僕たち人間は「喜ばせたい人」がいるだけで、誰もが120%の力を出せる。

23年間、小資金マーケティングを専門として活動している菅智晃です。小資金で年商1億円事業を6つ構築した経験を踏まえて、運営12年目のマーチャントクラブでの出来事や、実体験で得た考え方をお届けしています。
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当たり前じゃない日常の中で、思い出したこと。
昨年、祖母が100歳を迎えて市から表彰をされていました。
元気な様子で安心していたのですが、先日から急激に体調を崩したと連絡がありました。100歳なので何が起きても不思議ではありません。
こういう話は「心の準備」もなく、得てして突然やってくるものです…。
医者の話では、あまり長くはないとのこと。頭の中でいろいろな想いが交錯する中、仕事の調整をして、近々で祖母がいる新潟へ向かう事にしました。
子供の頃は、長期休暇のたびに祖母の家に行って、たくさん可愛がってもらいました。祖父母が中心となって、僕を含めて8人の孫が集まる場所。
従兄弟と遊ぶ時間や、祖父母が営むスーパーでお菓子をもらったり、夜遅くまで騒げるあの空間は、僕にとって特別なものでした。祖母の元には大勢の人が集まる。その集まる環境下で笑顔が溢れる。
僕が独立して、白紙のキャンパスに自由に描く未来も、祖母がくれた愛情が幼いながらに根付いたのかもしれません。
改めて45歳になった僕が、祖母を紹介するならば「人を喜ばせる天才」。
そもそも世の中のおじいちゃん、おばあちゃんは孫に優しいですが、それ以上に喜びをくれる存在。思い出補正もあるかもしれませんが、僕は本当にたくさんの喜びをもらいました。
今振り返ると、その影響は大きかったと感じています。
学校生活も、その後の独立してからのビジネスライフでも共通していて、「家族・仲間・お客さん」など、対象は変わる事があれど、「喜ばせてもらう側より、喜ばせる側のほうが満たされる」ということを実感しました。
そしてこの感覚は、祖母から貰った「心のカタチ」の1つ。
人は、誰かを喜ばせたいと思った瞬間に、普段以上の力を出せる生き物だと思いませんか?100%ではなく、120%の力が出てしまう。そんなスイッチを、僕は誰もが持っていると思っています。
例えば、自分のためにやるとなった時、宿題でも仕事でも、つい後回しにしてしまうことがあります。自分のことだから、まあいいかと。
でも、誰かのためになると話は変わる。
娘の誕生日の前日、サプライズのために徹夜で部屋を飾り付けたり、演出を考えたり。喜んでほしいという気持ちが、自発的な行動に繋がります。
妻が体調を崩した時もそうです。
慣れない料理をレシピを見ながら作り、必要なものを調べて買いに行き、少しでも早く良くなるように動く。言われなくても、自分から動き出す。
これが人の本来の力だと思います。
ビジネスも同じです。
「やらなきゃいけない」と思っているうちは、なかなか力が出ない。でも「この人に喜んでほしい」と思えた瞬間、行動の質が一気に変わる。
我ながら「綺麗事を書いている」ような気恥ずかしさもありますが、綺麗事と思われた時点で、その人たちは土俵に上がってきません。そして、結果を出せば周囲の反応は180度変わる事を何度も経験してきました。
誰を喜ばせたいのか。
その対象が明確になるだけで、行動のスピードも、粘り強さも、工夫の質も変わってくる。
家族かもしれない。
仲間かもしれない。
お客さんかもしれない。
市場かもしれない。
その「誰か」がいるから、人は踏ん張れるし、工夫できるし、続けられる。僕は祖母から、「人を喜ばせることの力」をたくさん受け取りました。そして今、それが自分の仕事や生き方の軸になっています。
だからこそ思うんです。
自分のためだけで頑張ろうとしなくていい。
誰かを喜ばせたい。
その気持ちに素直になるだけで、人は想像以上の力を発揮できる。そしてその積み重ねが、結果として自分自身の人生を豊かにしていく。そんなことを、改めて感じています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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