屋久島へ行って来ましたが ・ ・ ・
2025年2月の3日〜5日に屋久島へ行って来ました。目的は、樹齢千年を超える屋久杉に会いに行き、観て触れて何かを感じることでした。
しかし、今冬最強寒波の影響で山へ登る県道が閉鎖になり残念ながら屋久杉に会うことは出来ませんでした。鹿児島の南にある屋久島でも標高の高い山には雪が積もるということは知っていましたが、今回の寒波は想定外の強さでした。自分の考えが甘かったなと大いに反省しているところです。
本当は屋久杉を観て感じたことをたくさん紹介したかったのですが、今回は残念ながら屋久杉自然館で見た情報を少しと屋久島で出会った鹿と風景を紹介することにします。
九州で標高の高い山ランキングの1位から8位までは屋久島にあります。1位は宮之浦岳の1936m、2位から8位の山は1800m台です。島全体が山のようでもあります。これらの高い山々の影響で屋久島は一年を通じて雨の多い地域です(年間降水量は日本の平均値の約5倍)。
屋久島の植生の特徴は、ガジュマルなどの亜熱帯植物(海に近く標高の低いエリア)から標高が上がるにつれスダジイなどの広葉樹林帯、スギなどの針葉樹林帯、山頂付近にはササなどの冷温帯植物(温帯と寒帯の中間に位置する気候帯)という幅の広い気候帯の植物が小さな島(面積504km2、東西28km、南北24km、周囲130km)の中に生存していることです。
屋久杉は樹齢千年以上の杉と定義されています(樹齢千年未満は小杉、人が植林した杉は地杉)。ちなみに杉の寿命は500年程度とされています。屋久島の杉が長寿命な理由は、①成長速度が遅いこと、②幹に含まれる樹脂が多く腐食しにくいことです。成長速度が遅いのは、①島の大部分が花崗岩であること、②地形が急峻で雨量が多い(もともとの養分が少ないうえに養分が雨で流されやすい)ことです。島では屋久杉を使ったテーブルや置物、箸等の土産物が売られていますが、それらは昔に切られてその場に捨て置かれた土埋木(どまいぼく)を使ったものだそうです。腐食しにくいという特徴のおかげですね。

見出しの写真と上の写真は西部林道(世界自然遺産のエリア)にいた鹿です。屋久島の鹿は奈良の鹿よりもかなり小柄(一般的に暖かい地域の動物は小さく、寒い地域の動物は大きい、ベルクマンの法則)。上の写真の鹿は犬のラブラドールくらい、見出しの写真は芝犬を一回り大きくしたくらい、と推測。

上の写真は屋久杉自然館(標高約200m)から見た雪景色です。低い山に雪が積もっています。朝降った雪が地面にも少し残っています(写真中央の下部)。


屋久島は島全体が急峻な山で降雨量が多いので、滝がたくさんあります。大川(おおこ)の滝や千尋(せんぴろ)の滝が有名です。?の写真は県道のすぐ横にあった滝で滝壺の緑がきれいだなと思い写真を撮りました。もし、この滝の名前を知っている方がおられましたら名前を教えてください。→龍神の滝でした。
今回の旅は残念ながら目的を達成出来ませんでした。新幹線と船を乗り継いで屋久島へ行きましたが、やはり屋久島は遠く気軽に行けるところではありません。再度、トライするか否かは思案中です。小さい事ですが、今回の旅で新幹線の全線乗車を達成しました。
最後に屋久島からの帰りに鹿児島の港で撮った桜島の雪景色です。写真を見ると山の上部全体に雪が積もっているように思えますが、実は山の反対側に雪はありませんでした(船の中から見ていたら山の北側だけが白くなっていました)。冬型気圧配置で北西の風が吹いていたからなのか、南側は火山の地熱で雪溶けたのかは分かりません。鹿児島の人で分かる方がおられましたら教えてください。

以上
