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本屋での迷子時間を減らしたい

大型書店はわくわくする。
大きな森に迷い込み、頭がパンクするまで彷徨う。

それは、目的が「回遊」のとき。

けれど欲しい本が決まっているとき。
「今朝新聞に載っていたあの本」を探しに来たとき。
その森は、途端に負担になる。

検索機という便利なものはある。
でも、正直わかりづらい。

わたしの働く書店にも検索機がある。
印刷された紙を手に、店内を歩き回るお客様は日常の風景だ。
声をかけたい。
でも人員削減でまずは自分の業務がある。
通り過ぎるたび胸が痛む。

「まずは自分で探してみます」
そう背中に書いてくださっているような優しさに
感謝しながら品出しをする。

やがて声がかかる。
「ごめんなさいね、地図を見てもわからなくて」
いいえ。
ごめんなさいはこちらです。

わたしも地図が苦手です。
まずレジを探して、紙を回転させて、現在地を確認する。(方向音痴です)
もっと、わかりやすくできるはずなのに。

ジャンル看板を、ショッピングモールの駐車場のように色分けできないだろうか。
検索機の地図とリンクさせられないだろうか。

今は一台しかない検索機。
しかも、少しポンコツ。

一人で探そうとしてくださるお客様の優しさが、
報われない気がしてしまう。

会社の方針は、スマホアプリでの検索。
でも、その地図もモノクロでわかりづらい。
アプリならカラーにできるのに。
俯瞰の写真にだってできるのに。

せめてジャンルごとに、色でリンクできたら。
「柱3本目を右です」よりも、
「オレンジのエリアです」と言えたら。

これが、わたしの空想の“ベスト”ではない。
現実可能ラインの“ベター”。

そして、いちばん現実的な落としどころは——
アプリのQRコードを、
エプロンのポケットに忍ばせておくこと。

案内ポスターまで歩かせずに済み、ダウンロードまで見届けることができる。
「お手数ですが、こちらから検索していただけますか?わからなければ、またお声がけくださいね。」

明日は勤務日。
やってみよう。

小さな改善。
でも、迷子の時間を少し減らせるなら。

小さな改善コツコツと。
カラーで分かりやすくできたら。お金かかりますね💰

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