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すっかりブラックじゃない部活

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ブラックじゃない部活なんて部活じゃない

キャプテンプレイボールにすっかり毒された昭和の世代。ブラックじゃない部活なんて、部活じゃないと思ってた。

一生懸命やれば、それは必然的にブラックになる。ブラックになるほどやらなかったら、なにより自分が納得しないと思っていた。

時代は令和

中学校にはすでに部活が片手しかない。片手の中から入る部活を選ぶのは寂しい気もするけど、それが中学校の先生と生徒の選んできた道。不祥事(というほどでのことでもなく、コンビニでの買い食いとか携帯の許可なし利用)があればどんどん部活をつぶしていく。必然的に男子の部活が少なくなる。不祥事を起こすのは男子で、そこには女子の部活が巻き込まれることはない。なぜ男子が性別が一緒なだけで、不祥事を起こした人の巻き添えを、部活がなくなる形で後の世代まで食うのかは定かではない。

とにかく数少ない部活から自分の部活を選ぶと、そこに現れるのはもう学校の先生じゃなく、その道の専門コーチ。中学生を指導するにはちょっと、という人は朝早くの土日の大会が続く日々とかで早々に淘汰されるのであまり心配もいらない。

子供の部活は活動時間や活動内容から明らかにブラックじゃないけど、充実したもので、なにより子供が部活を最優先する姿勢がすべてだった。部活が終わるまで、部活>勉強>その他(旅行とか)を徹底した。部活を休んだことは一度もないし、最初からその優先度でやろうねと子供と話していたから、判断に迷うこともなかった。

客観的に見れば、中学生の部活で別に大きな大会で優勝するような戦績でもないんだけど、本人がなにより優先度をあげて打ちこみさえすれば、それはブラックじゃなくてもしっかり部活になった。

外部環境じゃない、本人の情熱に着火したかどうか。

上手くなくてもいい、好きなことに寝食を忘れて打ち込めばいい。そしてそれは最初から好きなこととは限らない、限られた選択肢からでもやってみて好きになることもある。

ほとんどの人がプロになるわけでもないだろうから、部活は趣味がどうできあがるかについて、興味深い実例を示してくれている。下手の横好きほど、美しいものはない。

子供は高校になっても、その部活を続けるらしい。

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