嗚呼、懐かしの読書感想文
一番年長の姪っ子は、現在、小学1年生。
初めての夏休みの宿題に奮闘中です。
先日、彼女の母である我が妹が電話をかけてきて、夏休みの宿題に取り組む娘の様子を語ってくれました。
その中で出て来た懐かしの言葉「読書感想文」!
今の小学生の宿題にもあるんですね。
でも、初めての読書感想文なんてどう書いたらいいのか分からないでしょうに……。
私の場合~今だから明かせる黒歴史~
実際、私も小1の時は訳分からないままでした。
で、どうしたか。
ほとんど母に書いてもらいました(爆)!
母が書いたものを、私が原稿用紙に清書する。
本当にそんな感じでした。
はい、これはもうダメなパターンですね!
しかも、親が介入すると……良い作品が出来上がっちゃって、結果、受賞しちゃう。
もう、絶対やってはいけない禁忌の領域!
しかも、読書感想文だけではありません。
自由研究も工作も、母は全力介入!
私だけではなく、妹や弟が小学校に通い出すと、そっちにも全力入魂!
おかげでうちの3兄弟いずれも、何かしら夏休みの宿題での受賞経験があります。
でも、ほとんどは母の功績!
賞に選ばれずとも完成度が高く、いつもクラスメイトから
「すごい!」
と言われてしまう始末。
その賞賛を、当時の私は複雑な思いで聞いていました。
普段は目立たない、のろまな子ども。
そんな私が、夏休みの宿題だけやたら完成度の高いものを提出するのです。
(私がやっていないの絶対バレてる!先生にもクラスのみんなにも!)
でも、そんなこと正直に打ち明けることも出来なくて、私は小さくなるばかり。
中学時代~ギリギリ間に合った気付き~
私が中学に上がっても、読書感想文への母の介入は続いていました。
私も何処かで母に頼り切っていたんです。
でも、
(それじゃダメだ!)
と一念発起したのが、中学3年生の時のこと。
いや、遅せーよ!
って、自分でツッコみたくなるのだけど、私はそれくらい主体性の欠けた子供でした。
そんな私が、読書感想文の本選びから自分でやると決めたことは、だからとても大きな出来事だったのです。
自分で本を選び、読み、下書きし、推敲し、清書して……夏休み明けに無事、提出!
書き上げて、これはイケる!という確かな手応えがありました。
だから、2学期のある国語の授業の後で、
「黒猫さん、ちょっと……」
と先生に呼ばれた時、
(キター!!!!!)
と心の中で叫んでいました。
予想通り、それは読書感想文の受賞の報せ。
放課後、職員室の先生のもとを訪ねて、市やら県やらの教育委員会の雑誌に載せるため何処を直したら良いかなどを聞き、提出した読書感想文と清書用の原稿用紙を貰いました。
職員室を出た後、その紙を改めてよく見ると……。
県3位の文字!
帰宅して、母にそのことを告げると、
「3位かぁ……1年生の時は県1位だったのにね」
と残念がりました。
「そうだね」
と曖昧に応じる私。
でも、内心はすごく嬉しかったんです。
中1の時、確かに市を飛び越え、県1位まで行った私の読書感想文は、本選びから母が介入していました。
でも、3年生の時のものは最初から自分でやったもの。
100%、私が書いたもの。
親に手伝ってもらわないと夏休みの宿題の提出すらまともに出来ないダメな人間だとずっと自分を卑下していた私にとって、この時の受賞経験は、大きな自信になりました。
もちろん、賞はあくまで後からついてくる結果です。
どの生徒の作文を選ぶか、国語の先生との相性や運もあります。
だから大事なのは、自分でやり遂げること。
もちろん、お子さんが低学年の頃は親御さんが手を貸すのも良いと思います。
ただ、介入する度合に関して、うちの母のように行き過ぎるのは問題です。
その点では、母も今では反省しています。
(まあ、反省の念も含めて、それでも母にとっては良い思い出らしいのですけど……。)
そして再び現代へ
さて、話は現代に戻り、私は弟の部屋の本棚から、市の教育委員会発行の雑誌を探しました。
雑誌の裏表紙には、1997年の判子。
パッと開いて小学校1年生の入賞作を読みます。
それは、全然知らない子の作品でしたが、小1らしいのびのびした文章に好感が持て、受賞するのも納得の出来でした。
もし、また妹が、娘の読書感想文のことで悩み電話をかけてきたら……。
上手な作品って、どんなことを書いているんだろうね。
そんな親子の会話のきっかけとして、昔の受賞作を一緒に読んでみるのも面白いかもしれないよ。
と提案するつもりです。
一方で、伯母の私はというと……。
えっ、noteにも読書感想文コンテスト(?)あるの!
しかも、選ばれたらあのダ・ヴィンチのウェブサイトに載るの?
よっしゃー!やったるでー!
と謎のやる気を出しています。
締め切りは、8月24日。
既に本は選んでいます。(もちろん母の介入は無し!)
姪っ子ちゃんよ、伯母ちゃんも読書感想文書くからお互い頑張ろうね!
そして、全国の読書感想文に悩める皆さん、共に頑張りましょう!
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