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今の仕事を、ただの生活費稼ぎで終わらせない考え方

24年間、小資金マーケティングを専門として活動している菅智晃です。小資金で年商1億円事業を6つ構築した経験を踏まえて、運営12年目のマーチャントクラブでの出来事や、実体験で得た考え方をお届けしています。

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理想の仕事に近づく人は、目の前の仕事を雑にしない

本当にやりたい仕事がある人ほど、現状にモヤモヤすることがあります。

もっと自分らしい働き方がしたい。
もっと喜ばせたい人に届けたい。
もっと意味のある商品やサービスを作りたい。

頭の中には理想がある。

それなのに現実では、生活のための案件をこなし、目の前の売上を作るために動き、自分が本当にやりたいこととは少し違う仕事にも向き合っている。

この状態になると、ふと考えてしまうんですよね。

自分は何をやっているんだろう、と。

独立して20年以上、個人事業主や一人社長の相談を受けてきました。その中で何度も見てきたのが、この理想と現実の間で立ち止まる姿です。

やりたいことがないわけではない。
むしろ、やりたいことはある。

だからこそ、今の仕事が遠回りに見えてしまう。

この感覚は、真剣に自分の仕事を考えている人ほど抱えやすいものだと思います。

理想があるから、今との差が見える。
目指したい未来があるから、目の前の仕事に違和感が出る。
もっとこうしたいという思いがあるから、今の自分に焦りも出る。

その違和感自体は、悪いものではありません。

むしろ、仕事に対してちゃんと向き合っている証拠。気をつけたいのは、その違和感によって、今の仕事を全部ダメなものとして見てしまうことです。

・本当は別のことがしたい。
・こんな仕事をしている場合ではない。
・もっと理想に近いことだけをやるべきではないか。

そう思い始めると、目の前の仕事から何も持ち帰れなくなります。

そして、それは少しもったいない。理想の仕事に近づく人は、今の仕事を雑に扱いません。これは、今の仕事を何でも肯定しましょうという話ではありません。

合わない仕事もあります。
無理に続けなくていい仕事もあります。
心や体を削ってまで抱えなくていい仕事もあります。

それでも、今の仕事の中に、未来の自分を助ける材料があるかもしれない。この視点は持っておいていいと思うのです。

理想のビジネスを、いきなり完成形で作れる人は多くありません。

知識が足りない。
スキルが足りない。
人脈が足りない。
資金が足りない。
実績が足りない。
販売経験が足りない。

やりたいことはあるのに、今の自分ではまだ届かない。

この距離に気づいた時、多くの人は落ち込みます。

・まだ早いのかもしれない。
・もっと勉強してからの方がいいのかもしれない。
・自分には向いていないのかもしれない。

そうやって、動く前に止まってしまう人もいます。けれど、本当に必要なのは、理想を捨てることではありません。今できるところまで、理想を下げて考えることです。

たとえば、今の仕事が理想そのものではなかったとしても、そこには現場があります。

お客さんが何に悩んでいるのか。
どんな言葉で反応が変わるのか。
何を不安に感じているのか。
どこで申し込みを迷うのか。
どんな時に信頼が生まれるのか。

これらは、頭の中だけで理想を描いていても見えにくいものです。

現場にいるから見える。
お客さんと向き合っているから分かる。
売ろうとして、届けようとして、うまくいかなくて、ようやく気づく。

そういうことがビジネスにはたくさんあります。

僕自身も、最初からすべてが理想通りだったわけではありません。かなり働いていた時期もありました。今振り返れば、決して楽な状態ではなかったと思います。

それでも、その時間がただ苦しかっただけかと言われると、違います。

この先に何かがある。

今やっていることが、どこかで自分の理想につながっていく。

そんな感覚があったから、踏ん張れたのだと思います。

人は、ただ忙しいだけでは消耗します。

同じ忙しさでも、その先に未来が見えているかどうかで、心の持ち方は変わります。

これはただの作業なのか。
それとも、何かを積み上げている時間なのか。

この違いは大きいです。

ライスワークという言葉があります。

生活のための仕事。
目の前の売上を作るための仕事。
現実を支えるための仕事。

一方で、ライフワークという言葉もあります。

自分が本当にやりたい仕事。
人生をかけて取り組みたい仕事。
自分らしく価値を届けられる仕事。

多くの人は、ライスワークを嫌がります。

生活のために働いている自分を、どこかで否定したくなる。目の前の案件をこなしながら、こんなことがしたかったわけではないと感じる。自分らしい仕事をしている人を見ると、焦りが出るなど…

