なぜ男性は恋愛から撤退するのか:マチアプという「弱男製造機」と司法の女割
何度繰り返しても止むことのない、令和日本社会の女性優遇のすべて。
序章:27歳、絶望。29歳、聖域。― 属性がもたらす「人生イージーモード」の正体
インターネット上で広く拡散された、とある有名な4コマ漫画がある。
そこに描かれているのは、27歳まで「漠然と死にたかった」と語る女性が、わずか2年後には結婚と懐妊を手にし、全肯定の幸福の中にいる姿だ。
読者の大多数は一度は目にしたであろうあの4コマである。
この描写には、現代日本における「女の人生イージーモード」の全てが凝縮されている。それがゆえに我々の心を掴んで離さない。
1. 属性による「生存のオートパイロット」
この漫画において、主人公の女性がその虚無感を克服するために、どのような血の滲むような努力をし、どのような社会的成果を出したかは一切描かれない。必要なのは、ただ「女という市場価値」があるうちに、誰か(男性)に選ばれることだけである。
男性であれば、27歳で「死にたい」と虚無に陥っている者は、自力で這い上がるか、さもなくば社会の底辺へ沈んでいく。しかし、女性には「お気持ち」に寄り添い、経済的・社会的な「聖域」へとエスコートしてくれる男性が常に用意されている。これが、「穴モテ」という絶対的な生存のセーフティネットである。
2. 「男女逆」が成立しない不条理
この物語の性別を逆転させてみれば、その異常性は明白だ。27歳で虚無感を抱え、何ら社会的基盤のない男性が、28歳で経済力のある女性に「救済」され、29歳でその保護の下で平穏を得る――。そんな物語が、現実味を持つ「感動の成功体験」として消費されることはまずない。ラノベやなろう小説や美少女アニメの中、つまり男性向けフィクションにしか存在しない。
男性には「生存の権利」を誰かから無償で与えられる特権など存在しない。常に「何を提供できるか」という有用性のみで判断される。対して女性は、その「存在(属性)」だけで人生を劇的に好転させる「まん◯パワー(性的・生殖的優位性)」を行使できる。
3. 不都合な真実への「沈黙」
最も注目すべきは、この構造に対して女性側が徹底して「沈黙」を守っている点だ。
彼女たちは、自分がこの「非対称なイージーモード」の恩恵を受けていることを自覚している。しかし、それを認めれば現在の「被害者としての権利」や「ハラスメントによる保護」という特権が揺らぐ。都合の良いときだけ「お気持ち」を主張し、その特権構造が露呈しそうになると沈黙を貫く。つまり、弱者を装い続けることによって、強者であり続ける。
この序章から始まる本論は、この一見「心温まる物語」の裏に隠された、男性に対する徹底的な収奪と、司法・社会システムが加担する「不平等の極致」をいつも通り、白日の下にさらすものである。
第1章:マチアプという「尊厳の粉砕機」― 課金型自己否定のメカニズム
現代の恋愛市場において、マッチングアプリはもはや「効率的な出会いの場」ではない。それは、男性が自らの労働対価(身銭)を投じ、その見返りとして「自尊心の破壊」を受け取るという、極めて歪な負の再生産装置と化している。
1. 数値が示す「絶望的な非対称性」
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