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自分のために頑張れない人は、喜ばせたい誰かを決めればいい。

24年間、小資金マーケティングを専門として活動している菅智晃です。小資金で年商1億円事業を6つ構築した経験を踏まえて、運営12年目のマーチャントクラブでの出来事や、実体験で得た考え方をお届けしています。

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一人だと止まる企画は、誰かを喜ばせる約束で動き出す

モチベーションが続かない。

個人で仕事をしていると、この悩みにぶつかる人は多いと思います。

やるべきことは分かっている。発信した方がいいことも分かっている。商品やサービスを作った方がいいことも、企画を進めた方がいいことも分かっている。

それでも、手が止まることがあります。

そもそもモチベーションで仕事をしないという回答が、WEBでは目立ちますが、理解できるものの、早々割り切れない人も多いのではないでしょうか。

今日は少し疲れた。もう少し準備してからにしよう。まだ人に見せられる状態ではない。今週は忙しいから、来週から本気を出そう。

自分との約束は、意外と簡単に先延ばしできます。

誰にも迷惑がかからない。誰にも待たれていない。今日やらなくても、表面的には何も起きない。

そういう状態だと、人は思っている以上に止まれてしまいます。

これは、意志が弱いというだけの話ではありません。人は、自分のためだけに頑張ることが、案外むずかしい生き物なのだと思います。

もちろん、自分のために頑張ることは大切です。

将来のため。収入のため。家族のため。理想の働き方のため。自分の人生を良くするため。

頭では分かっています。

けれど、自分のためにやりなさいと言われても、心が動かないことがあります。

子どもの頃に、これはあなたのためなんだから勉強しなさいと言われた時の感覚に少し近いかもしれません。自分のためならとことんサボる。僕はそういう子供でした。

正しいことは分かる。でも、正しさだけでは動けない。

僕自身、起業初期の自分に一言だけ伝えられるとしたら、人を巻き込もうと伝えたいと思っています。

当時の僕は、何でも自分一人でやろうとしていました。知識もない、人脈もない、お金もない。それでも、自分の中だけで何とかしようとしていた。

結果として、なかなか進まない時期がありました。

自分一人でやっていると、サボっても困るのは自分だけです。今日やらなくても、誰かに怒られるわけではない。約束した相手もいない。

だから、止まれてしまう。

ここが怖いところです。

その後、僕が少しずつ動けるようになったのは、人を巻き込むようになってからでした。

企画に参加してくれる人がいる。待ってくれる人がいる。喜ばせたい人がいる。そうなると、自分一人の都合だけでは終われなくなります。

これはプレッシャーでもあります。

でも、そのプレッシャーが自分を動かしてくれることもあります。

人は、自分のためだけでは頑張れなくても、誰かのためならもう一段踏ん張れることがあります。

・この人に必要とされたい。
・この人に喜んでもらいたい。
・この人たちを驚かせたい。
・参加してよかったと思ってもらいたい。

そういう相手が見えた時、ただの作業だったものに感情が乗ります。

僕のビジネスの主軸には、この感覚がかなりあります。

面白いオファーを作る。サプライズを考える。喜んでもらうために企画を立てる。これは、売上を作るためだけにやっている感覚とは少し違います。

もちろん、ビジネスなので売上は大切です。成果を出すことも大切です。お金をいただく以上、価値を届ける責任があります。

それでも、売上だけを見ていると、僕はどこかで面白さを失ってしまうところがあります。

誰が喜ぶのか。誰が驚くのか。誰に届けたら、その人の表情が変わるのか。そこが見えた時に、企画は急に動き出します。

モチベーションが続かないと悩む時、やる気を上げる方法を探す人は多いです。そこで、気合いを入れる。環境を変える。朝活をする。締切を作る。ご褒美を用意する。どれも役に立つことはあります。

