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クスノキ出版活動記録 #06:街の本屋さんから、一枚のプリントを受け取った日。

こんにちは、クスノキ出版の楠柾です。

本日は、どうしてもnoteにだけ残しておきたい、一通の手紙のお話です。

想像の何倍もの熱量

先日、『少年探偵のデジタル・スケッチパッド』を加須の外にも知っていただくために、はじめてお知らせ(プレスリリース)を発信することにしました。

その準備の中で、加須駅前で配架してくださっている老舗書店——カサモ関口商店さん——に、「もしよろしければ、書店さんのお立場から一言コメントをいただけませんでしょうか」と、思い切ってお願いしました。

書店さんには、書店さんのご商売があります。
日々のお忙しい中、「書いてくれ」とお願いしてしまうことが、どれほどのご負担になってしまうだろうか——。正直、お願いをした後も気がかりでした。

その後、約束の日にお店に伺うと、お店の方から、一枚のプリントを受け取りました。

——そこには、想像の何倍もの熱量が、ありました。

全文を、そのまま

実際のプレスリリースには、紙幅の都合で一部を抜粋してご紹介させていただきました。

けれど、いただいた全文を読み返すたびに、「これは、絶対に全文のかたちで、どこかに残しておかなくてはならない」と思わずにはいられませんでした。

以下、いただいたコメントを、そのまま、全文引用させていただきます。

地元(加須)の本屋として、地域の皆さんにずっと愛される存在であるためには何をするべきか。時代の流れと共に、本屋の在り方・求められ方も日々変化しています。

その課題と常に向き合う中、この『少年探偵のデジタル・スケッチパッド』との出会いは、まさに、これからの加須の本屋としての未来を感じさせてくれる作品でした。
街並みや、特産物も含む今の加須を、リアルに反映された舞台で、現代っ子ならではのデジタルを駆使し、主人公が謎を解く!そこには人と人との繋がり、地元を愛する心、未来への希望、様々な要素が加わり、物語を盛り上げてくれています。

このような本と、子供のころに出会えていたら、何かが変わっていたかも知れない!
読書が今より好きだったかも知れない!
地元がもっと好きだったかも知れない!
地元の特産物や名物にもっと誇りを持てたかも知れない!
将来の夢が変わっていたかも知れない!

様々な可能性が頭の中で次々と沸き起こりました。
加須の子供たちにぜひこの作品を届けたい!
加須をもっと好きになる機会にもなるかも知れない!
加須の良さをもっと発信していきたい!
たくさんの期待を込めて、店頭でおすすめしております。

カサモ関口商店コメント

問いに、真剣な人にしか

何度も読み返すうちに、冒頭の一文がずっと頭から離れませんでした。

「地元の本屋として、地域の皆さんにずっと愛される存在であるためには何をするべきか」

これは、推薦文の決まり文句ではありません。
カサモ関口商店さんが、日々のお仕事の中で、ずっと抱え続けてこられた問いなのだろうな——と、行間から伝わってきました。

そして、その問いに、小説の側がどれだけ答えられたのか——それは、書いた私自身にも、正直なところ分かりません。

けれど、ひとつだけ、この手紙を読んで思ったことがあります。

地域に愛される本屋であるために何をすべきか——そう問い続けてきた書店さんだったからこそ、『少年探偵のデジタル・スケッチパッド』という一冊の物語の中に、「未来を感じさせてくれる作品」という答えを見出してくださったのだと思います。

加須の街並み。ジャンボ鯉のぼり。特産物。デジタルを駆使する今の子どもたち。人と人との繋がり。地元を愛する心。未来への希望。

書いた私が意図したもの、意図しなかったもの、全部をひっくるめて、カサモ関口商店さんが「加須の本屋の未来」という文脈で受け止めてくださった。

ありがたいことだな、と思っています。

そして、このコメントの最後にある、

たくさんの期待を込めて、店頭でおすすめしております。

——この一文に込められた温度を、noteを読んでくださっているすべての方に、そのまま届けたくて、今日、このnoteを書きました。

カサモ関口商店さんの郷土資料コーナー

店頭で、あの熱量を

『少年探偵のデジタル・スケッチパッド』シリーズを、面出しで置いてくださっています。

  • 店舗名:カサモ関口商店さん

  • 所在地:〒347-0066 埼玉県加須市本町12-41

  • Instagram@kasamo_books_stationery

加須にお越しの際は、ぜひ、お立ち寄りください。
店頭で、あの熱量を、ぜひ感じていただければ嬉しいです。



📚 マガジン「ひとり出版の生存戦略」

加須市のひとり出版社・クスノキ出版が、地元の本屋・図書館・コミュニティFM・読者の皆様と少しずつ繋がりながら、シリーズを育てていく過程を書き残しています。よろしければシリーズ全記事もどうぞ。

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