車中泊の虫除けネットおすすめ3選!使い比べて分かった、蚊とサヨナラできる本当に使える1枚
夏の車中泊で、いちばん眠りを邪魔してくるもの。暑さ?いえ、僕の場合は「虫」でした。窓を開けなきゃ暑い、でも開けたら蚊が入ってくる。この板挟みを解決してくれるのが、車中泊用の虫除けネット(車用網戸)です。この記事では、実際に何枚も使い比べてきた僕が、本当に使えるネットを用途別に紹介していきます。
虫除けネット選びで何度も失敗した僕がたどり着いた答え
車中泊をやっていると、必ず一度はこの悩みにぶつかります。「窓を開けて涼みたいのに、虫が入ってくる」。
わかります。僕も本当にそうでした。エンジンをかけっぱなしにしてエアコンで乗り切ればいい…と思うかもしれませんが、それはアイドリングのマナーや燃料の問題があってなかなかできない。となると、夏の車中泊は基本「窓を開けて外気を取り込む」しか手がないんですよね。
でも、窓を開けたとたんに入ってくるのが、蚊・蛾・ブヨ・カメムシといった招かれざる客たち。特に蚊は1匹入ってきただけで、その羽音でひと晩じゅう眠れなくなる…あの絶望感、経験ある方は多いんじゃないでしょうか。
正直に言うと、僕は最初「100均のメッシュ生地を窓に貼ればいいでしょ」とナメていました。結果は惨敗。隙間だらけで蚊は普通に侵入してくるし、風でめくれるし。そこから何枚か買い替えて、ようやく「車用に専用設計された網戸を選ぶのが、結局いちばん早くて確実」という結論にたどり着きました。
この記事では、僕が実際に使い比べて「これは眠れる」と実感したネットを、用途別に紹介していきます。車中泊歴を重ねるほど、この1枚のありがたみが分かってくるはずです。
\ おすすめNo.1アイテム /
FIELDOOR 車用網戸 防虫ネット バックドアネット(マグネットタイプ)
まず最初におすすめしたいのが、アウトドアブランド・フィールドアのバックドア用ネット。汎用サイズなので車種を問わず使いやすく、価格も手ごろ。「まず1枚買うなら、迷わずこれ」と言えるバランスの良さでした。バックドアを全開にしてネットを張ると、車内の風通しが本当に別物になります。
汎用サイズで軽自動車からミニバンまで幅広く対応
マグネットで装着が速く、隙間ができにくい
中央のファスナーで、張ったまま出入りできる
買う前に知りたかった…虫除けネット、選び方の5つのポイント
ここからは、僕が失敗しながら学んだ「選ぶときにチェックすべきポイント」を5つにまとめます。ネット選びで後悔したくない方は、ここだけでも押さえておいてください。
① どの窓に使うのかを最初に決める
車用網戸は、フロントドア用・サイドドア用・小窓用・バックドア用と、取り付ける場所によって形が全然違います。まずは「自分がどこを開けて換気したいのか」を決めるのが第一歩。運転席・助手席まわりを開けたいならドア用、風通しを最大化したいならバックドア用、というふうに、目的から逆算して選ぶと失敗しません。
② 取り付け方式(マグネット式かクリップ式か)
固定方法は大きくマグネット式とクリップ式に分かれます。かつてはクリップで車体に留めるタイプが主流でしたが、最近はマグネット式が増えてきました。マグネット式はクリップ式に比べて車体との隙間が少なく、そのぶん虫の侵入を防ぎやすい。設置もパッと終わるので、これから買うならマグネット式がおすすめです。
③ メッシュの細かさ(網目のサイズ)
蚊は5mmほどの小さな虫で、栄養を求めて隙間があればどんどん入ってきます。網目が粗いと、せっかく張っても小さな虫は通り抜けてしまう。1.5mm前後の細かいメッシュだと、小さな虫までしっかりブロックしてくれます。「防虫」と名乗っていても網目には差があるので、ここは意外と見落としがちなポイントです。
④ 隙間なくフィットするか(サイズ感)
