クルクリ世界遺産note 三畳紀
妄想時空トラベラー『クルクリの世界遺産note』へご来場下さりありがとうございます。
クルクリにとって世界遺産とは『扉』である。
地球46億年の生い立ちと、その一部である人類の歩みを紐解く旅への扉。その扉は開く度、行き先も景色も違う。扉を開く者によってもそれは変わる。つまり、この扉がもたらす旅は無限にあるのだ。
ここではクルクリ的学びと共に、そこに広がる時空旅行の記録を、恥じらうことなく書き記していきたい。
ここに記すのは、あくまでも素人クルクリの発展途上な学びであるので、学術的な正確さを求める方は文献等をご自身でお調べください。
前回はナウシカになった気分で地球史上最大の絶滅を迎えたペルム紀を旅しました。節足動物ゾワゾワでしたね〜。
ペルム紀を境に、古生代から中生代へと移ってまいります。
中生代の主人公といえばみんな大好き恐竜ですねっ!
三畳紀(約2億5000万年前〜)
三畳紀初期は生物にとってはまだまだ過酷期。
そんな中、激しい気候変動に適応して急速に進化を遂げた代表者が、海洋のアンモナイト。ぐるぐる渦巻き状の化石は、なんとなく馴染みがありますね。
やがて、彼らをエサとする捕食者が登場。初期は海生爬虫類の首長竜、中期にはイルカのような姿の魚竜が君臨した。
陸上の環境は海洋よりさらに過酷だった。超大陸パンゲアの乾燥は厳しく広大な砂漠を形成していた。
そんな砂漠に適応し、新たな時代の覇者になったのが爬虫類。全長5メートルにもなるワニのようなエリスロスクスが初期の絶対王者。後に、ワニに進化したものと、恐竜や翼竜に進化したものに分かれていく。
三畳紀中ごろ約2億3000万年前。高温で乾燥していた地球環境に一時的な変化が訪れる。
パンゲア北部で火山活動が活発化。温暖化が進み、海水温上昇によってメガモンスーンが発生。広大な砂漠に覆われていた大地に巨大なデルタ地帯を生み、砂漠が緑化された。
この時、湿潤な環境に適応して繁殖した針葉樹のすごいところは、程なく訪れた乾燥期にも適応していった点だ。
乾燥期に適応できず丈の低い植物相が死滅すると、それをエサとした小型動物も運命を共にする。
こうして、いよいよ恐竜時代が幕を開けるのである。
それまで動物相の20%程度だった恐竜が70%まで拡大するのだ。
体長10メートル級だった初期の草食恐竜プラテオサウルス。体長5メートルながら、鋭い歯や俊敏な脚力で捕食者となったリリエンステルヌス。恐竜たちは次々と巨大化していった。
そんな三畳紀の恐竜、魚類、両生類、哺乳類の祖先、植物に至るまでの化石が、完全に近い形で残されているのがコチラ。
イスチグアラストとタルシパヤ自然公園群
サン・ジョルジオ山
かつてサンゴ礁の海だった一帯で、パキプレウロサウルスや魚竜タニストロフェウスなど希少な化石が見つかっている。
大量絶滅(約2億年前)
巨大な地殻変動が数百万年かけて超大陸パンゲアを南北に分断。北がローラシア大陸、南がゴンドワナ大陸となった。2大陸の間には、生まれたばかりの大西洋が広がっていく。
この変化が生物の70%以上を死滅させ、史上4回目の大量絶滅となった。
→つづく
参考資料
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