ただ、それでも続かない時は、そもそも誰を喜ばせたいのかが見えていないのかもしれません。

自分のためにやるべきことは分かっている。

でも、目の前に相手がいない。喜ぶ顔が浮かばない。待ってくれている人の存在を感じられない。

その状態では、行動が義務になりやすい。逆に、相手が見えると、同じ作業でも意味が変わります。

今日の発信は、ただ投稿数を増やすためではなく、あの人の悩みに届くかもしれない。

この企画は、ただ商品を作るためではなく、参加してくれる人に喜んでもらうためにある。

この案内文は、ただ申し込みを増やすためではなく、迷っている人が一歩判断できるように書く。

こう見えた時、仕事は少し血が通います。

僕は、モチベーションという言葉に少しだけ違和感を持つことがあります。

もちろん、やる気が上がる日もあれば、下がる日もあります。人間なので当然です。

でも、経営者として仕事をしていると、モチベーションが下がったのでやりませんとは言いにくい場面があります。

お客さんがいる。参加者がいる。協力してくれる人がいる。自分の言葉を信じて待ってくれている人がいる。そうなると、やる気があるかどうかだけでは済まなくなります。

ここで必要になるのは、覚悟です。

少し厳しい言い方に聞こえるかもしれません。

でも、覚悟というのは、気合いで根性を出せという意味ではありません。

自分は何を引き受けるのか。誰に対して責任を持つのか。どこまで届けると決めるのか。この線を自分の中に持つことだと思っています。

起業初期の僕にも、ゆらゆらしていた部分はたくさんありました。

お金もありませんでした。特別なスキルもありませんでした。自分のビジネスが立派に整っていたわけでもありません。

それでも、就職という選択肢はありませんでした。1mmもよぎりもしなかった。

4畳半ほどの小さな部屋でも、自分は経営者だという感覚を持っていました。今思えば未熟なところだらけでしたが、それでも、自分でやっていくと決めていたのだと思います。

その覚悟があったから、モチベーションが続くかどうかだけで考えずに済んだのかもしれません。

ただ、ここで大事なのは、覚悟を一人で抱え込むことではありません。

むしろ、一人で抱え込むから止まりやすい。人を巻き込むことで、覚悟は形になります。参加者を集める。発売日を決める。相手に声をかける。待ってくれている人を作る。

こうすると、もう自分の頭の中だけの話ではなくなります。自分一人なら、やめても誰にも気づかれないかもしれません。でも、人を巻き込んだ企画はそうはいきません。

だからこそ、動ける。これは、怖さでもあります。でも、ビジネスを前に進める力にもなります。

人を巻き込むというのは、ただ誰かを利用することではありません。自分がラクをするために、相手を使うことでもありません。

むしろ逆です。

相手に関わってもらうからこそ、こちらも本気になる。

参加してくれた人に、出てよかったと思ってもらいたい。申し込んでくれた人に、来てよかったと思ってもらいたい。声をかけた人に、信じてよかったと思ってもらいたい。

この感覚があるから、手を抜けなくなるのです。

だから、モチベーションが続かない人は、やる気の出し方だけを探す前に、喜ばせたい相手を決めてみるといいと思います。

誰に届けたいのか。誰の悩みを少しでも軽くしたいのか。誰に参加してよかったと思ってもらいたいのか。

相手の顔が見えた瞬間に、行動の理由が変わります。

もちろん、それですべてが簡単になるわけではありません。

面倒な作業はあります。怖い場面もあります。うまくいかないこともあります。でも、ただ自分のために頑張るより、誰かを喜ばせるために動く方が、もう少し粘れることがあります。

自分一人ならサボっていたことも、待っている人がいると思うと進められる。自分一人なら出さなかった企画も、楽しみにしてくれている人がいると思うと形にできる。自分一人なら諦めていたことも、あの人に喜んでもらいたいと思うと、もう一度考えられる。

そういう力が、誰かの存在にはあります。

個人事業主や一人社長は、孤独になりやすいです。

自由に見える一方で、決めるのも自分、進めるのも自分、止めるのも自分です。だからこそ、自分を動かしてくれる相手を持つことは大切です。

それはお客さんかもしれません。仲間かもしれません。家族かもしれません。企画に参加してくれる人かもしれません。まだ会ったことはないけれど、いつか届くかもしれない読者かもしれません。

その誰かを思い浮かべるだけで、仕事の意味は少し変わります。

僕は、ビジネスは人を喜ばせるための自己表現でもあると思っています。

自分の経験を使う。自分の得意なことを使う。自分の考え方を使う。それを、誰かが少し前に進むきっかけに変えていく。

そこに面白さがあります。

だから、ただ自分が頑張れるかどうかだけで悩まなくていい。頑張れない自分を責め続けるより、喜ばせたい誰かを見つける方が、ずっと現実的なことがあります。

やる気は波があります。気分も変わります。自信がある日もあれば、急に不安になる日もあります。それでも、あの人に届けたいという気持ちは、波の中でも残ることがあります。

この企画を楽しみにしてくれている人がいる。この話を必要としている人がいる。この商品で助かる人がいる。

そう思えると、完全なやる気がなくても手を動かせることがあります。僕にとって、人を巻き込むことは、自分を追い込む方法でもありました。

でも、それ以上に、喜ばせたい人を見つける方法でもありました。

その人たちがいたから、企画を作れた。その人たちがいたから、サボりそうな自分を動かせた。その人たちがいたから、面白いオファーやサプライズを考えるようになった。

今振り返ると、起業初期の自分に必要だったのは、もっと強い意志ではなく、もっと明確な誰かだったのかもしれません。自分のために頑張れない時は、ダメな人間だと決めつけなくていいと思います。

人は、自分一人のためだけでは動きにくい日があります。

でも、誰かの顔が浮かぶと、少し力が戻ることがある。あの人に喜んでもらいたい。あの人に必要とされたい。あの人に、これは助かったと言ってもらいたい。

その気持ちは、きれいごとではなく、かなり強い行動理由になります。

モチベーションが続かないという悩みは、もしかすると、やる気の問題ではないのかもしれません。

まだ、喜ばせたい相手がはっきり見えていないだけかもしれない。まだ、自分一人の約束で終わっているだけかもしれない。まだ、誰かを巻き込む前の、頭の中の企画で止まっているだけかもしれない。

だから、いきなり大きなことをしなくてもいいと思います。

まずは一人だけ決めてみる。

この人に読んでほしい。
この人に来てほしい。
この人の悩みを少し軽くしたい。

そう思える相手を一人だけ置いてみる。

その人に向けて、今日の発信を一つ書いてみる。止まっていた企画のタイトルだけでも書き直してみる。伝えたいことを、まだ下書きでもいいから出してみる。

一歩目は、それくらい小さくていいと思います。

自分のためだけでは動けない日があっても、誰かのためなら少し手が伸びることがあります。

それは弱さではありません。

人と関わりながら仕事を作る人にとって、とても自然で、とても強い行動理由です。喜ばせたい誰かが見えた時、止まっていた仕事にもう一度温度が戻ります。その小さな温度が、今日の一歩目を作ってくれることがあります。

最後までお読みくださりありがとうございました!


モチベーションが続かない時、必要なのは気合いや根性だけではないかもしれません。

誰に届けたいのか、誰を喜ばせたいのか、どんな人を巻き込むことで自分も動けるようになるのか。そこが見えるだけで、行動の理由が変わることがあります。

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菅智晃|小さな事業を長く続ける技術 最後までお読みくださりありがとうございました!経験を積むほどに学びと挑戦に貪欲になっています。またぜひ見に来てください。そして繋がりましょう!