これがいちばん大事かもしれません。網戸そのものの性能が良くても、車体とのあいだに隙間があれば虫は普通に入ってきます。汎用タイプは多くの車種に対応する反面、車によっては余りや隙間が出ることも。車種専用設計のものは、窓枠にぴったり収まって隙間ができにくいのが強みです。「汎用の手軽さ」か「専用のフィット感」か、ここは自分の車と相談ですね。
⑤ 収納しやすさ・設営の速さ
車中泊のスポットに着いてから、毎回ネットを設営することになります。ここで手間取ると、そのあとの食事や車内でのくつろぎ時間が削られてしまう。折りたためばコンパクトに収まる収納袋付きのもの、そしてサッと張れるものを選ぶと、日々のストレスが減ります。
これらを踏まえて、僕が実際に使ってきたおすすめを次から紹介していきます。
【結論】3種類使い比べて分かった、本当に使える虫除けネット3選
先に結論から。用途別に整理すると、僕のおすすめはこの3つです。
コスパ最強なら → FIELDOOR 車用網戸 バックドアネット(マグネットタイプ)
大開口で風通し重視なら → Y.WINNER 車用網戸 バックドア用(強力マグネット)
窓・サイドドアの手軽さなら → 汎用ウインドーネット(サイドドア用・2枚組)
「とりあえず最初の1枚」ならコスパ重視のフィールドア、「バンやワゴンで思いっきり風を通したい」ならY.WINNER、「バックドアを全開にはしたくない、ドア窓だけ開けたい」なら手軽なサイドドア用、という選び分けです。次から1つずつ詳しくレビューしていきます。
コスパ最強なら「FIELDOOR 車用網戸 バックドアネット」
適合車種 汎用タイプ(軽自動車〜ミニバンまで幅広く対応)
取り付け箇所 リアゲート(バックドア)
素材 メッシュ生地
取り付け方法 マグネット式/クリップ式(2タイプから選択可)
開閉 両面スライドファスナー
収納袋 付属
僕がいちばん使用頻度が高いのが、このフィールドアのバックドア用ネットです。汎用サイズなので車種を問わず使えて、価格も手ごろ。「まず1枚試してみたい」という入門用にちょうどいいんですよね。
実際にミニバンで使っていますが、バックドアを全開にしてネットを張ると、車内の風通しが一気に変わります。エンジンを止めたあとの、あのモワッとした蒸し暑い車内が、サーキュレーターと組み合わせると外気温と同じくらいまで下がってくれる。これだけで真夏の車中泊の快適度が桁違いに変わりました。
クリップ式とマグネット式の2タイプから選べますが、僕のおすすめはマグネット式のほう。装着が圧倒的に速いし、隙間も出にくいんです。ただし正直に書いておくと、リアゲートダンパー(バックドアを支える棒の部分)がある車だと、そこに干渉することがあります。僕の車では、ダンパーに巻き付けるように固定する必要があって、最初のセッティングだけ少し試行錯誤しました。とはいえ、一度コツをつかめば毎回サッと張れます。
中央にファスナーが付いているので、ネットを張ったまま荷物の出し入れや出入りができるのも地味に便利。トイレに立つたびにネットを外す…なんて手間がないのはありがたいです。
おすすめポイント:
汎用サイズで多くの車種に対応、初めての1枚に最適
マグネット式なら設置が速く、隙間ができにくい
張ったまま出入りできるファスナー付きで扱いやすい
こんな人におすすめ:
まず手ごろな価格で車用網戸を試してみたい人
軽自動車やミニバンで、車種を問わず使える汎用品がほしい人
バックドアを開けて風通しを良くしたい人
大開口で風通し重視なら「Y.WINNER 車用網戸 バックドア用(強力マグネット)」
適合車種 汎用タイプ(バン・ワゴン・SUV・キャンピングカー向け)
取り付け箇所 リアゲート(バックドア)
サイズ 幅約1620mm×高さ約1520mmの大判
素材 メッシュ生地
取り付け方法 強力マグネット(30個以上同梱)
開閉 両面スライドファスナー
収納袋 付属
「とにかく風を通したい」「開口面積の広いバンやワゴンで使いたい」という人に強くおすすめなのが、このY.WINNERのバックドア用ネット。幅・高さともに1.6mクラスの大判で、大きなバックドアをまるごと覆えるのが最大の魅力です。
