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冷たい肩先|虹色創作部《雨の夜イラスト》



きてしまった朝に、
何となく腹を立てて
水を一口。


昨夜の突然の雨。
あれは何だったんだろう──。


シンクにコップを置いた音が
ひとりの部屋に響く。

そんな硬い音を聞くのは嫌で
口から出たのは生の溜め息。

ああ。

昨夜のあたしの一言が
あなたを追い立てたのは知っている。



あのとき雨が降っていたから。
濡れた肩が気持ち悪くて、
ただそれだけで
あなたを責めた。
別になんでもよかったのよ。
目の前にいたのが
あなただっただけ。


体の芯まで冷えて
濡れた肩が気持ち悪くて。

腹の底から
吐き出した。


雨は冷たいのがいい。


あなたの背中が遠くなるのを
見ているのが
──心地よかった。







【 虹くりっぷさんのコラボ企画 】
「雨の夜」からイメージされた画像から
短歌、エッセイ、小説などをつくる

画像がお借りした「雨の夜」です


#虹色創作部

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くろいるすけ ◇お読みいただきありがとうございます◇心の糧です◇記事の購入に使わせていただきます◇部屋を彩る花になるかもしれません◇犬のおいしいごはんやおもちゃになるかもしれません◇いただいたお気持ちを大切にいたします◇

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