バカのリトマス試験紙 その2 ~Amazonのベストセラーに星1つ平気でつける人々~
(前書きその1と同じです。)
いやあ、世の中、養老先生が名著「バカの壁」を書いてからでも、バカはまだまだちっとも撲滅されておりません。
「バカのリトマス試験紙」とは、「このテーマでこういうことを言っている人がいたら、まあたぶんバカでしょうね」と判定できるものです。
バカにならないこつは、
(1) あまり知らないことは、とりあえず黙っている。「知らない」と素直に言うか、あとでまじめに調べることがいいです。
(2) 知っていることは丁寧に調べて、わかっているところだけを説明する。わからないところは無理に情報埋めはしない。する場合は「推測ですが・・・」「仮説ですが・・・」という前置きで自分の意見を言う。あるいは「XXかもしれしれないのでは?」などと疑問で終わることです。事実と意見は別にして分けておく。
(3) 自分でうまく説明できない場合は、一番正しい専門家の意見を引用したり、リンクして、あるがままを相手に提供しておく。
(4) 論理的に正しいかどうかは、自分でもチェックして、できれば有識者の人にチェックしてもらう。そのために、できるだけ自分より賢い優秀人材と友達になっておくことです。1人だけで相手にチェックしてもらえない場合は、近い意見を持っている、まともな専門家の意見を探します。そして(3)のように提示して、相手に理解してもらうようにします。
(5) 常にいったん頭をリセットして、できる限り、左右、自分と違う意見も一応拾って比較する癖をつける。結論ありきや、好き嫌いでは絶対に考えない。
(6) バカとは近づかない。まともでない、インチキ専門家は無視する。
(7) 100%正しい人は非常に少ないので、まちがったときは、反省して、次は間違わないようにすることだと思います。これができないと「また、バカをやってる」と言われてしまい、「本物のバカ確定」になってしまいます。
ここからが本日の本編です。
1. Amazonで良書に★1つつける人々をBIで分析してみた
Amazonで、ベストセラー ★4つ以上の良書はたくさんあります。多くの読者は「この本は読んでよかった。ここがよかった。役に立った」「ここはよかった。でもここは不満」などと感想を書き込みされます。
10万部以上売れているようなベストセラーで、★3つ★4つ★5つが何十もついている、あきらかに良書に、数名が★1つだけつけている人がいます。
すごいですよねえ。たとえば、高倉健さんは日本が誇る名優です。その高倉健さんに「大根役者」っていうのと同じくらい。へんてこな人なんですよ。
これは、なぜでしょうか?
私は正直、最初、「似たような本を書きたいライター希望の人が、ひがんで、嫌みで★1つにしたのかな?」と思っていました。
しかし、ビジネスインテリジェンスツールを使って、いくつかデータを取り出して、★1つしかつけていない人が、他の本に対して、どんなレビューをしているのかを調べてみました。
仮説が「ライター志望の人が、ひがんで下げるために★1つにした」という場合は、同じ人が、違う本をたくさん読んで、全体がどれも低く下げて評価する可能性があります。だって、良書Aにひがむ人は、良書Bにもひがむ可能性は高いかなと思います。当人が、むかついているだけなのですから。
2.分析結果 グラフ発表
しかし、結果は違いました。
★1つをつけていた人の多くは、他の本(特にビジネス書のようなもの)をあまり読んでいなかったのです。
BIツールで「見える化」しますと、図にあるように、相関図グラフで、左下に固まっているグループと、右上に固まっているグループに分かれました。
調査数としては小さいですが、まずは傾向をみたいと思いましたので、★1個しかつけていないレビュワー 10人のデータを取り出しました。
グラフで、横軸にその人がレビューした数を、縦軸には本以外のレビュー数を取り出して、BIツールでグラフにしました。

左下は「本のレビュー数そのものが少ないし、他の消費レビューもあまりしない。つまり、レビューそのものをあまりしない人々」になります。
右上に固まる人もいましたが、こちらは本のレビュー数そのものも多いし、本以外のものもよくレビューする方々です。つまりレビュー慣れしている方です。丸のサイズが大きい人は、特に本以外をレビューしている方になります。
また、同じ人が購入したものでは、本ではなく、日用品を多く購入していました。しかも、別に購入している日用品には、ビジネスベストセラー本に対して、★1個しかつけない人々は、至って素直に★5つをつけていたりするのです。
ちょっとびっくりしました。
3.要するに日常的に読まない、読解力のない人だった!
★4以上続出の高評価のベストセラーの良書に対して、★1つをあまり迷いなくつける人というのは、どうやら、「あまり読書家ではない」「本以外にはとても素直に高評価するタイプ」だったのです。
結果として、読書経験慣れしていない人で、良書の中身をあまり理解していなかったのではないかなと思います。
これ、おそらくもう1つ、踏み込むと「専門書など、かっちりした本を読むだけの、読解力そのものがないのではないか?」と推測されます。
(ちなみに、アイドル写真集など内容が難しくないものは、こういう結果とはぜんぜん関係ありません(笑)。)
もちろん、もともと辛口レビュアーみたいな方もいますので、そういう方は★1つをつけるかなと思います。
まあ、逆に言うと「ぜんぜん読まない人まで、本を買うから、100万部売れてる」ってことですねえ。
抽出数が少ないのと、ある1冊の本しか調べていませんから、すべての本について同じことが言えるかどうかはわかりません。
これをヒントに、ご興味のある方はぜひどなたか一度、もっとサンプル数を集めて、研究していただければ、幸いです。ビジネスインテリジェンスの勉強にもなります。
なんせまあ、小学校の教科書の時点で、もう読解力がないので、そのまま成長したら、読解力がないままの、大人に育ちますよねえ・・・。
泣きたくなってきました。とほほ。(T_T)
ちなみにAmazonの今日(2022/8/14)のTOP10はこんなでした。

ちなみに、この本はもしかしたら(読んでないからわからないけど)、★1個のコメント出している人のほうが、正しいかも!??
リベラルって、賢くないんだよね。リベラルの反対を言っている人がいたら、けっこう正しいけど、念のため、極右も変なので、それは除外したほうがいい。難しいなあ(笑)wwwwwwwwwww
そもそも、タイトルがおかしすぎるだろ、この本wwwww
あ、でもなんか、このレビュワーの人、いいかもー!!!
「発想は斬新で面白いですが、テレビを見ていると、どうも成田氏この方の発言は、世界を動かしている国際金融資本のグローバリスト寄りの発言が多かったです。今後訪れる可能性のある世界的超管理社会実現を正当化するための布石をうつために、サポート活躍しているようですので、慎重に判断したほうがいいです。もし、そのアルゴリズム自体を悪意のある勢力が意図的に操作すると、すべてが正当化されそうで、恐ろしいですよ。」
あ、もしかして、DSの新しい刺客か?(笑) DSの話は、どの本かで読んでおくほうがいいですね。たとえば、及川さんの本でもいいです。
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