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できないことがある人ほど、誰と組むかでビジネスは広がる

24年間、小資金マーケティングを専門として活動している菅智晃です。小資金で年商1億円事業を6つ構築した経験を踏まえて、運営12年目のマーチャントクラブでの出来事や、実体験で得た考え方をお届けしています。

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一人で全部やろうとするから、ビジネスが止まってしまう。

自分には、まだスキルが足りない。そう感じて、商品やサービスづくりの手が止まってしまう人は少なくありません。

デザインができない。動画編集ができない。サイト制作ができない。文章を書くのが得意ではない。広告運用も分からない。システムも作れない。

だから、まだ自分にはサービスを作れない。

そう考えてしまう気持ちは分かります。AIが代替してくれる部分は増えたものの、これでいいか?という選択と決断はまた別問題。

個人事業主や一人社長として活動していると、どうしても自分一人で何でもできなければいけないように感じる瞬間があります。特にお金に余裕がない時期ほど、人に頼むことが怖くなります。

外注する余裕がない。誰に頼めばいいか分からない。自分で覚えた方が早い気がする。

そうやって、気づけば全部を自分で抱え込もうとしてしまいます。

けれど、ビジネスは一人で全部できる人だけが作れるものではありません。

大切なのは、自分が全部できることではなく、お客さんに必要な価値を届けることです。ここを間違えると、いつまでも準備が終わりません。

あれも覚えなければ。これもできるようにならなければ。もっと勉強してからでなければ。その間にも、お客さんの悩みは目の前にあります。

必要としている人がいる。困っている人がいる。自分なら、その人の状況を理解できる。何を届ければ助かるかも見えている。

それなのに、実作業のスキルが足りないからといって止まってしまうのは、少しもったいないと思うのです。

以前、僕の周りでもWEB制作(15年前)が必要になる場面がありました。

ビジネスを教えていると、どうしてもサイトやページが必要になることがあります。お客さんに何を伝えればいいか、どんな流れで見せればいいか、どんな導線が必要か。そこは分かる。

ただ、HTMLを教えたり、制作方法を一つひとつ伝えたりしていると、とても時間がかかります。今でこそAIで代用できることは増えましたが、当時はそうもいきませんでした。

その時に思ったんです。

これ、自社でWeb制作サービスを持てばいいのではないか、と。もちろん、僕自身が制作の実務を全部やるわけではありません。

制作できる人を探す。実績を見る。必要なら小さく試す。原価を確認する。その上で、自分のサポートや設計を組み合わせてサービスとして届ける。

この形なら、お客さんにとっても分かりやすいと思いました。単に制作できる人を紹介するだけだと、お客さんは不安になることがあります。

誰に頼めばいいのか。どこまで伝わるのか。自分のビジネスに合ったものになるのか。完成後にどう使えばいいのか。

制作物そのものだけではなく、その前後に不安があるわけです。

そこに、自分が関われる余地があります。

お客さんの状況を理解する。何が必要かを整理する。制作する人とつなぐ。全体の流れを見る。必要に応じて、使い方や見せ方もサポートする。

実作業は別の人が担当していても、価値は作れます。

ここが、サービスづくりの面白いところです。

物を売る場合は、どうしても価格で比べられやすくなります。同じ商品なら、安い方が選ばれやすい。

一方で、サービスは組み合わせ方によって価値が変わります。

制作だけなら制作サービス。文章だけなら文章サービス。相談だけなら相談サービス。でも、そこに設計、サポート、導線づくり、お客さん理解が加わると、単なる作業代行ではなくなります。