僕が驚いたのは、付属の磁石の数。30個以上のマグネットが同梱されていて、ドア枠の金属部分に沿って一つずつ留めていく仕組みなんですが、これががっちり固定されて安心感がある。多少の風でめくれることもなく、隙間もできにくい。「マグネットが弱くてすぐ落ちる」というありがちな不満とは無縁でした。
バン系の車で使うと、大開口を活かして本当に別世界の風通しになります。エブリイやハイエースのようなワゴン・バンだと、この開放感は一度味わうと戻れないレベル。キャンプと組み合わせて、車の後ろにタープを連結して過ごすときも、ネットを張ったままバックドアを開けっぱなしにできるので、虫を気にせずのんびりできます。
ひとつ注意点を。生地の色が濃いタイプは、雨などで濡れると色落ちする場合があるという声もありました。急な雨のときは早めに取り込むか、濡れたら陰干しでしっかり乾かすなど、少し気をつけて扱うと長持ちします。
おすすめポイント:
1.6mクラスの大判で、大きなバックドアをまるごとカバー
30個以上の強力マグネットでがっちり固定、めくれにくい
開口面積が広く、風通しは文句なし
こんな人におすすめ:
バン・ワゴン・SUVなど開口の大きな車で使いたい人
とにかく風通しを最優先したい人
キャンプでバックドアを開けっぱなしにして過ごしたい人
窓・サイドドアの手軽さなら「汎用ウインドーネット(サイドドア用・2枚組)」
適合車種 汎用タイプ(伸縮生地で幅広い車種に対応)
取り付け箇所 サイドドア(前席・後席の窓)
素材 伸縮性のあるメッシュ生地
取り付け方法 ドアにかぶせるだけ(かぶせ込み式)
開閉 ドアの開閉で対応
収納袋 付属(折りたたみ収納可)
「バックドアを全開にするほどじゃないけど、ドアの窓だけ開けて風を入れたい」。そんなときに活躍するのが、サイドドア用のウインドーネットです。左右2枚組で売られていることが多く、前席・後席の両方をカバーできるのもうれしいポイント。
このタイプの何がいいって、とにかく取り付けがラク。伸縮性のある生地でできていて、開けたドアの上からスポッとかぶせるだけ。工具もマグネットの位置合わせもいらないので、車中泊初心者でも数十秒で装着できます。使わないときは折りたたんで付属の袋にしまえば、収納スペースもほとんど取りません。
僕がこのタイプを気に入っているのは、「ちょっとだけ換気したい」場面での気軽さです。真夜中にトイレに立ったあと、車内の空気がこもっているな…というとき、サイドドア用ならサッと張ってサッと外せる。バックドア用を毎回セットするのはちょっと大げさ、という日常づかいにぴったりなんですよね。
ただし、伸縮生地でかぶせるタイプは、車種やドア形状によってはフィット感に差が出ます。ミラーの根元まわりなど、わずかな隙間ができることも。神経質な人は、隙間ができる部分にタオルを詰めるなどのひと工夫をすると安心です。バックドア用ほどの完全防御ではないぶん、手軽さで割り切って使うのが正解だと思います。
おすすめポイント:
ドアにかぶせるだけの簡単装着、初心者でもすぐ使える
左右2枚組で前席・後席の両方をカバーできる
折りたためばコンパクトに収納できる
こんな人におすすめ:
バックドアではなく、ドアの窓だけ開けて換気したい人
設営の手軽さを最優先したい車中泊初心者
サブの1枚として、気軽に使える網戸がほしい人
こんなシチュエーションならこれを選べば間違いない
ここまで読んで「結局どれ?」となった方のために、シーン別にまとめておきます。
とりあえず最初の1枚がほしいなら → FIELDOOR バックドアネット(汎用・コスパ重視)
バンやワゴンで風通しを最大化したいなら → Y.WINNER バックドア用(大開口・強力マグネット)
ドアの窓だけ手軽に開けたいなら → 汎用サイドドア用ウインドーネット(かぶせるだけ)
