あなたが知らない私の日課。
生きていくために必要なのは、お金?健康?
見ている景色が全く違って、目指すべき場所もズレていた。
週6、深夜に15時間働き、基本睡眠時間が4時間しかないあなたを、『ワンオペが辛い、寂しいから』って理由で起こすことなんてできない。
今日も眠るあなたの背中にピッタリくっついて心の中で話してた。結婚してるのに、ずっと遠距離恋愛中みたいじゃん。会えても一日ほんの少し。
今日ね、みんなで夕飯食べてる時に大爆笑したんだよ。今日ね、こどもたち泣かずに登園できたんだよ。あなたも一緒に見てほしかったな。
私ね、1人で育児やってるけど、誰かに手伝ってほしいなんて全然思わないの。だって、そうしたら、あなた、また仕事に向いちゃうじゃない。
やっぱり僕は育児はしなくてもいいんだと、仕事ばかりになっちゃうじゃない。私が一緒に育児したいのはあなたなんだもん。
あなたと一緒にこどもたちを育てていきたいの。どんなにいっぱいいっぱいでも私が人に頼らない理由、気付いてる?
私ね、とーーっても寂しいんだよ。いつも、眠るあなたの手こっそり繋いで、『だいすきだよ、早くいっしょに暮らしたいよ』って聞こえないくらい小さい声で言ったらあなた手を握り返してくれて。
もしかして聞こえてた?
たまにこうしてると、泣いちゃう時もあるけれど、私がいないと、すぐにこどもたちにバレちゃって「おかあさーん!」って呼ばれちゃうから少しだけ泣くの。
本当は声をあげて泣きたいくらい辛いよ。一緒に住んでいるのに、あなたが遠いよ。一緒に住んでいるのに、いつも寝ているあなたしか知らない。
働きすぎて死んじゃうんじゃないかって。このまま眠ったまま起きれなくなるかもしれないなんて考えて泣いて。
『動けなくなっちゃっても、温かいままここにいてくれるなら、私はあなたで充電できる。ずっとここにいてほしい。あなたがいてくれるなら、動かなくなったあなたのお世話だってできるかも。わかんないけどね。』
なんて、何百回思っただろうか。生きている。あなたのその温かさ、それだけで私は生きていける。
⌛️
そんなあなたの仕事がやっと落ち着いて10年以上夢見てた“寝て、起きて“を今やっと一緒にできてる。
私が起きるとあなたが「おはよう」と声をかけてくれる。私が満面の笑みで「おはよう!」と返すのは、ちょっぴり流れた涙を隠すためでもあるの。
あなたがそこにいて、起きているあなたの声が聞けて、本当に心から幸せ。
この幸せが永遠に続きますように。
