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Smiling 4th wall 〝¶″

そこで伺いたいのですが...
あなたは『s4』という言葉をご存じだろうか?
これは「smiling 4th wall」の略である。


知らない人は覚えておいた方がいい。
筆者は、低学歴だ。

あなたが今「エスフォー? 」と思っている事に関して、ひしひしと日本の教育の衰退を感じてしまう。危機感を持った方がいい。

教育とは、後世の為に希望を教えることである。その筋が通っていないものは教育ではない。

「smiling」とは笑うこと、笑みの意。
「4th wall」とは直訳すると第4の壁となる。
この壁とは何か。ここでさす「壁」は劇場で芝居をする劇者と観客との見えない壁の事を指す。
創作(空想)と現実の見えない壁である。



例えば、文庫本の漫画を読んでいる時に明確な壁を感じるはずだ。
紙に書かれた物語と現実の間には、次元を超えた隔たりがある。
その壁を超えてくる感動とはなんだろうか?
ニュアンスは違うが、イマジナリーラインを超えるともいう。

あるいは、文字を介して、絵を伝って、音楽を奏でて我々へ感動を運んでくる。
過去の言葉が時代を超えて、読者に語りささやく。心が揺れ動く瞬間がある。

それが「s4」だ。
この文字や記号(※)は、物語が微笑んでくれた瞬間を言葉にしてみたものだ。単なる微笑みではない。

言葉のイメージは浮かんだであろうか。
浮かばない人は聞いて欲しい。例えば、閉じた左目をイメージしてください。
想像の延長線上、その微笑む瞬間は第3の目でなければならない。



第3の目といえば、鉄壁の小窓からカウンターを狙うイメージがある。
その第3の目が、微笑みかけてくる瞬間を想像してもらいたい。
想像しづらい場合はこうしよう。単直に秘密結社イルミナティのプロビデンスの目が、こちょこちょされて笑っているのを思い浮かべてほしい。

微笑む目尻には、アニメで「美人の記号」と呼ばれる〝チョン″とした跳ね上がりがあったりするのだろう。
手塚治虫の描いた『三つ目がとおる』の作品内でも、その第3の目が笑うイメージはない。


そこを我々はつきたい。
こころの奥底につきささった日々の大小のイメージ(感動)を大切にしてもらいたい。
記憶に残る事は、心が揺れ動いた証だ。
そこには、ささやかな笑いがあったりする。
どうして大切にしてもらいたいか教えよう。
何故ならば、微笑みは、世界の共通言語と言われるからだ。微笑みには国も宗教も人種も必要がない。金属探知機にも反応しないし、どんなセキュリティにも引っかからない。
その共通の媒体の役割は何だろうか。世界に対して、初めは小さな波のようなもので影響はないかも知れない。
現段階でも十二分に世界はステキだと思う。いなステキなのだ。
しかし、更に良くなる可能性も秘めている。たとい自衛隊にs4の帽子を被らせて戦争がしたい訳でもない。我々は、愛想笑いを広めたいわけではない。
そんな事ではなく、ハチドリの一雫であっても、我々はS4が世界をより良くするきっかけになると信じている。

つまるところ、アナタの知っている様々な物語の感動をこれからも教えていただきたいですし、大切にしてください。
夢や希望、仕事であった嫌な事でもいいですし少しだけ面白おかしく語りかけてほしい。

現実と現実の間にも個々の人生があり、物語がある。
その見えない壁を超えて行こう。
これからも我々は、たくさんの言葉に触れていく。
これからも、感動したり落ち込んだりして行こうと思う。

次に、「s4」の4は〝for″ともかけている。Sには4つの意味と夢があるらしい。
その中の一つに、
「サイのツノのように ただ一人あゆめ」
とある。孤独に憤りを感じつつも前に進むのだ。

サイの最も前に位置するツノは、
足・心臓・眼球・風や重力によって前に進んでいく。
全てに支えられている事に感謝しつつ、無何有の郷を歩むのだ。


最後に、
「S4」


この言葉を元に、これからの旅や人生のお供に役立ててほしい。

御名御璽


エンドロールにかえて、私の好きな事について殴り書きます。
人に読んでいただくための文章ではないので悪しからず。

なぜ冒頭でエンドロールと言わせていただいたのか。それは動画の楽曲から、前半の文章は生まれているからです。
生まれたアイディアは、私の子どものようなもの。
生まれた生命はしっかりと育んでいきます。


動画は、草冠に言葉に音と書くアーティストが出した1stアルバムの6曲目です。
ジャンルとしてはHip Hopですが歌唱法としては16小節を基調に韻を踏む事でリズムをとるRapではなく、70年代のビートニクやポエトリーリーディングに近いと思います。年収で人を測るものではないですが、ライブで彼らは「やっと一億円稼げるようになった。俺たちを見つけてくれてありがとう」と言ってます。

