『ジョーカー』『ダークナイト』|2024:映画の記録 vol.41
(前回はこちら)
はじめまして、京です。
先日のM-1、冒頭Vの楽曲だった『That's Life』
この曲と言えば、ああいうM-1のような強いスポットライトのすぐ側にある深い影を描いたこの作品。
さっそく今日も1日↓
『ジョーカー』
"虚実入り混じる至高の一作"
もはや語りに語り尽くされた名作。
解説も考察が山ほど生まれるほど、その正解がどこにあるのか分からないのが、この作品の圧倒的な魅力だと思っている。
(まぁその答えは、出てしまったのだけど…)
とくに好きなところを2つ。
1つ目は自宅へと続く階段。
暗く重たい雰囲気で肩を落としながらのぼるアーサーと、スポットライトを浴びたような光の中を堂々とダンスしながら降りていくジョーカー。対比としてももちろんかっこいいし、堕ちる(降りる)のはこんなにも楽しいことだと言っているようでゾクッとする。
2つ目はやはりクライマックス。
その前に、言わずと知れた喜劇王チャップリンの名言を。
「人生は近くで見ると悲劇だが遠くから見れば喜劇である」ーーCharlie Chaplin
アーサーにとって最も悲劇的な瞬間である作品のクライマックスが、作中の民衆そして現実のわれわれにとって最も歓喜の瞬間になっている。しかも、アーサーがそれを「人生は喜劇だ」と言ってしまうのが、(二重に)皮肉に感じられるのも面白いと思った。
『ダークナイト』
"ある種の到達点に辿り着いた一作"
異世界からの侵略者、スーパーパワーなど、ヒーロー映画には様々な形があるけど、現実に根付いた等身大のヒーロー作品としてあまりにも完璧。
まずは言わずもがな、ジョーカー。
アーサーのジョーカーとは違い、ルーツや底が見えないからこその圧倒的なカリスマ性があり、まさに理想的なジョーカー。
その完璧さを引き出すのは、ヒース・レジャーの怪演。その存在感は、出てくる度に息を飲み戦慄するほど。それなのに次の一挙手一投足にワクワクが止まらないから恐ろしい。
そしてトゥーフェイス。
新しいゴッサムの"顔"になっていくはずだったデントが、愛する人を失ったことで人間との脆い(醜い)部分が表れていく。それを顔の半分を焼失させることで、表現しているのが皮肉的だった。
もちろん、ヒーローサイドも完璧。
ゴードン、フォックス、そしてアルフレッド。それぞれブルースとの関係性が素敵で、その支え方(役割)も綺麗。(詳しくは後日ダークナイトシリーズの方で)
衝撃的なジョーカー2作品。
創作史上、最も毒性の強いキャラクターだと思う。その影響力は計り知ることはできず、時には現実にまで侵食してくるほどなのが、恐ろしい。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
46日目。
