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私の中のせかせかおじさんに尻を叩かれる話

「動いた分だけ成長すんねん、人は!」

『え!誰?』

「もうここも居心地が良くなってしもた。次のとこへ挑戦しに行かなあかん。毎日居心地が悪いとこにおらんと成長はできんのや」

『だからあなたは誰なんですか?』

「あー、わしか?名前は…んー、そんなもんどうでもええわい!とりあえずじっとしてたらあかん!居心地いい場所に居って、安心し始めたらあかんのや!次や、次ー!」


てな感じで、まったーりしてきたら、私の中のせかせかおじさんが急に暴れ出してくるんです(笑)


もー、また出てきたー!なにー?って思うけど、このせかせかおじさん(以下、せかおじ)は、急かして来るけど、必ず成長させてくれる。


私が『うーん、今ちょっと忙しんで、次の機会に…。』
なんて言おうもんなら


「はー!?次があると思ってんのが甘いねん!今しか無いと思って生きろ!」
と、とてつもない勢いで怒り出すし


『よく分かんないんで、ちゃんと理解してから挑戦します』
って説明してみても


「はーー!?何も知らんでええ!興味あるなら足突っ込んどけ。理解なんてやってみてからしか出来んわ!興味持ったんなら何でもやってみんかい!」


てな具合でいつもお尻を叩いてきて、弱気な私に喝を入れてくれる。


『はー、頑張ったぁー私。ちょっと休憩。ふぅ、心地いいな〜。』


「ピーー!心地ええだと?じゃあもうここは終わりやな。次や、次。」


『なんで?やっと最近慣れてきたんですよ?もう少し楽しませてください』


「あほう。慣れたちゅーことはもうここから学べるもんは少なくなっとんねん。また居心地の悪い場所探しや。ほれ、最近気になってる場所ないんか?


『えー?ないですよ』


「ほんまか!心地よくなってきたら余裕が出てきたちゅーことやからほんまは次挑戦したいこと見えてきとったはずやが。(ちらり)」


『…バレてる。(めちゃくちゃ小声)』


「あ!今聞こえたで!ほな、そこ行こ、今すぐ行こ」


『あっ、今?ちょ、ちょっと…待ってくださいよー』


みたいな感じで気付けばいつもせかおじのペースで色んなところに連れて行かれる。


でも、せかおじはすごい。


恥ずかしいとか、時間ないからとか、ぜーんぶそんな言い訳を取っ払ってくれて、挑戦したら必ず成果をくれる。


失敗だってそう。

「これもおまえさんが挑戦した成果や!失敗やない、発見や。これなー、嫌なもん思てるやろ?失敗や、最悪だとか。そんなことないでー。それをいっぱい集めたヤツから成功して行くねん。無傷でテッペン立つヤツなんかおれへん。あいつ見てみー?あの1位の表彰台立っとるやつ。足、傷だらけやで。でもな、顔見てみー。ごっつ幸せそうな顔して笑ってはるわ。何よりすごいんは、あのオーラや!やってきたヤツにしか出来ひんオーラに包まれんのや。あれかっこええやろー」


なんて言って来る。たしかに…。オーラってやっぱかっこいいし欲しい。



『でも、私に何ができるかなんて分かんないし、そもそも何がしたいかも分かんないし…』


「出た!おまえさんの悪いクセ。モジモジすんな、気色悪い」

『ひどっ』

「あんなぁー、誰しもそうやねん。最初からこの道って決めてやってるやつなんかおれへんわ。いいねん、それで。楽しそう、やってみたいかも、そんな気持ちだけ持って進んで行ったらええねん。」

『その気持ちも分からないです』

「嘘つくなや、分かるはずや」

『自分の気持ち…分かんないです』

「じゃあ書いてみ。とりあえずなんも考えんと書くんや。そしたら必ず見えてくる。歩くと書くは同じやで。止まったらそこで終わりや。歩き続ける、書き続けるんや」


てなかんじで今日もせかおじに発破かけられて歩き出す私。

いつも感謝してます。せかおじ。

「もっと大きい声で言えや!」

『(わっ!近くにいたのか)はいっ!いつも感謝してます。これからも宜しくお願いいたします。』


「それでよろしい」




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