これなら納得!〜科学がつきとめた引き寄せの法則
著者自身が劣悪な環境から自分の人生を変えた
めっちゃ気になる引き寄せの法則ですが、ぶっちゃけ怪しいじゃないですか!そんなこと可能なの?オカルトでしょ?って。
この本は、そんな引き寄せの法則を科学的に解明すべく書いた本とのことです。
著者は脳機能を研究している医師で、脳を変えていくことで、幸福を引き寄せていける、と説きます。
脳には可塑性があるため、脳の構造を変化させることは可能である。
たとえ現在、どんなに不幸で希望のない環境にいたとしても、脳が変わることで傷ついた心は徐々に治癒され、現実が変わっていく。
そのことを、自らの経験をもとに語っていました。
著者自身、ネバダの砂漠地帯の貧しい家で生まれ、父はアルコール依存症、母はうつ病、家では始終夫婦喧嘩が起こるなど、環境的には恵まれていなかったそうです。
ある日もいつものように両親が夫婦喧嘩を始め、幼い著者はいたたまれなくて家を飛び出しました。
その時、たまたま入ったMagic Shop(手品道具屋さん)でとあるおばさんと出会い、会話をする中で、徐々に心を回復していったのだそうです。
そして後に大学に進学し、医師の道を進むことになります。
脳機能を研究するようになり、あのときおばさんが教えてくれたことは、脳科学的にとても意味のあることだったと知ったのだそうです。
人は自らの脳を変えることにより現実を変え、人生を変えていける
脳の構造をいかに変えるかの具体的な方法は本書に詳しく書かれていますが、脳の構造が変わる仕組みをざっくり言うと、
ポジティブなイメージを思い描くと、脳はそれを現実と認識し、そのイメージをもとに脳の構造を変える
脳の構造が変わると現実の見え方も自分の思考も変わる
ということだと思います。
以下は、この本から私が学んだことを、こういうことかな?と私の言葉で書いていくので、著者の言いたいこととズレる可能性があると思います。
いまいちピンとこないんだけど?と思う方は是非本書を手に取ってください。
以前ご紹介した「メンタル脳」でも解説されていましたが、私たちが現実だ、環境だ、と思っていることは、実は脳が作っているイメージに過ぎません。
私たちは周りの環境そのものを把握することはできず、目や手が見たり触れたりして感知したデータをもとに脳が合成したイメージを、現実だと感じています。
ここで大切なのは、脳で合成するイメージは、感知したデータに基づかなくても、いわゆる想像することによっても作ることができるということです。
そして、脳はその想像したイメージも、現実だと認識します(梅干しを思い描くと唾液が分泌されるのが有名な事例ですよね)
以上の脳の機能からすると、「思考は現実化する」は、ごく当然のことを言っていることになります。
大抵の人にとって、与えられた環境は、決して完璧なものではないでしょう。
そんな中で漫然と生きていれば、脳が漫然と感知したデータをもとに作成されたイメージだけが現実となり、それを嘆いて悲観的な感情で更にそのイメージを強化し、不安は強くなり、恐怖となり、人は坂道を転げ落ちるように不幸になっていきます。
そんな状態からは早く脱しなければいけません。
「メンタル脳」にあった通り、強い不安と恐怖は、脳が、「ぼく死んじゃいそう!」と思った時に惹起される感覚で、それを感じると、人は逃走か闘争以外の全機能を停止する緊急体制に入ります。そして、逃走も闘争もできない状況と判断されると、「死んだふり」をしてやり過ごそうとするので、なんの行動もできなくなってしまいます。
本当に目の前に猛獣がいて、死の危険があるならば、大切な機能ですが、そういう状況でないにも関わらず、しょっちゅうこれが発動されては、生活に支障が出てしまいます。
私たちは今の状況が決してそういう類の危険のある状況ではなく、まだいくらでも希望はあること、どんなに素晴らしいこともこれから実現可能であること、を、イメージして、脳に伝えなければなりません。
たとえどんなに悲惨な状況にいたとしても、私たちは自分の力で素晴らしいイメージを想像することができます。
悲惨な現実に悲惨だ!と嘆く感情をフィードバックするのではなく、その現実から一歩距離を置き、ポジティブなイメージを想像してみる。
脳にとっては、目で見た現実も、想像した現実も、同じものです。
目で見た現実により惹起される不安感や恐怖が、想像した現実を脳に提示することによりやわらげられていきます。
そして、脳は、ポジティブなイメージを現実として前提にする思考をするように変化していきます。
というのも、脳には可塑性があり、神経節をどんどんつなぐことによりいかようにでも変化することができるからです。
脳に限らず、人間の体は実のところどんどん物質が入れ替わり、変化しています。
私たちが揺るがない現実と思っていることは、脳のイメージに過ぎないという意味でも、自分の体という物質的な意味でも、実のところ極めて曖昧で、流動的で、変化し続けているものだということを、よくよく理解しないといけません。
そのようにして、引き寄せの法則は科学的に実践可能なのではないか、ということなのだと思います。
生きていれば不安は必ず生じる。その時こそチャンスと思ってポジティブなイメージを想像しよう!
はたから見てどんなに恵まれていると羨まれるような人にも、必ず不安は生じます。
不安は、「笑顔で餓死しないため」の、人間の本能だからです。
でも、不安を感じた時こそチャンスです!
その不安が強くなり、恐怖にまで育たないうちに!
こんな良いことが起こるよ!
こんな素敵な出会いがあるよ!
などなどの素敵なポジティブイメージを想像しましょう!!
そうすることによって不安と恐怖に囚われることなく、上機嫌でウキウキ生きることができます。
それこそが本当の意味の幸福であり、人が目指すゴールなのではないでしょうか。
何が起きても、どんなに悲惨な状況に陥っても、素晴らしいイメージを想像して上機嫌で生きるようにする。
これが、人生における、一生続けるべき修行だと思うのです。
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