嵐のあとに|みんなのことば帖3
嵐のあとには、もう座ってなどいられない。
けれど、立つこともできない。
すぐにもこの場を去りたいのに。
嵐の最中にあるときは、無の境地と決めている。
下手に動いて強力化させない。
しかも、嵐の中にある感は、背中からちゃんと出しておく。
こうして
嵐は去った。
遠くでぶつぶつ言っているようだが、
嵐は嵐で、突然に無力化できないのは無理もない。
あれだけのエネルギーを抱えていたのだから。
嵐が立ち去るのを
正座して待っていた。
足が痺れて立てなくなるまで。
こちらのお題企画に参加しています
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【 第3回のお題 】
嵐のあとに
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目安は200字くらい(ほんの5秒くらいの出来事を切り取るイメージで)
一人称でも、三人称でも
恋愛、日常、不思議なお話、解釈は自由
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