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【PREP書評】東大名誉教授が教えるやばい世界史【本村凌ニ】

読書の世界をもっと楽しみたい、でも何を読めばいいのかわからない――
そんなあなたのために、「PREP書評」をご提供します。

この企画では、私が読んで勉強になった本の概要やポイントをわかりやすく紹介し、皆さんの読書、noteやブログの執筆に役立ててもらうことを目指しています。

具体的には、PREP手法(Point(主張)・Reason(理由)・Example(具体例)・Point(再主張))を使って、本の魅力を分かりやすくお伝えします。

今回ご紹介するのは、本村凌ニさんの『東大名誉教授が教えるやばい世界史』です。


Point(主張)

この本は、世界史の偉人たちがいかに人間らしく“やばい”部分を抱えていたかを知ることで、歴史をより身近に感じられる極上の一冊だということです。

歴史を身近にする“やばい”偉人たちの魅力

世界史といえば、大きな戦いの勝敗や政治的な動きにばかり目が向きがちですよね。

しかし本書では、偉人の輝かしい功績だけでなく、同時に“いかに人間くさい失敗や挫折をしていたか”という部分にも焦点が当てられています。

その両面を見ることで、「偉人だって完璧じゃない。むしろ人間臭さのかたまりなんだ」と実感しやすいです。

私も読んでみて、「世界史の登場人物がこんなに身近だったとは…!」と感動する場面が何度もありました。

偉人の“すごい”と“やばい”をセットで学ぶと、歴史が急に“自分ごと”になる感覚があるんですよね。

Reason(理由)

歴史を学ぶ上で「やばい部分」に注目すると、人間の本質が見えやすくなるからです。

やばさ=どの時代も変わらない“人間の本質”

本書では、歴史上の人物について「評価される功績」と「批判されてもおかしくないような失敗や素行」がバランスよく記されています。

たとえば、私たちは偉業ばかりを強調して語られるナポレオンやアレクサンドロス大王、チンギス・ハンなどに対して、「超人的な存在」というイメージを抱きがちですよね。

でも、その裏には、奇抜な趣味や恋愛、家族とのトラブルなど、現代の私たちが聞いたら「え、それってアウトでは?」と驚いてしまうようなエピソードがたくさん隠れています。

こうした話を知ると「時代を動かしたすごい人たちも、私たちとさほど変わらない悩みや欠点を抱えていたんだな」と思えて、歴史自体が一気に親しみやすくなるんですよね。

また「人はどの時代も大差ないんだな」というリアリティを感じることで、過去から学べることがグッと増えるとも思いました。

そこが、本書最大の魅力と言っていいでしょう。

Example(具体例)

この本で語られている偉人たちはみんな面白いですが、ナポレオンのエピソードは特に笑ってしまうところが満載です。

ナポレオンの“熱烈ラブレター”と“大恥スクープ”

ナポレオンは35歳でフランス皇帝にまで上り詰めた軍事・政治的天才として有名です。

ヨーロッパ各地へ攻め入り、一時は自分の兄弟をスペインやオランダの王に任命するなど、圧倒的な権力を誇りました。

さらに「ナポレオン法典」を打ち立て、それは世界中の法律のお手本となり、日本を含む多くの国々に大きな影響を与えています。

ところが、私生活ではかなりの波乱万丈。

戦場から妻のジョセフィーヌに1日に4通もの熱烈ラブレターを送っていたのに、肝心のジョセフィーヌはパリで堂々とイケメンと浮気をしていたというのだから驚きです。

しかも、兄に「離婚する…」と書いた手紙がイギリス軍に見つかり、そのまま新聞にスクープとして掲載され、大恥をかくはめに。

歴史の教科書だけ見ていると、ナポレオンといえば“天才軍人”で止まってしまいがちですが、こうした人間臭いエピソードを知ると、一気に「なんか近寄りやすい人だったんだな」という印象に変わりますよね。

こういう裏話を知ってしまうと、他の偉人たちについても「どんな”やばい”があるんだろう?」と興味が止まらなくなります。

実際、本書を読み進めるうちに、「やばい世界史」がだんだん「生々しい人間ドラマ」へと変化していく感覚が味わえます。

「偉人=どこか雲の上の存在」という思い込みが完全に覆されるはずです。

Point(再主張)

『東大名誉教授が教えるやばい世界史』は、偉大な功績と同時に、偉人たちの“やばい部分”を知ることで、歴史をぐっと自分ごとにできる一冊です。

偉人も人間、だからこそ歴史は面白い

この本を読んで、「英雄」というレッテルを貼られた人たちも、案外ドジや失敗を繰り返しながら生きていたんだな…と、しみじみ感じました。

また、「天性の才能」がすべてを決めるわけではなく、育成環境や時代背景によって人が評価される方向が変わることがよく分かります。

読んでいて、「人のやばさって意外と変わらないもんだな」と思うし、そこにこそドラマや学びがあると気づかされます。

世界史が苦手な方はもちろん、歴史が好きだけど少し飽きてきた…という方にも、バッチリ新鮮な刺激を与えてくれる内容だと思います。

「世界史って固い話ばかりで苦手…」という人こそ、ぜひ手に取ってみてほしいです。

偉人たちが繰り広げる、ちょっと“やばい”人間模様を覗き見ていると、歴史という大河ドラマをリアルに体感できるはずです。


きゅうさんの本棚:さらに本書に興味をお持ちの方へ

この記事をお読みいただき、さらに『東大名誉教授が教えるやばい世界史』に興味をお持ちになった方は、お近くの書店やオンラインストアでおすすめの本を手に取ってみてください。

きっと理解が一層深まることでしょう。

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