ムショの歩き方② 【目標の刑務所へのロードマップ編】
【ムショの歩き方シリーズ】
※実体験に基づき執筆してますが、身バレ防止の改変と制度変更の可能性があります。最新の法規とは異なる場合があるため、あくまで一つの体験談として参考にして下さい。
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目標の刑務所へのロードマップ編
前回の章では刑務所の選択と目標とすべき刑務所について記述いたしました。
前回の章を読んでいただくと、これから記述することをより理解していただけると思うので、
読んでいらっしゃらない方は是非ご一読いただければと思います。
第二章ではスタートから模範囚として進むために知っておくべきことをお伝えします。
刑務所から最短出所を実現するために一番重要なポイントの一つです。
私が辿ったルートをお伝えすると、既決囚(判決が確定した者)として拘置所から受刑者生活が始まりました。
そこから希望の刑務所に収監され、新入考査で立役(たちやく=刑務官のサポートをする受刑者)になり、エリート工場に配属される。
少なくともこの形は模範囚のスタートをしたと言えるでしょう。
全く真逆のパターンもあります。
むしろ真逆のパターンの方が多いでしょう。
その差は一体何だと思いますか?
事件の内容や認否、受刑生活の態度、身元引受人がいないなどバックボーンでしょうか。
私は、とある民間刑務所で刑期を務めました。
そこの受刑者の罪名は、軽微なものから人を殺めた凶悪な事件のものまで枚挙に暇がありませんので罪名は関係なしです。
控訴・上告して却下後、不服申し立て手続き中の者もいたので認否も関係ありません。
身元引受人がなく保護会にガラ受けを頼む者もいたので関係ありません。
基準程度なら調べればすぐに出来ますが、断定できないので推し量るしか出来ません。
私はそれまでの受刑生活の態度だと思います。
刑務所でいわれるエリートとは、どこまでいっても刑務所のエリートに過ぎません。
教育の高さや環境でエリートにはなりません。
逆に万引き犯も凶悪犯も同じようにバチバチにやられます。
なので差が生まれるとしたら素行態度、受刑態度にかかってると思います。
それでは、どこから始まっているんでしょうか?
工場の配属は新入考査だけの短い期間で決まるのか?
それはあり得るかもしれません。
新入考査はバチバチに厳しく教育・監視されます。
規律は守れるか、反抗的な態度は取らないかチェックしているかもしれません。
ただ考査中の出来事ですが、一日の訓練が終わり、私宛に届いた手紙を考査のオヤジ(刑務官)から受け取り、
チャイムがなるまで一人用の居室で待機となりました。
自由時間に読まないといけないのですが、考査のオヤジは担当台で何かしていたので、大丈夫だろうと思った私は、居室に戻った瞬間に手紙を開きました。
すると私に話があった考査のオヤジがちょうど私に呼びかけながら居室に入ってきました。
いい歳をした大の大人が引くほど叱られました。
バカだのゴミだの一生囚人だの、それは一人の人間が手紙を読んだことで始まった物語とは思えない剣幕です。
(バカ言うなクソ親父!二度とそんなこと言うな‼︎はったおすぞ‼︎)
名セリフと共に私の中の鋼の錬金術師がチョーパンを錬成しかけましたが、勝手な時間に手紙を読む奴に人権は無いので深く反省しました。
刑務所では違反によりますが、半年以内で始末書3枚に達すると懲罰です。
めちゃくちゃ叱られましたが、始末書は握って(見逃し)ていただき、さらにはエリート工場に送っていただきました。
つまり新入考査の私は全く模範囚とはいえないので、評価されたとしたら〝もっと前〟という事になります。
そもそも新入考査初日から立役に選ばれてるので、最初から既にいい感じだったのは間違いない。
見たことがない体操の号令をやらされたり、敬礼すら教わってない私はいつも「聞いてねえ、知らねえ、若い奴にやらせろよ」と思いながら叱られてました。
ある時の考査のオヤジが、
ー『モウシデロッ!モウシデロッ!』
×100
それしか言わなくなった時は、『あー、俺もうモタ工でいいわ。ムリムリ』と心底思いました。
脱線しましたが新入考査での私のダメっぷりは伝わったと思います。
話を戻しますが、それでは私はいつ分類で評価を受けたのでしょうか?
それを知る事で、あなたが模範囚スタート出来る可能性が大きく跳ね上がります。
明確にこの時こうしたからという分岐点がありますし、最短で出所目指すなら知っておくべき事実をお伝えしますが、より明確にするためにもう少し遡ってみましょう。
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ムショの歩き方〜元模範囚のススメ〜全7章
逮捕された方、ご身内の方の為の留置所、拘置所、刑務所に関する情報と、最短出所を目指す為の刑務所ハック本です。 差入れ面会保釈から受刑者、刑…
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