「作り笑顔」に疲れてしまった君へ。「感情的不協和」を考える
新入社員らが入ってきて、それなりの時間が経つ。
彼ら彼女らをみていて感じたことがあるので、書いてみようと思う。
どこにでも、「無理に笑顔を作る子」がいる。
本人は「無理して笑顔を作っている」ことがバレているなんて、
思わないだろう。
作り笑顔をする理由は、人それぞれ、さまざまな理由があるだろう。
なぜ、常に作り笑顔をする人いるのだろう。
なぜ、作り笑顔というものは、わかりやすいのだろう。
これについて、いろいろ考えてみた。
「笑顔」は、本来、とても強いコミュニケーションである。
患者さんを安心させる。
場の空気を和らげる。
相手に敵意がないことを伝える。
薬局の現場でも、「笑顔が大事」と言われることは多い。
しかし、その一方で、
「無理に笑顔を作っている人」
というのも、現場には確実に存在する。
そして不思議なことに、
本人は自然に振る舞っているつもりでも、
周囲にはかなり高い確率で伝わっている。
なぜだろう。
今回は、この「作り笑顔」について、
少し心理学的に考えてみたい。
「笑顔」には種類がある
実は心理学では、
笑顔には大きく分けて二種類あると言われている。
一つは、本当に感情が伴った自然な笑顔。
もう一つは、
社会的に必要だから作る笑顔である。
有名なのが、「デュシェンヌ・スマイル(Duchenne smile)」という概念だ。
本当に楽しい時、人間は口元だけでなく、
目の周囲の筋肉まで自然に動く。
逆に、作り笑顔では、
口角は上がっていても、
目が笑っていないことが多い。
だから、人は意外と簡単に、
「この人、無理しているな」
と察知してしまう。

これは人間が、
表情を読む能力を非常に高度に発達させてきたからとも言われている
もちろん、マスクを着用しているために、無理に目元だけで笑顔を表現しようとしている可能性もあるが。
なぜ、人は無理に笑顔を作るのか
では、なぜ人は、
無理をしてまで笑顔を作るのだろうか。
理由はいくつもある。
まず多いのは、
「嫌われたくない」
という心理だ。
特に若いスタッフほど、
怖い人と思われたくない
感じ悪いと思われたくない
空気を悪くしたくない
という意識が強い。
つまり、
「笑顔を作ることで、自分を守っている」
のである。
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