キャンプでバックドアを開けっぱなしにしたいなら → Y.WINNER などバックドア用の大判タイプ
軽自動車で使うなら → 汎用のバックドア用か、車種にフィットするサイドドア用
年に数回だけの車中泊なら → 手軽なサイドドア用で十分
まず1枚選ぶならバックドア用、そこにサイドドア用を足していくと、換気のパターンが増えて快適さがぐっと上がります。
買う前に気になること、全部答えます
Q. 車用網戸の相場はいくらくらい?
A. 汎用のバックドア用やサイドドア用なら、3,000円前後から手に入るものが多いです。車種専用設計のものや、大判・高品質なものになると4,000〜6,000円ほどが目安。まずは手ごろな汎用タイプから試して、自分の使い方に合わなければ買い足す、という流れがおすすめです。
Q. 初心者にもおすすめできる?
A. はい、むしろ初心者ほど1枚持っておくべきアイテムです。夏の車中泊で虫に悩まされるのは、初心者もベテランも同じ。取り付けが簡単なマグネット式やかぶせ込み式を選べば、設営でつまずくこともほとんどありません。
Q. 虫除けネット選びで一番重要なポイントは?
A. 「隙間なくフィットするか」です。ネット自体の網目が細かくても、車体とのあいだに隙間があれば虫は入ってきてしまいます。マグネット式は隙間ができにくいので、防虫性能を重視するならマグネットタイプを選ぶと失敗しにくいですよ。
Q. 100均グッズで自作しても大丈夫?
A. コストを抑えたい気持ちはわかりますが、正直あまりおすすめしません。100均のメッシュ生地を貼るだけだと隙間だらけになりやすく、蚊は普通に侵入してきます。自作するなら、大きめに作って隙間を残さないこと、マグネットは布やテープで保護して車体を傷つけないことが最低条件。手間と仕上がりを考えると、専用品を買ったほうが結果的にラクなことが多いです。
Q. マグネット式は車体に傷がつかない?
A. 基本的には問題ありませんが、砂やホコリを挟んだまま貼り付けると擦り傷の原因になります。装着前に接触面をサッと拭く、マグネットに保護布が付いていないタイプは布を1枚かませる、といった配慮をすると安心です。レンタカーやキャンピングカーのレンタルで使う場合は、返却時に跡が残っていないか必ずチェックしましょう。
Q. 走行中も付けたままでいい?
A. いいえ、走行中の装着は絶対にやめてください。マグネットやネットが外れて飛んでいくと、後続車への危険や思わぬ事故につながります。網戸はあくまで停車・駐車して車中泊する時だけ使うものと考えてください。
Q. カメムシも防げる?
A. 網目の細かいメッシュを隙間なく張れば、カメムシの侵入もかなり防げます。ただしカメムシは光に集まる習性があるので、車内の照明を落とす、ドアの開閉を最小限にするといった対策も合わせると効果的です。もし入り込んでしまっても、刺激すると臭いを出すので、そっと紙などですくって外に逃がすのがおすすめです。
Q. 網戸があれば締め切って寝ても安全?
A. 網戸は換気のための道具ですが、車内を完全密閉した状態での火気使用は危険です。特にカセットコンロやガス機器を車内で使うと一酸化炭素中毒のリスクがあります。調理や暖房で火を使う場合は、必ず十分な換気を確保し、就寝時は車内で火気を使わないようにしてください。網戸で虫を防ぎつつ、空気の通り道はしっかり確保するのが安全な使い方です。
虫除けネット選びで後悔しないために
最後に、大事なところをもう一度おさらいします。
夏の車中泊で快適に眠るには、換気が欠かせません。でも窓を開ければ虫が入ってくる。この矛盾を解決してくれるのが車用の虫除けネットで、僕自身、これを導入してから夏の車中泊のつらさが本当に激減しました。
選ぶときのポイントは、「どの窓に使うか」を決めること、隙間ができにくいマグネット式を選ぶこと、そして車体にしっかりフィットするサイズを選ぶこと。この3つを押さえれば、大きな失敗はまずありません。
用途別のおすすめをもう一度まとめておきます。
コスパ最強で、まず1枚なら → FIELDOOR バックドアネット(マグネットタイプ)
大開口で風通しを最大化したいなら → Y.WINNER バックドア用(強力マグネット)
窓だけ手軽に開けたいなら → 汎用サイドドア用ウインドーネット
そして忘れてはいけないのが、安全とマナー。マグネットで車体を傷つけない配慮、走行中は絶対に使わないこと、車中泊が禁止されている場所では宿泊しないこと、そして車内で火気を使うときは必ず換気すること。このあたりに気を配れば、周りにも自分にも優しい車中泊ができます。
たった1枚のネットで、夏の車中泊は本当に別物になります。虫に悩まされてきた方は、ぜひ自分の車と使い方に合った1枚を見つけてみてください。ぐっすり眠れる夜が、きっと待っています。
