旅行のお話し part3
またもやちょっと間が空いてしまいまして
みんさん、こんにちは。すっかり暖かくなって春めいてきました。と思ったらまたまた寒の戻りでめっちゃ寒くなり。寒さが苦手なのでもう寒さには飽き飽きです。
ようやく投稿を再開させていただいたのにまた少し間が空いてしまいました。引っ越し直後で片付けがなかなか進まずそれに追われて‥‥。言い訳でございます。すみません。空気ビニール製品に関してが主なテーマでありますけど、合間合間にグルメや旅行についてのお話しも挟むお約束ですので、今回は旅についてのお話しです。(上の扉写真は北海道の広大な十勝の田園風景です。)
北の大地、北海道の旅について。
今日の旅のお話しは・・・。わたしは父親が北海道の生まれでその縁もあって北海道に旅行するのがとても好きです。結婚前の身軽な頃はカメラ機材を担いで北海道の広大な風景の撮影をする為によく旅行していました。とりわけ道央の有名な観光地の美瑛・富良野と道東地域がお気に入りでよく足を運んでいました。ここを旅行された事のある方も多いと思いますが、いずれも手つかずの雄大な大自然のある最も北海道らしいエリアです。
穀倉・酪農地帯の十勝
ある時(結婚前なので20年近く昔。)の春先に道東の十勝を旅しました。ここは北海道のそして日本の穀倉地帯と言われ、スケールの大きな農業地帯です。酪農も大変盛んで本州では見られないような巨大な牧場もたくさん点在しています。

そして牛乳のお話し。
旅の目的は酪農地帯であるがゆえにおいしいそして珍しい牛乳を飲みたかったからです。牛乳が好きなんです。
牛乳についての雑学ですが普段日本で日常、最も飲まれているのが高温殺菌牛乳です。これは搾乳された牛乳を大体130℃2秒間で殺菌したもので低コストで大量生産がきくので価格も安く一番店頭でよく目にする牛乳です。私達日本人が飲んでいる牛乳はほとんどこれです。ただし、味はコクが出ますが高温殺菌すると搾りたての本当のミルクとはかなり異なった味になってしまうそうです。中の成分が変化してしまうのでしょうね。
そして低温殺菌牛乳というものがあります。これは大体65℃30分間で殺菌したものでこちらの方は飲んでみると意外とあっさりしていてほんのりと甘みを感じ、こちらの方が搾りたてのミルクの味に近いと言われます。ただし高温殺菌牛乳より生産コストがかかるのでこちらはやや高価です。牛乳の味にこだわる欧米では普段飲む牛乳はもっぱら低温殺菌牛乳と聞きます。
更に低温殺菌牛乳の中でノンホモミルクというのがあります。牛乳の中には脂肪球という成分がありますが、これは上述の2つの牛乳では飲みやすいように細かく砕いてあるのに対しノンホモミルクはそれがなされていないので、器に注ぐと表面に薄いクリームの膜が張り、ちょっと飲みにくいですが、一層搾りたての牛乳に近くなります。味もクリームの膜を噛みながらという感じで、いつも飲んでいる高温殺菌とは相当違うものです。しかし、これは更に高価になるのでなかなか売っているお店を見かけません。よく探すのですが・・・。たまに見つけたら値札を見て驚いて棚に戻しています。
無殺菌牛乳とは
そして今回の本題。わざわざ十勝まで足を運んで飲みに行ったのが無殺菌牛乳と言うものです。これはその名の通り搾乳したあと加熱殺菌処理を一切しないでそのまま容器詰めにされた正真正銘、搾った牛乳の成分を全く変える事無くそのまま飲めるもので日本では唯一十勝の一か所の牧場でしか生産されていない貴重な物です。今でもそうだと思います。
ただし、加熱殺菌処理をしていないので消費期限は1日限りであの当時は遠方に出荷不可能で、売られているのは生産している牧場内と村内の道の駅だけという大変貴重な物です。
その牧場は中札内村といところにあり、私が訪問した当時は❝中札内レディースファーム❞という名称で今は❝想いやりファーム❞と変わっています。以下は当日のレポートです。
可愛らしい牧場
ここは名称でピンと来るかもしれませんが当時、牧場スタッフはほぼ全員女性だったそうです。今もそうではないかと思います。乗って来たレンタカーを駐車場に止めるとワンワンいいながら牧羊犬が走って来て運転席側の開いている窓枠に両前足をかけてくれました。歓迎してくれているようです。頭をなでてあげるとさっと踵を返してファーム内に走って帰って行きました。牧場の建物は白い外観にピンク色でペットマークが記されていて見るからに女性的な可愛らしい物でした。

