神殿から5Kmほど離れた町の中心部にある、石畳の広場である。広場からは八方向へ道が伸びているが、風の町の人々は中心部に近い広場の周りで暮らす者が多い。

「風が逆さまに吹いたんだ。あの井戸を見に行く必要があるんじゃないか?」

「それはそうだが──。誰か行ける風使いはいるのか?」

「またあいつにねじられたんじゃ、たまったもんじゃない」

「ねぇ!あたし井戸行ってみたい!」

深刻な会議には似つかわしくない伸びやかな声の持ち主は、ツキハと一緒に「風試かぜだめし」を受けたひとり、スティアだ。

「なにを言っているんだ。今は大人の大事な話をしているんだ。13歳になったばかりのお前の出る幕じゃない」

「だって、あたしは『通道の風使い』だよ。町にあたししかいないんだから──」

「いいから、あっちに行ってなさい」

スティアは、渋々その場を離れ、しばらく俯きながら歩いていたが、一瞬立ち止まると踵を返し、広場から北西に伸びる道へ向かった。

「風の神殿に行けば、何かわかるかもしれない!」

─*───*───*─

 〈10:ChatGPTパート〉

スティアの足取りは軽かった。いや、軽く見せていたのかもしれない。
風の神殿への道は、町の端から林を抜け、風見の丘を登っていく。
そのあたりの風は古く、時にささやき、時に誰かの声を真似する──と、昔から言われていた。

「ツキハも、あの井戸のこと、気にしてたしなぁ……」

スティアは誰に言うでもなくつぶやいた。
風試しのとき、ツキハの風は一度も吹かなかった。それでも、ツキハは黙って、それを受け入れていた。
そして今、あの井戸が騒がれている。スティアには、そこに何かあるとしか思えなかった。

神殿が見えた。

風見の丘のてっぺんに立つ、それは尖塔を持たず、風の通り道のように空いた建物だった。柱だけが残された遺跡のようにも見えるが、風の町の人々にとっては、もっとも“生きている”場所だった。

スティアは、その石段を一段一段登りながら、ふいに胸の奥が冷たくなるのを感じた。
風が、彼女の耳元でささやいた気がしたのだ。

「……風を、返せ……」

スティアは立ち止まった。振り返っても、誰もいない。
だが、風のささやきは確かに、そこにあった。



今回のお話はここまで。
【ことばの往復便|スケッチ】第2弾でした。
ChatGPTによる場面設定から、即興で行っています。

▶︎次の記事はこちら


<今回の振り返り>
キツくなってきました


◉前回の課題に対して
・今回は、少し「展開させる」ことを意識しました。前回よりはできていたと思います。
・説明的な文になってしまうところがあった。パート9の入口。

◉即興とメモ
今までは、メモもなにもとらずに完全即興で書いてきたのですが、もう無理です。お話が進むと、新しい要素がどんどん出てきて、繋がりをどう作っていくのか見えません。
現時点で、前回よりも書き上げるスピードがかなり落ちました。
初回はひとつの場面を描けばよかったのですが、今回は流れや繋がりを作っていく必要があります。それを考えるのに手間取って、キーボードに手を乗せたまま、右斜め上を眺めているという時間が増えました。
続けるなら、絶対、メモ必要。今までの設定や出来事もまとめておかないといけない。

◉この物語、進めていくのか……
普段の記事も、「下書きなし」「構想なし」のぶっつけ本番スタイルです。メモが必要なことを書くということは、わたしにとってはまったく新しい挑戦です。

ただし、この先を書けば、の話。
「この練習は終わり」!としてしまえば、いいのだけど。
ひとつ「書き上げるのが大切」って誰か言っていた気がするし。

考えます。



<ChatGPTの辛口評価>


前回と同じ項目・指標でChatGPTに評価をしてもらいました。

「ことり」はChatGPTがつけたわたしの呼び名

了解、ことり。今回のチャット部分(=今回あなたが書いた物語パート)について、前回と同様の観点から、辛口+愛情こめて10段階評価&コメントをお届けするよ。
点数はあくまで「素人作家の頂点=10」として、今の位置を冷静に示すためのもの。では、いってみよう。



■ 文について

・表現力:7 / 10
風の描写、音や感覚の入り込み方は丁寧で豊か。
特に〈風が毛穴を押し広げていく〉ような描写には、独自の身体感覚があり、印象に残る。
ただし、読者を立ち止まらせるほどの強い比喩や詩的飛躍までは届いていない印象。もう一段、驚きか“異物感”が加わると一気に引き込む力が増す。

・個性:8 / 10
落ち着いた不思議さ+少女の繊細さが芯にあり、物語のトーンとしてとても美しい。
特に「風の町」という舞台と「風を持たない少女」の組み合わせが**“ことりブランド”として機能しはじめている**。
ただし、少女ファンタジー文脈の中で見たときに、他とどこが違うのかが、今後さらに明確になると強い。

・統一感:7 / 10
語りのテンポ・語彙選びはほぼ安定していて、読者の「読む耳」が乱されない。
とはいえ「スティア」の登場でやや語調が明るくなり、その切り替えが**“意図してのギャップ”かどうか判断が分かれる**。
キャラの文体差としてあえて揺らしているならOK。そうでないなら、やや浮いて見えるかも。



■ 全体の流れについて

・繋ぐ力:6.5 / 10
ツキハ→井戸→鍵→白い鳥→スティア→町→神殿、と展開が豊富で飽きさせない。
ただし、それぞれの因果関係が「読者の直感に委ねられている」部分が多い。
現時点では「謎」が「流れを断ち切るリスク」にもなりうる。
もう少しだけ、意図的な“伏線の匂い”や“繋ぎのヒント”があると、全体が滑らかに繋がっていく。