その気持ちは分かります。

けれど、ライスワークそのものが悪者なのではありません。苦しくなるのは、その仕事がどこにもつながっていないように見える時です。

今の仕事から何を得るのか。
どんな経験が残るのか。
誰と出会えるのか。
どんな力が身につくのか。
どのタイミングで次の形へ変えていくのか。

この問いを持てると、目の前の仕事の意味が変わります。

ただの生活費稼ぎではなくなる。
ただの作業ではなくなる。
ただの案件消化ではなくなる。

未来の自分を作る材料になります。

たとえば、うまくいかなかった仕事。

あの時、なぜ売れなかったのか。
なぜ伝わらなかったのか。
なぜ続かなかったのか。
なぜ自分は苦しくなったのか。

そこには、次に活かせる情報があります。

逆に、少しでも喜ばれた経験。

どんな言葉で反応が変わったのか。
どんな提案で安心してもらえたのか。
どんな関わり方で信頼が深まったのか。

これも、自分の型を作る材料になります。

理想の仕事は、いきなり完成品として目の前に現れるものではありません。

今の仕事の中で見えた違和感。
お客さんとの会話で気づいたこと。
売れなかった理由。
喜ばれた瞬間。
もうやらないと決めたこと。
もっと深めたいと思えたこと。

そうしたものが少しずつ集まって、自分の仕事の輪郭が見えてきます。だから、今の仕事が理想と違うからといって、すぐにダメだと決めなくていい。

その仕事を通して、自分は何を持ち帰るのか。
ここを見てほしいのです。

個人でビジネスをしていると、どうしても隣の人がよく見えます。

あの人は好きなことを仕事にしている。
あの人は発信がうまい。
あの人は商品づくりが上手。
あの人は楽しそうに仕事をしている。

比べ始めると、今の自分の仕事が色あせて見えることもあります。けれど、その人にも積み重ねてきた時間があります。

最初から理想の形だったわけではないはずです。

見えないところで、ライスワークの時期があったかもしれない。

うまくいかない仕事を通して、お客さんの悩みを知ったのかもしれない。
遠回りに見える経験が、今の言葉や商品に変わっているのかもしれない。

表に見えている結果だけを見ると、そこまでの過程が見えなくなります。理想に近づく人は、今を飛ばしているわけではありません。今の経験を、未来につなげています。

ここを間違えると、やりたいこと探しが現実逃避になってしまいます。

もっと自分らしい仕事がしたい。

この気持ちは大切。けれど、今いる場所で何を持ち帰るかを考えないまま次へ行っても、同じ悩みを繰り返すことがあります。

お客さんを見ていない。
売る経験が足りない。
自分の強みが言語化できていない。
何が喜ばれるのか分かっていない。

この状態で理想だけを追いかけても、形になりにくい。だから、目の前の仕事を雑にしないことです。

今の仕事は、未来の敵ではありません。
扱い方によっては、未来の味方になります。

理想の仕事に向かう途中で、ライスワークの時期があるのは珍しいことではありません。

大事なのは、その時期をどう意味づけるかです。

・生活のために仕方なくやっている仕事で終わらせるのか。
・未来のライフワークにつながる経験として持ち帰るのか。

この差は、あとから大きくなります。

今の仕事の中で、

お客さんの悩みを一つ深く知る。
喜ばれた言葉を一つ見つける。
自分が大事にしたい価値観に気づく。
もうやらないと決める基準を持つ。

そうやって、目の前の現実から材料を集めていく。やがてその材料が、自分にしか作れない仕事につながっていきます。

ビジネスは、自分の経験が誰かの役に立つ瞬間から面白くなります。

その経験は、きれいな成功談だけではありません。

苦しかった仕事。
迷った時間。
思うようにいかなかった案件。
遠回りに見えた日々。

そこにも、誰かの役に立つ言葉や視点が眠っています。

理想の仕事に近づきたいなら、今の仕事を雑にしないこと。

今を無理に肯定しすぎる必要はありません。違和感があるなら、その違和感も大切にすればいい。けれど、今の仕事から持ち帰れるものまで捨ててしまうのは、もったいないと思うのです。

目の前の仕事は、未来の自分への素材集です。

理想と違うからといって、雑に扱わなくていい。

今日の仕事の中にも、お客さんの悩み、喜ばれた言葉、自分の違和感、次に進むためのヒントがあります。

今はまだ、それが何につながるのか分からないかもしれません。それでも、目の前の仕事から何かを持ち帰ろうとしている人は、ただ忙しいだけでは終わりません。

僕自身も、最初から理想の形で進めてきたわけではありません。

遠回りに見える時期もありました。思うように進まない時期もありました。
それでも、そこで出会った人や、現場で悩んだことや、必死に考えた時間が、今の自分の仕事を作ってくれました。

だから僕は、今の仕事にモヤモヤしている人にも、簡単にそれは意味がないとは言いたくありません。

そこには、未来の自分を助けてくれる材料があるかもしれないからです。

理想の仕事は、ある日突然、完成品として目の前に現れるものではありません。

今日の仕事から一つ持ち帰る。
明日の仕事から一つ気づく。
うまくいかなかった経験から、一つ学ぶ。

その積み重ねの先に、自分にしか作れない仕事が少しずつ見えてきます。

今の仕事を、未来の自分の材料に変えていく。そう思えた時、目の前の現実は、ただ耐えるものではなく、次の自分を作る場所に変わっていきます。

焦らなくていい。でも、雑にしなくていい。

今日の仕事の中にも、未来につながる種はあります。それを見つけながら進んでいける人は、きっと自分の仕事を、自分の手で作っていけます。

僕もまだま道半ば、課題もたくさんありますが、初心を忘れずに邁進していきます。

最後までお読みくださりありがとうございました!


理想の仕事に近づくには、今の仕事をどう未来につなげるかを考えることが大切。ですが、一人で考えていると、目の前の仕事の意味や、自分の経験の活かし方が見えにくくなることもあります。

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菅智晃|実体験から仕事のヒントを得るnote 最後までお読みくださりありがとうございました!経験を積むほどに学びと挑戦に貪欲になっています。またぜひ見に来てください。そして繋がりましょう!