客観性から生まれる美しさ
NHK「スイッチインタビュー」での、坂東玉三郎さんとIKKOさんの対談を見る。
IKKOさんは歌舞伎はほとんどご覧にならないそうだが、玉三郎さんによる舞台衣装の解説の中に、美しく魅せるための本質的な視点をいくつも見出していたのが印象的だった。
また、玉三郎さんは、女形を演じる上で必要なのは「客観性」だと語る。
あくまで男性として客観的に自分を見つめ、作品として理想の女性美を創作する。
この姿勢は、IKKOさんのようなメイクアップアーティストや男性ファッションデザイナーにも通じる美意識があるように思える。
ジャンルが違うからこそ、お二人の美の哲学の共通点が鮮明に浮かび上がり、何度もうなずかされる対談だった。
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