『映像の世紀バタフライエフェクト 激動 アジアの隣人たち 台湾 130年の傷痕』(2025.6.30・NHK)
アジアの孤児
侵略してきた日本人は台湾人を信用せず、中国人は台湾人を「日本のスパイ」扱いーーー可哀想っ。てかゴメンなさいっ。
先祖がやらかすと、子々孫々までエライめにあっちゃう。当時には当時の事情や風潮があったのはわかるけど、それでもやっぱり侵略はダメじゃん。未来の誰かのためにも人として恥ずかしいコトはしちゃいけない。
終戦を迎えると蒋介石&国民党軍が大陸から台湾へやってきた。台湾の方々はこれをメチャメチャウェルカム大歓迎。しかしーーー
差別・横領・失職。外省人(大陸から来た人たち)に国の中枢を牛耳られて本省人(元から台湾にいた人たち)は締め出しをくらう。
そしてついに本省人の不満が爆発。
蒋介石vs毛沢東。
毛様勝利。蒋介石は100万の外省人とともに台湾へ。アメリカにも見放されてしまうが、朝鮮戦争が起きたことにより台湾の軍事的重要性が増しアメリカが戻ってくる。おお。何が起こるかわかりませんね。
日本は台湾に対する権利を放棄するも、返還については明示しなかった。台湾の地位、とっても曖昧。
「台湾を解放してあげたい」毛様と蒋介石との対立が続く。
こういう時はだいたい皆「保護」とか「解放」とかってゆーんやね。誰も頼んでねえのにさ。
蒋介石vs毛様「どちらが正統な中国か」争いを繰り広げる。
台湾国内では戒厳令と赤狩りが。
海の向こうでは毛様が色々大失敗。
大陸から逃げてきた毛様の国民を反共義士として取り込み、台湾統治に利用。
そのうちに中国が核実験を成功させ、台湾は八六海戦に敗れる。この後蒋介石は交通事故に合い体を壊して姿を見せなくなった。
大陸反攻には失敗するも、台湾経済は躍進。
政治から締め出されていた本省人たちが経済に注力して成功してゆく。
一方、外省人の退役軍人はインフラ整備のための過酷な肉体労働に従事させられ、帰国を許してもらえない。故郷に連絡を取ろうとすると共産主義を疑われてしまうため、迂闊なことはできない。大陸に帰りたいのに帰れず、絶望による自殺が相次いだのだそう。悲劇。
そうこうするうち、米中が接近。台湾は国連から追放される。
台湾が孤立を深める中、蒋介石が死去(87)。
国際社会に居場所を失った台湾は独自の生存政略を手探りしはじめる。
台湾、民主主義へ。
台湾の武器は高度な経済成長。
歴史は決して悲観する必要はない。
人間の社会は歪められた政治のために犠牲にされた幾多の人間が下敷きになって初めて前進する。
しまいにはかならず人類の望む明るい方向へ流れてゆく。
中国がやってる「台湾から蒋介石を取り除く作業」。
全然追いつけないっ。また今度勉強します!
