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最近話題のインフレを解説します(ディマンドプル型とコストプッシュ型の違い)

最近、毎日「インフレ」という言葉を耳にします。
物価が上がっていく現象ですが、
その原因はひとつではありません。
実は、インフレには大きく分けて、

●「ディマンドプル型(良いインフレ)」
●「コストプッシュ型(悪いインフレ)」

の2種類があり、その性質はまったく異なります。

一言でいうと、前者は「良いインフレ」、後者は「悪いインフレ」と呼ばれることが多いです。なぜそう言われるのでしょうか?それぞれのインフレが起きる仕組みと、経済に与える影響を見ていきましょう。


1. ディマンドプル型インフレ:需要が物価を引っ張る


これは、景気が良くなることで起こるインフレです。給料が増えたり、企業が活発に投資をしたりすることで、モノやサービスを買いたいという需要が、供給できる量を上回ります

お店に例えると、人気の商品に行列ができ、品薄になるような状況です。こうなると、企業は価格を上げても商品が売れるので、自然と物価が上昇していきます。

このインフレが「良いインフレ」と言われるのは、経済全体の活性化に伴って起きるからです。企業の売上が伸びて給料も上がり、消費もさらに増えるという、経済の好循環が生まれます。


2. コストプッシュ型インフレ:コストが物価を押し上げる


こちらは、景気の良し悪しに関係なく、モノを作るためのコストが上がることで起こるインフレです。原油や原材料の価格高騰、物流費や人件費の上昇などが原因となります。

企業は、上がったコストを商品の価格に転嫁せざるを得ません。そうしないと利益が出なくなってしまうからです。こうして消費者が買うモノの値段が上がり、インフレとなります。

このインフレが「悪いインフレ」と言われるのは、経済活動が活発になっていないにもかかわらず、物価だけが上がるためです。給料は上がらないのにモノの値段だけが上がると、私たちの購買力は低下し、生活は苦しくなります。



まとめ


  • ディマンドプル型インフレ:

    • 原因: 需要の増加

    • 経済への影響: 景気が良くなり、賃金も上がりやすい「良いインフレ」

  • コストプッシュ型インフレ:

    • 原因: 原材料費などのコスト上昇

    • 経済への影響: 景気停滞と物価上昇が同時に起こる「悪いインフレ」

インフレが起きているとき、その背景にある原因を見極めることが重要です。その原因によって、私たちに与える影響が大きく変わってくるからです。

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