インターネットが普及する前の話になります。1stアルバムを出す頃などは、今の彼らとは違います。バイトを首になり、借金をしてどうにか作品を世に出していたのです。

私は、この人の言葉選びが好きなので、ここに載せる事にしたのです。(もっといろんな人と好きなことを共有したい!)
彼らに言わせると、ものづくりは もはや信仰のようなもの。心をすり減らし残るもの
〝情熱″に対して
「お前のスタミナを試すぞ」
と自分自身に歌詞の中で問いかけたりと暑苦しいほどの力を感じる言葉選びが好きです。
動画の『孤憤』では、
「何か成し遂げたつもりじゃねえだろうな?」と問いかけてくれています。

【補足】
歌詞の中に出てくる「枚」「皿」とはレコードの事を指し、「針」とはレコード針の意。

「スクーラー」とは
Oldschool、1970〜1980年代中心となったブレイクやロック、ポップなどのダンス全般のこと。
Newschool、1990年代以降のHipHopやHOUSEなどが中心とされるダンス全般のこと。
Oldschoolより動きをくずした形で、自由に各ジャンルのステップや技なども取り入れたスタイルが特徴。


ただ明るい暗いしか言えねえ物書きには簡単に扱える代物じゃなえんだ
行動の前に諦めの言葉を書き溜めちまってるような奴は針を上げてくれ

『孤憤』THA BLUE HERB 作詞BOSS


背中を押してくれる詩なので私は好きです。
個人のアーティスト名がはじまりからBOSSなのも良いです。 

ここで簡単にHip HopのRapと日本文学の和歌を対比してみようと思います。 

日本の文学の平安時代のもの
『万葉集』が編纂された頃を「上代」と呼びます。
万葉集は、貴族の和歌を集めて編纂したものです。その言葉をみると、他の和歌を元に反語や引用として新たな和歌を作ったものが多いのです。
(ここで掛詞の技術は飛躍をみせます。)
現代で言えばサンプリング技術やオマージュと言われるものです。
日本人はもともとカタカナ言葉を使うまでもなく、そのままエコな民族なんです。
万葉集の中に、庶民の貧困の声をあえいだ
『貧窮問答歌』というものがあります。
私は、ここにHip Hopを感じます。
しかし、日本語には中国語や英語と比べて圧倒的に韻を踏む事が難しく、明治時代の著名な文学者の詩歌をみても韻ではなく散文の方式をとったものが多いのが特徴です。
対して漢文は、中国語の発音で読むとしっかりと韻でリズムがとられており、とても美しいです。
縄文の頃から、日本人はそこに劣等感があったのは否めません。米をつくり、どんぐりを拾っていた誇り高い平和な民族ですが、どうしても韻は踏めなかったのです。(ダサく感じたのでしょう)
そのおかげもあり五 七 五にもみれる俳句や短歌などの和歌が生まれています。

※私は日本の古代より文字があったという論に賛成の意見をとっています。というより確信しています。
「神代に文字はあらず」と語るしかなかった時代背景と本居宣長の真意に何故気づいてあげないのですか。
上代よりもっと前の日本の文字を否定する国学者は恥を知ってもらいたい。敗戦国であり、欧米や古代中国から続いた圧力があるのはわかりますが、そこは誇りを持って下さい。
難しい漢字から日本の文字はできたのではありません。
簡単なカタカナ、ひらかなの元となるものが古文書や石碑から見つかっています。簡単な文字から難しい文字が出来上がっていくのが自然の流れです。
国立国会図書館にも貯蔵されている『上記』ウヱツフミ;宮下文書にも書かれているとおりです。

話を戻します。
まず、Hip Hopとは音楽のジャンルではなく文化だという事を前提に話を進めます。
文化の発生については諸説ありますが、音楽の側面に注目するとサンプリングがあげられます。
サンプリングとは既存の曲の一部を切り取りドラムの打ち込みを組み合わせたりして新規の曲とする技術です。
これは、「良いメロディをずっと繋げたらいんじゃね?」です。
コード進行の中にAメロBメロなど言われるものがありますが、好きな瞬間を繋げたものがHip Hopです。
本当に諸説ありますが。その中でも私は貧困の中、壊れたレコードをどうにか聴こうとした所でスクラッチやサンプリング技術が生まれたという説が好きです。

そして今、奴隷制度という暗い歴史がありながらも、海を渡ってきたHip Hopによって日本人は韻を踏む楽しさを覚えるのです。
親父ギャグサイコーなのです。

冒頭のアーティストの作品、
THA BLUE HERB『孤憤』
この作品が伝えたいもの。
それは、凄まじく厳寒な荒野を、吹き荒れる夢なのです。

※韻については母音と子音だけでなく発声学も絡んでくるので、私は親父ギャグと言いましたが、これはこれでとても奥深いものとなっています。


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