誰のために、何を、どう使える形にするのか。

この視点が入るだけで、サービスの価値は変わります。

自分にすべてのスキルがないことは、必ずしも弱みではありません。できる人と組めるなら、それはビジネスの広がりになります。

自分はお客さんの悩みを理解している。相手は制作や実務ができる。お客さんは、必要なものを分かりやすく受け取れる。

この三者が噛み合うと、自分一人では作れなかった価値が生まれます。

もちろん、人と組む以上、責任はあります。

ここを軽く考えてはいけません。

相手の実力を確認する。お客さんに何を提供するのかを明確にする。どこまでが自分の役割で、どこからが相手の役割なのかを整理する。品質を見てから届ける。

こういう確認は必要です。

自分ができないから、誰かに全部任せる。

これは丸投げです。

自分は何を理解し、何を設計し、どこに責任を持つのか。その線を持った上で、できる人の力を借りる。

ここが大きな違いです。

一人で全部やらないことと、責任を放棄することは別です。ここを分けて考えられると、ビジネスの選択肢は広がります。

たとえば、今ならAI活用でも同じことが起きています。

AIを使えば、文章も作れる。画像も作れる。資料も作れる。企画も整理できる。便利になった一方で、使いこなす人と、道具に振り回される人の差も出ています。

AIが使えるかどうかだけではなく、誰の何を助けるために使うのか。

そこが見えている人は、AIをサービスの一部にできます。見えていない人は、ツールを触って終わってしまう。

結局、道具やスキルそのものよりも、お客さんの悩みをどう理解しているかが問われます。

自分に足りないスキルがある時、道は大きく2つあります。

一つは、自分で身につけること。

最低限の理解があることで、判断できるようになります。だから学ぶことは大切です。

もう一つは、できる人と組むこと。

全部を自分で習得しようとすると時間がかかりすぎる場合、こちらの方が現実的なこともあります。

個人事業主や一人社長は、時間も体力も限られています。

全部を覚えようとして、肝心のお客さんに届ける時間がなくなってしまっては本末転倒です。

自分がやるべきこと。人に任せた方がいいこと。一緒に作った方が価値が高くなること。この切り分けができるようになると、ビジネスはかなり動きやすくなります。

自社サービスという言葉を聞くと、自分一人でゼロから作ったものを想像する人もいるかもしれません。

でも、必ずしもそうではありません。

自分が設計する。自分が価値を伝える。自分がお客さんとの接点を持つ。自分が責任を持って届ける。

その上で、実作業は得意な人と組む。

これも立派なサービスづくりです。

世の中の社長が、すべての実務スキルを持っているわけではありません。

料理ができない飲食店オーナーもいます。プログラムを書けないIT企業の経営者もいます。デザインできない広告会社の代表もいます。

それでも事業が成り立つのは、誰に何を届けるかを決め、必要な人と組み、価値が届く仕組みを作っているからです。

小さな事業でも同じです。

一人だから全部やらなければいけない。そう思い込む必要はありません。むしろ、一人だからこそ、誰と組むかが大事になります。

自分にないスキルを持つ人と組めば、自分のサービスの幅は広がります。自分の経験と、相手の技術が合わされば、お客さんに届けられるものも変わります。

その時に必要なのは、立派な組織ではありません。

まずは小さく試すこと。

一度、自分の案件でお願いしてみる。サンプルを作ってもらう。やり取りの感覚を見る。品質を見る。約束を守れる人かを見る。

いきなり大きなサービスにしなくていい。

小さく試しながら、信頼できる人を見つけていく。この順番なら、無理なく始められます。

一方で、仕事を振れなかったら申し訳ないと感じる人もいます。その優しさは悪いものではありません。

ただ、相手も一人の事業者であることが多いです。

あなた一人からの仕事だけで成り立っているわけではなく、複数の仕事先を持っていることもあります。仕事が入ればありがたい。入らない時期があっても、すぐに関係が終わるわけではない。

そういう距離感で付き合えることもあります。もちろん、期待させすぎないことは大切。

毎月必ず仕事を出せるわけではない。まずは必要な時に相談したい。品質が合えば、一緒に提供していきたい。最初から正直に伝えれば大丈夫です。無理に大きく見せる必要はありません。

できないことがある。

そう思うと、自分の可能性が狭くなったように感じるかもしれません。でも、見方を変えると、それは誰かと組む入口でもあります。

自分にないものを持っている人がいる。
自分が見えていない部分を形にできる人がいる。
自分一人では届けられなかった価値を、一緒に届けられる人がいる。

そう考えると、できないことは終わりではありません。

新しい組み合わせを探すきっかけになります。

もし今、スキルが足りないから止まっている企画があるなら、すぐに諦めなくていい。自分が全部できるようになるまで待たなくてもいい。まずは、この部分を一緒に形にしてくれる人はいないかと考えてみる。

その問いだけで、止まっていたビジネスの見え方は変わります。

一人で全部できないことは、恥ずかしいことではありません。お客さんに価値を届けるために、誰かの力を借りる。そこに責任を持てるなら、それは立派な事業づくりです。

できないことを責めるより、誰と組めば喜ばせられるかを考える。その視点を持てた時、止まっていた仕事はもう一度動き出します。

全部できないことは、弱さではありません。誰かと価値を作れる人になるための入口です。

最後までお読みくださりありがとうございました!


自分にすべてのスキルがなくても、ビジネスは作れます。むしろ、自分の経験値だけでビジネスを作ろうとする方が難しいこともあります。

一人で考えていると、自分が担うべきことと、誰かと組んだ方がいいことの切り分けが見えにくくなるものです。

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菅智晃|実体験から仕事のヒントを得るnote 最後までお読みくださりありがとうございました!経験を積むほどに学びと挑戦に貪欲になっています。またぜひ見に来てください。そして繋がりましょう!