アルルで出会い、ハルカスで再会したゴッホ
今日は、大阪あべのハルカスで開催されている、こちらを観に行ってきました

数ヶ月前からチケットの予約を入れて楽しみにしていたんです(˶◜ᵕ◝˶)
実はもともと、ゴッホに特別な興味があったわけではないのですが
今年三月に訪れた南フランスのアルルの旅がきっかけで、
ゴッホへの魅力に目覚めてしまいました
ゴッホゆかりの地、アルルは
本当に素敵な街でした


ゴッホがアルルに滞在していた理由は、熱狂的に憧れていた浮世絵から日本の面影をこの地で探していたからなのだそうですが…

どこを見ても(´・ ・`)

「日本とは全く違う…💦」

日本に行ったことのない彼が、プロヴァンスの青空や跳ね橋を見て「ここは日本のようだ」と感動していたなんて

なんだか嬉しいやら、悲しいやら複雑な気持ちになりました
( •︠ˍ•︡ )
こちらの橋は観光スポットの一つとなっていますので、意気揚々と写真を撮ったものの、実はこれ、ゴッホが見ていた本物の橋ではなかったようです ( ´^`° )

ゴッホが描いた跳ね橋は、とっくに失われていて、第二次世界大戦の戦火によって跡形もなく爆破されてしまっています
この日、私が目にした跳ね橋は、別の場所に奇跡的に残っていた、よく似た同世代の別の橋をわざわざ解体し、本来の場所から数キロ離れた場所に移築して再現したものなのだとか

それを知ったときは「あ、これレプリカだったんだ!」と少しズッコケるような、残念な気持ちになりました(◞‸◟ㆀ)
そして、アルルのフォーラム広場にある、こちらも有名な観光スポット、名作『夜のカフェテラス』のモチーフとなったカフェの前に立った時も、どこか複雑な気持ちになりました

夜のカフェテラス
実はゴッホの時代、お店の壁は黄色ではなかったようです

1990年代になり、ゴッホの絵のイメージに近づけるために、わざわざ黄色く塗り替えられた建物だそうで、観光客向けに人の手が入りすぎておりました
(。>ㅿ<。)
さらに寂しいことに、お店は近年トラブルによって営業を停止しており、今年中には解体されてしまうという悲しい現実を知りました

私が見たこの黄色いカフェは、これで見納めとなってしまったのです
ゴッホが本当に見つめていた本物の跳ね橋や夜のカフェテラスは、もう彼のキャンバスの中にしか残されていないのです
しかし、ゴッホが暮らしたアルルの街にいながら、彼の絵を観ることはできませんでした
「いつか必ず、彼が描いたキャンバスをこの目で観てみたい」と、ずっと想いを募らせていましたから、
今日あべのハルカスで対面したこの絵画が、よりいっそう愛おしく、かけがえのないものに思えてしまいました

若くして亡くなったゴッホさん

あなたの人生は苦しみばかりだったかもしれないけれど、あなたが遺した光は、時空を超えて今も私たちの心を照らし続けています
彼が亡くなった後にこれほど熱狂的なファンが生まれるなんて、本人は知る由もなかったのだと思うと、あまりにも切ないですが( ߹꒳߹ )
だからこそ、今日こうして彼の作品と向き合えた時間を、大切に心に残しておきたいと思いました
アルルの地でゴッホに魅了され、本を読み、どんどん引き込まれていった私
彼が命を吹き込んだ本物のキャンバスを前に

今の私の気持ちをここに、記しておきたいと思います
苦悩の人生を終わらせた今、
天国から世の中のゴッホファンを見ながら、幸せな気持ちでいてくれることと、信じたい。

― Vincent van Gogh ―
