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0歳にしてとうもろこしにかじりつく息子を見て、母乳育児中の私に伝えたいこと

第二子の長男は、非常によく食べる。
食べてる時、生まれてきてよかったと言わんばかりにキラキラ瞳を輝かせる。

第一子の時は、マニュアル本を読みながらワクワクしていた離乳食も、
完全介助→卵アレルギーと通院→散らかる手づかみ食べ→うんちの匂いがレベルアップなどを一通り経て、結局カレーとラーメンしか食べなくなった娘の2年間を思うと、息子の離乳食スタートは腰が重く。
1日でも長く、ミルクだけ飲んでいてくれないかと気が重かった。

しかし、息子の成長は怠惰な私を待ってはくれない。

他の家族が夕食を食べるのをキラキラした大きな瞳で見つめ、よだれを垂らしている姿をみると母として看過できないだろう。

まずは、キューピーのかぼちゃ・おいもペーストをあげた。
そして1口。この時、息子が大きく目を見開いて瞳に光が入った瞬間は忘れ難い。
それが、生後5ヶ月の頃だった。

それから、息子はみるみるうちになんでも食べるようになった。
ただ、二人目離乳食の面倒さが抜けない私は、同じようなものを与え続け、保育園で給食を与えるためのチェックリストを渡されてから食材の偏りに気づく。
魚類、野菜類、鬼門の卵・・・

娘の時にゆで卵で湿疹が出た際の恐怖があり、自分がいつでも病院に連れて行ける午前中に・・・と思うと仕事も忙しく、なかなか着手できず保育園に行く4月をずるずるすぎてしまった。

しかし、リストをクリアしないと離乳食を提供できないとのことで、食いしん坊の息子は友達が食べるのを見て、自分も食べたくて声を上げて泣いているらしい。

私は、意を決して朝ごはんでも夜ご飯でも、魚や卵を本当に1口だけ食べさせた。
1口ならそれほど何も起こらなかった。
こんなんでいいのか?と逆に不安になりながらリストにチェックを入れて保育園に提出する。

離乳食の食べはじめは、保護者が同席しなければならずそのスケジュールを確保するにも苦労した。
こんなんだったら慣らし保育のうちに早くリストをクリアしておくべきだった・・・!!

離乳食を始めてもらったその日、息子を抱いて帰る時に、すれ違う保育園の先生、会う人会う人に「よかったね〜!給食食べられて!」と拍手で見送られた。

息子が離乳食を欲しがった様子は、保育園中の話題となっていたのだ。

それから何も怖いものはない。
喉に詰まらないように細かく切り与えれば、大人と同じメニューでも次々と食べた。

生後10ヶ月を過ぎた今日。
息子は、とうもろこしを丸ごと抱えて、かじり付いている。

思い起こされるのは、生後3ヶ月くらいまで。
母乳育児に悩んでいたころだ。

上の子があまりうまくいかなかったので、今度こそ母乳をあげたかった。
一方で、娘の時よりも母乳が中々出てこない。

体が大きかった息子は全然足りず、どんどんミルクをあげるしか無かった。
仕事が休めなかったらできるだけ睡眠時間を確保したかった。
深夜の夜泣きをクリアするため、夫はすぐにミルクをあげてしまう。
ミルクを飲むと、母乳は飲まなくなるのだ。

一方で、義母には「とにかくミルクではなく母乳をあげてくれ」と頼まれ、通りすがりのおばちゃん、おばあちゃんにも母乳をあげているのか、なぜか問われ、3ヶ月検診で、小児科医に「母乳は大して飲んでないので、やめてしまいなさい」と切り落とされた。
悩んでいた日々が走馬灯のように頭を掠める。

あの頃の私に、教えてあげたい。

すぐに、とうもろこしを掴んで食べるようになる。
おにぎりも、卵焼きも、ハンバーグもニコニコ笑って食べるようになる。

そしたら、母乳で育ったか、ミルクで育ったかなんて、まるで関係ない。

2〜3ヶ月後には、ミルクや母乳は卒業しようという努力が始まるのだ。

その後の長い食生活を思えば、コーラかダイエットコーラかくらいの違いだと私は思った。
母乳をあげるのは大切な体験だし、努力する価値があることではあるが、何を飲ませるかだけでその子の人生が大きく左右されるわけではない。
できないからと言って自分を責める必要はなかった。

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