この建物の写真の右寄りに小さく見える扉が牛乳を販売している店舗で、さっそく180ml入りの瓶牛乳をいただきました。価格は忘れてしましましたが少量生産の為か、かなり高価だったと思います。1本300~400円くらいしたかも。今はもっと高価なようです。
味は一言で言ってとにかく爽やかで美味しかったです。よく冷えてもちろんノンホモなので乳脂肪の膜が張っていて、かすかな甘みがあって滑るようにのどを通って行きました。美味しかったので高いけど2本飲みました。そして瓶を持って帰って来ました。その瓶の写真が以下です。

中に入っている牛乳は言うまでもなく別物です。瓶の写真写りを良くする為に今の市販の牛乳を注ぎました。

牝牛さんの乳房から搾って直接瓶に注いで冷やしただけのミルクというわけです。1日しか保存出来ないので、日本ではここだけでいただけるもので良い体験が出来ると言えそうです。私のプロフィールにも記していますがこのような変わった味を探し求めるのが好きでこんな感じのレポートをまだまだ書いて行きたいと思っています。
今現在、同ファームはホームページなどを見るとあいにく、訪問客を受け入れなくなっていて商品の販売も通販限定のようです。理由の詳細は定かではありませんが、新型コロナウイルスの影響もそうですし、インバウンドの大増加で色々運営上、難しい問題が生じているのかもしれません。この無殺菌牛乳は無殺菌生乳と名称を変え、保存技術の進歩もあってか遠方への出荷もある程度可能になって来ているようですが大変価格が上昇しているようです。でもまた、味わってみたいです。
おまけ話①
牧場内を散策すると犬小屋の親玉みたいなものがいくつも並んでいて、のぞいてみると生まれたばかりの仔牛ちゃんがいます。カーフハッチというものだそうで仔牛を育てるのに適した設備との事です。上の牧場の建物の写真の右端にたくさん並んでいます。写真を拡大して見ると確認出来るかと思います。中に居た仔牛ちゃんは生まれたばかりでまるでおもちゃのようにかわいく、差し出した指をしゃぶって来てとても人懐っこかったかったです。以下の写真です。


おまけ話②
そして、もう一つ究極の牛乳が存在しています。それは初乳です。説明は不要かと思いますが人間と同様、これは赤ちゃんが生まれたばかりのお母さんから出るミルクです。赤ちゃん牛はこれを飲んで母親から免疫を受け取る訳です。
ただ、この初乳は一般の人が口にする機会はまずありません。なぜなら分娩から5日以内の初乳は法令で出荷が禁じられていて、口に出来るのは酪農家の人達の特権です。このルールは仔牛さんの為にしっかりと初乳を確保する為だそうです。これを加熱してお酢やレモン果汁を入れると濃厚な牛乳豆腐という食べ物が出来るそうです。市販の牛乳でもこれは出来ますがやはりおいしさが違うとか。
以前、テレビでバラエティー番組を見た時、あるお笑い芸人の人がレポーターで牧場を訪問して、この初乳から牛乳豆腐を作る体験をしていたのですが、その前に牧場スタッフの人が搾った初乳をコップに入れてその芸人さんに試飲してもらっていました。
その初乳は見た目はどちらかというと黄色がかっていて飲んだ芸人さんは「なんか独特の風味と香りですね。」とかなんとか感想を述べていましたが、牧場スタッフは「まあ、どちらかというと血に近いものですね!」と答え、芸人さんは「うえっ、飲む前に言って下さいよ!」と顔が引きつっていました。スタッフの人も結構悪乗りですね。
今回のお話しはこんな感じです。最後までお読みいただきありがとうございます。次回の投稿の時もぜひまた、お越しいただけるとうれしいです。ではこれで失礼します。
