LINEのリッチメニュー、とっても簡単に作れるようにしました
「LINE公式アカウント、作ったはいいけど……下のメニューが空っぽのまま。」
「LINE公式のメニュー作りたいけど、時間がない。
そういう感じたことありませんか?
こんにちは。Kyosukeです🐸
今日は、そのメニューを話しかけるだけで作れるアプリを無料で公開したので、その話を書きます。

「下のメニュー」というのは、友だち追加したときに画面の下半分にドンと出てくる、あれです。 「予約」「メニュー」「アクセス」みたいなボタンが並んでいる、正式にはリッチメニューといいます。
これを、なんと5分でできるようにしました。
名前は「ツクリッチ」。
👇こちらです。
登録もログインも要りません。 開いて「美容室のメニューを作りたい」と打つと、下書きができます。微調整もボタンを押すだけ。
この記事では、なぜ作ったのか、何ができるのか、そして作りながらぶつかった壁を書きます。 LINE公式アカウントを運用している個人事業主さん・小さなお店の方に、たぶんいちばん刺さる内容です🐸
01. リッチメニューは必要だとわかっているのに手が進まない

LINE公式アカウントを開設するところまでは、みんなやります。
でもリッチメニューが空っぽのまま、というアカウントが本当に多い。
理由ははっきりしています。
あそこだけ、急に難易度が上がるからです。
壁その1|サイズの規格が細かい
リッチメニューの画像には、決まった規格があります。
横2500ピクセルという、そこそこ大きい画像。
高さは2種類(1686または843)で、ファイルサイズは1MB以下。
……この時点で、もう面倒ですよね。
スマホで撮った写真をそのまま入れれば容量オーバー。 無理に縮めれば画質が落ちる。
ここで一度つまずくと、たいてい後回しになります。
壁その2|「割り方」が絵とズレる
リッチメニューは、画像の上にタップできる範囲を設定して使います。
LINE側で6分割を選んだのに、画像の線が5等分だったら?
ボタンの絵と押せる場所がちぐはぐになって、お客さんは「押したのに違うページに飛んだ」と感じます。
デザインツールで自由に作れてしまうぶん、この事故はよく起きます。
壁その3|作り直すのが億劫になる
外注すれば、きれいなものは上がってきます。
でも「今週末セールなので、1マスだけ差し替えたい」。 このひと言のために、また連絡して、待って、確認して。
結果、季節が変わってもメニューが去年のまま、というお店をよく見かけます。
本当は月に一度くらい気軽に変えたい場所なのに。
02.「AIに1枚まるごと描かせればいい」は、うまくいきませんでした

あばけろ君🐸「ねえ、画像生成AIに1枚どーんと描いてもらえばよくない?」
私も最初はそう思って、いちばん素直な方法から試しました。 画像生成AIに「こういうリッチメニューを描いて」とお願いする方式です。
結果は、できないことはない。だけど時間がかかる。
そして細かい調整ができない。
何度も生成し直せばマシな1枚は出ます。 でもそれは「作れる」とは言えません。
そこで設計を根本から変えました。
AIには構成だけ決めさせる。絵はアプリが実寸で描く。
レイアウト・配色・文言といった決めごとはAIが提案する。 でも実際のピクセルは、アプリが規格どおりの実寸できっちり描く。
線は必ずまっすぐ。 文字は必ず読める。 サイズは必ず規格どおり。
この方針にした瞬間、ぜんぶ噛み合いました。
03. 現場でうれしいポイント

機能の羅列ではなく、実務で何が変わるかで書きます。
✅ 規格違反で弾かれることが、二度とない
ダウンロードボタンを押すと、規格に自動調整された画像が出てきます。
写真を使っていればJPEG。 図形と文字だけならPNG。 容量が超えそうなら品質を自動で刻んで収めます。
「サイズを確認して、リサイズして、圧縮サイトに通して……」という作業が、まるごと消えます。
さっきの壁その1、覚えなくていいことになりました。
✅ 写真は、パソコンから一歩も出ません
これは地味ですが、大事なところです。
写真の合成はすべてブラウザの中で行われます。 サーバーには送っていません。Movie to GIF.と同じ思想です。
お店の内観、スタッフさんの顔、まだ発表前の新商品。 どこかのサーバーにアップロードすることなく、リッチメニューが完成します。
使い方も簡単で、プレビューの写真マスに画像をドラッグして置くだけ。 ファイル名を決める必要も、保存場所を指定する必要もありません。
✅ 写真の「見せ方」まで、その場で詰められる
その場で詰められます
写真の位置:プレビューの上を直接ドラッグして調整(十字ボタンもあります)
写真の下に入る帯:「旬の食材フェア」みたいな文字を載せる帯は、ベタ塗り/ぼかし/文字だけから選べて、太さ・濃さ・文字色も変えられます
「顔が見切れてる」「文字が読めない」という写真まわりのあるあるを、その場で潰せます。
✅ 写真がなくても、ちゃんと成立します
アイコンだけのメニューでも十分きれいに仕上がります。
そして「やっぱり写真がほしい」となったときのために、写真をAIに作ってもらう案内も用意しました。
どんな写真にするか選ぶ(料理/スイーツ/店内/ヘアスタイル/商品……)
自動でコピーされた「お願い文」をChatGPTなどに貼り付ける
できた画像をドラッグして入れる
お願い文はアプリが組み立ててくれるので、指示の書き方を考える必要はありません。
✅ 差し替えが5分で終わる
一度作ってしまえば、季節の入れ替えは配色と文言を変えるだけ。
「今週末セール」を「新春キャンペーン」に直して、もう一度ダウンロード。 それだけです。
リッチメニューを「更新できる場所」にできたこと。
これが個人的にはいちばん大きいと思っています。
04. こういう方には向きません

完全オリジナルの凝ったデザインがほしい方:型から選ぶアプリなので、デザイナーさんに頼んだほうが幸せです
タップ範囲の設定まで自動でやってほしい方:このアプリは画像を作るところまでです。LINE公式アカウントの管理画面にアップロードして、範囲を設定する作業は残ります(といっても3クリックです)
写真も自動で描いてほしい方:写真はご自身で用意していただくか、案内に沿って外部の画像AIで作っていただく形です
逆に言うと、「信頼感を失わない程度のものを、自分で、今日中に、何度でも作りたい」
この点に寄せて作りました。
05. 使ってみてください
👇こちらです。
やることは3つだけです。
開く(登録もログインも要りません)
業種を伝える(例:「美容室のメニューを作りたい。予約・スタイル紹介・アクセスを入れて」)
ダウンロードして、LINE公式アカウントの管理画面にアップロードする
5分あれば、リッチメニューが空っぽのアカウントが、ちゃんと入り口のあるアカウントになります。
おわりに
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
もし使ってみて「ここが分かりにくい」「この業種のテンプレがほしい」があれば、ぜひ教えてください。
ひとりで作っているので、いただいた声はだいたいそのまま次の更新に入ります。
「作ってみたよ!」の感想コメントやシェアなどして頂くと、製作の励みになります🐸
「これどうしたら上手くいく?」など質問は質問箱からお気軽にどうぞ! 喜んで答えます😉
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それではまた😌🐸
🎁おまけ|Claude Desktop から使う方も
普段からAIアシスタントを使っている方向けに、MCPサーバー版も用意しています。
Claude Desktop や Claude Code から「居酒屋のメニューを作って」と話しかけると、その場でリッチメニュー画像をファイルとして書き出してくれます。
こちらは技術寄りの話になるので、興味のある方はLINE公式からお声がけください🐸
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