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遥かなる日暮の稜線を


大きく開いた左手
やっと陽の沈んだ
空を押さえつける

骨の浮く右の手
あの山の端を掴み
爪をかける

臍は右を向く
肩はきしみ腰を離れる
ついていく肘を尖らせて
硬い腕を引く

山を
空から
ゆっくりと剥がした

ギザギザと
ささくれ
弧を描く



手から
もう離れ
ぽっかとひら
潤んだ黒い穴は
単なる線を
わたる





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くろいるすけ ◇お読みいただきありがとうございます◇心の糧です◇記事の購入に使わせていただきます◇部屋を彩る花になるかもしれません◇犬のおいしいごはんやおもちゃになるかもしれません◇いただいたお気持ちを大切にいたします◇