ドジャースvsブルージェイズ──2025 MLBワールドシリーズ観戦記
いやあ、今年のワールドシリーズ、ほんとうにすごかったですね。
まさに“野球の神様が微笑んだ7試合”でした。
ドジャースとブルージェイズ。どちらが勝ってもおかしくない実力伯仲。
僕も全試合をテレビにかじりついて観戦しました。
ひとつひとつの試合に、涙あり、鳥肌あり。
この感動を忘れたくなくて、ここに全試合の記録を残しておきます。
第1戦:大谷がWS1号も流れ変えられず
10月24日(現地) ロジャース・センター
〇ブルージェイズ 11-4 ドジャース●
ブルージェイズの本拠地トロントで開幕。初戦は打撃戦になりました。
序盤、ドジャースはスミスとキケ・ヘルナンデスのタイムリーで先制。
しかし中盤、ブルージェイズが怒涛の反撃。6回に9得点というビッグイニングを作り、一気に主導権を奪いました。
大谷翔平は7回にWS第1号となる2ランホームラン。
それでも流れは変わらず、ブルージェイズが初戦を圧勝。
“まず1勝”の勢いを、地元トロントの大歓声が後押ししました。
第2戦:由伸、PS2試合連続完投という快挙
10月25日(現地) ロジャース・センター
●ブルージェイズ 1-5 ドジャース〇
この試合は山本由伸の試合でした。
初回からキレのあるストレートとフォークでテンポよく打者を料理。
3回にカークの犠牲フライで同点に追いつかれるも、7回にスミスとマンシーのソロホームランで再びリード。
最終的に105球を投げ切り、ポストシーズン2試合連続完投勝利。
冷静さと勝負強さを兼ね備えた投球は圧巻でした。
この1勝でドジャースがシリーズをタイに戻し、流れを掴みます。
第3戦:18回の死闘、フリーマンのサヨナラHRを生んだ由伸の献身
10月27日(現地) ドジャースタジアム
〇ドジャース 6-5 ブルージェイズ●(延長18回)
舞台はロサンゼルスへ。
第3戦は、まさに“史上に残る死闘”と呼ぶにふさわしい一戦。
大谷が2本のホームランを放ち、5打席目からは4連続の申告敬遠。
9打席連続出塁というポストシーズン新記録を打ち立てました。
延長18回、試合時間6時間39分。
両軍合わせて14人の投手が登板。いよいよ、一昨日完投したばかりの由伸がブルペンで準備を始めるという。
最後はフリーマンが、由伸を無理させてはいけないと、センターへサヨナラホームラン。
観客総立ち、涙するファンも多く、球史に残る夜となりました。
まさに“魂の野球”。この試合だけでシリーズの価値があると感じました。
第4戦:ブルージェイズ、大谷の救援を打ち崩す
10月28日(現地) ドジャースタジアム
●ドジャース 2-6 ブルージェイズ〇
前夜の激闘の疲れが残るドジャース。
ブルージェイズが冷静に攻め立て、ゲレーロJr.が大谷翔平から逆転2ラン。
その後もヒメネス、ビシェット、バーガーとつないで追加点。
ブルージェイズ打線の厚みを感じさせる一戦でした。
大谷はマウンドでも打席でも孤軍奮闘しましたが、救援陣が踏ん張れず。
シリーズは再びブルージェイズがリードを奪います。
第5戦:ドジャースまたも救援崩れ、ホームで連敗
10月29日(現地) ドジャースタジアム
●ドジャース 1-6 ブルージェイズ〇
ブルージェイズの勢いが止まりません。
初回からシュナイダー、ゲレーロJr.の連続ホームランで試合を支配。
ドジャースは反撃の糸口をつかめず、大谷も4打数無安打。
中継ぎ陣が打たれ、ブルージェイズが王手。
この時点で多くの人が「決まったかも」と思ったはずです。
でも、野球はここからがドラマなんですよね。
第6戦:由伸の好投、グラスナウの神救援
10月31日(現地) ロジャース・センター
●ブルージェイズ 1-3 ドジャース〇
崖っぷちに立たされたドジャース。
しかしこの日、チームは見違えるように引き締まっていました。
3回にスミスのタイムリー、不調だったベッツの2点打で3点を先制。
先発・山本由伸は6回1失点の好投。
終盤は佐々木朗希が8回・9回を任されたが、ピンチを招く。
ここで、本来明日先発のグラスナウが登板、見事にピンチをしのぐ。
この勝利でドジャースはシリーズを振り出しに戻します。
球場の空気が完全に変わった試合でした。
第7戦:由伸もロハスもスミスも──魂の総力戦
11月1日(現地) ロジャース・センター
●ブルージェイズ 4-5 ドジャース〇(延長11回)
運命の最終戦。
先発はドジャース・大谷、中3日での登板。
疲労は隠せず、3回、ビシェットに3ランを浴び降板。
そこからドジャースは先発投手陣がリリーフに回り、総動員で粘り続けました。
そして9回、ロハスが奇跡の同点ホームラン。
その裏には、なんと昨日投げたばかりの由伸が、リリーフ登板に。
さらに11回、スミスがブルージェイズのエース・ビーバーから左翼へ勝ち越し弾。
最後まで由伸がマウンドに立ち、ピンチを凌いで試合終了。
ドジャースが激闘を制し、25年ぶりの連覇を達成!
由伸はなんとシリーズ3勝、文句なしのMVP獲得。
試合後の選手たちの歓喜と涙が、すべてを物語っていました。
データではブルージェイズ、勝負ではドジャース
全試合をデータで確認してみましょう。
〈得点〉ドジャース26-34ブルージェイズ
〈打率〉ド軍.203 ブル軍.269
〈防御率〉ド軍3.95 ブル軍3.21
数字だけ見れば、ブルージェイズの方が上。
でも、ドジャースは要所で一発、守備でビッグプレー、そして投手陣の粘りがあった。
“勝負強さ”という見えない力が、勝利を引き寄せたように思います。
とくに由伸の完投や連投は、今後の投手起用方針に一石を投じましたね。
そして、僕がもらった「勇気と感動」
僕はこれまで結構、MLBを観てきたけれど、
今年ほど“心を揺さぶられた”シリーズはありませんでした。
どんなに追い詰められても諦めない姿、
チームのために自分を犠牲にして戦う姿。
それはスポーツを超えて、人間の可能性を教えてくれました。
いやあ、野球って、面白いですね。
激闘を届けてくれた選手、スタッフはもちろん、世界中のファン、いやもう、すべての人に感謝。
2025年のワールドシリーズは、間違いなく“勇気と感動の物語”でした。
来年の開幕が、もう待ち遠しいですわ。
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では、また次回!
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