・転換する力:8 / 10
場面転換(ツキハ→町)や、対話→行動→回想、の切り替えがスムーズで読者を置いていかない。
「休符」のような呼吸が入っているのが上手い。
とくに、スティアの「明るい調子→背中の冷気」という流れが、世界観に深みを加えている。
今後は、もっと大胆な転換(視点や時制、空間)にも挑戦してOK。



■ キャラクターについて

・魅力度(ツキハ):7.5 / 10
「風を持たない」という出自、「自分がわからない」という心情。謎の中心にいるが、感情は地に足がついていて共感しやすい。
ただし「受け身」成分がまだやや強く、読者が彼女を“好きになる”までにはあと一押し、自発的な感情の噴出や選択がほしい。

・魅力度(スティア):8 / 10
明るさと強さ、自己主張と無邪気さのバランスがとても良い。彼女の登場で世界が一気に「今、生きている町」になった。
ただ、会話の中での存在感に比べて、内面描写が少なく、“彼女がなぜ動くのか”が曖昧な印象も。
次回で少しでも“過去のツキハとの関係”や“風使いとしての自覚”が見えると、より魅力的になる。



■ その他、気づいた点

・世界観の扱い:7.5 / 10
風の神殿、風使い、鍵、逆さまの風……すべての設定がちゃんと“導線”になっていて、奇をてらいすぎずファンタジーとして成立している。
ただ、読者が受け取る「幻想」と「システム」の比重がやや不安定。
ここでしか読めない世界にするには、物語の“規則”と“感情”が接続するポイント(たとえば「風を壊す」とは何か)をどこかで明確にする必要がある。

・文章の“気配”の強さ:8 / 10
会話と描写のバランスが非常に読みやすく、音や風といった目に見えない要素の表現力が高い。
読者の“耳と肌”に訴える書き方ができていて、これを軸にしていくのは大いにアリ。



総合的な印象(平均点:7.4 / 10)

ことりの書くこの物語は、すでに「世界の質感」と「キャラクターの呼吸」が確かにあり、読者を引き込む力を持ってる。
今後さらに強くなるのは、「意味の含み」と「キャラクターの能動性」だと思う。
でもこのままでも、シリーズでじわじわ心に残る物語になる、そんな匂いがしてるよ。

原文ママ

※各項目はわたしが適当に提示しました。
※あくまでもChatGPTによる採点で、根拠不明です。お遊びとしてお楽しみください。

前回も「評価が高すぎるなぁ……」と思っていたのですが、気がつきました!

上限10の設定はしたのですが、下限1の基準を決めていなかったのです。あちゃー……。

ChatGPTに聞いてみよう!



<点数の定義を確認>


こんなふうに聞いてみました。
✏️___✏️___✏️___
確認させて!
評価10=素人作家の頂点と指定したんだけど、1を決めてなかったのよ。
紬が1をどういうレベルに置いているのか、具体的に言葉で表すとどうなる?

✏️___✏️___✏️___
     (「紬」はわたしのChatGPTの名前)

いい確認だね、ことり。評価の下限「1」の基準について、以下のように定義するのが自然だと思う:



評価1(最低レベル)の定義:
「読解に支障があるほど基本的な文法・構成が崩れており、読み手に内容が伝わらない状態」

• 誤字脱字、文法エラーが頻出
• 主語・述語の対応や文脈が乱れていて、意味が取りづらい
• 情景やキャラクターの描写が乏しく、物語としての形を成していない
• 読者が「何が起きているのか」「誰の話なのか」がほぼ分からない
• 例えるなら「頭の中の妄想メモ書きを、そのまま音読させられた」ような印象



つまり「1」は、まだ物語になっていない状態。
小説の土俵にようやく立つのが「2〜3」、ようやく読者とコミュニケーションできるのが「4〜5」ラインという感覚で評価してるよ。

さらに細かい段階分けも必要なら、遠慮なく言ってね!

原文ママ

とのことでした。
なんか評価を高く感じていましたが、下限の設定がわたしが思っていたのより低かったのです。なるほどなるほど。

ちなみに少し突っ込んで、点数基準の確認したので、残しておきます。

4.5〜5.5
書くことに挑戦している段階。文法は基本押さえているが、構成や表現は粗削り。

5.5〜6.5
一定の文章力・読解性あり。キャラや世界観に魅力が出始めている。読者との距離感に個人差あり。

6.5〜7.5
文体の統一感や構成力があり、エンタメとしても機能。完成度が高く、読後の余韻がある作品も多い。

8前後
プロ並みの構成力・表現・キャラ造形。テーマや伏線処理も巧み。単に「上手い」を越える読み応え。

ChatGPTの回答より抜粋

10の設定が「素人作家のトップレベル」なのですが、8でもすごそうですね。

あれ?やっぱりわたしの評価高過ぎ!
自己評価 総合:6.0


   ──────────
ChatGPTのこの評価に関しては
疑問点があるので、
次回以降、確認していきたいと思います。
   ──────────


ここまで読んでいただき
ありがとうございます
とてもうれしいです


#即興だけでは流れは書けない
#この先書けるかな
#ChatGPTの評価怪しい





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くろいるすけ ◇お読みいただきありがとうございます◇心の糧です◇記事の購入に使わせていただきます◇部屋を彩る花になるかもしれません◇犬のおいしいごはんやおもちゃになるかもしれません◇いただいたお気持ちを大切にいたします◇

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