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【PREP書評】やっかいな問題はみんなで解く【山崎吾郎、堂目卓生】

読書の世界をもっと楽しみたいけれど、何を読めばいいのか分からない……そんなあなたに、「PREP書評」をお届けします。

この企画では、私が読んで「なるほど!」と思った本を、分かりやすくまとめて紹介し、みなさんの読書やnote・ブログ執筆に役立ててもらえたらと思っています。

具体的には、PREP手法(Point(主張)・Reason(理由)・Example(具体例)・Point(再主張))を使って、本の魅力をスッキリ整理してお伝えします。

今回ピックアップするのは、山崎吾郎さん、堂目卓生さんの『やっかいな問題はみんなで説く』です。


【Point(主張)】

一筋縄ではいかない社会問題も、いろんな人が集まって話し合い、実践することで一歩前進させられる

この本のメインメッセージは、「答えがパッと見えない、複雑で困った問題」であっても、たくさんの人が協力して知恵を出し合えば、意外と解決の糸口が見えてくるもの、ということです。

特定の専門家や一人のリーダーだけで動かそうとしても、うまくいかないケースが多いんですけど、分野も背景も違う人たちが一緒になって考えることで、これまで動かなかったものが少しずつ動き出す。

「自分ひとりで頑張らなくちゃ!」ではなくて、「みんなでやってみよう!」というスタンスが、行き詰まりを打破するカギなんだとこの本は教えてくれます。

【Reason(理由)】

いろいろな専門性や立場が交わると、問題を新しい角度から見直せて、新たな価値が生まれるから。

世の中には、「地域を盛り上げたい」など、答えのない曖昧な「やっかいな問題」がたくさんあります。

こうした問題は、誰かひとりの力や特定の分野のノウハウだけでは解決しきれないことが多いんですよね。

そこで重要なのが、みんなで対話すること。

お互いの知識や経験を共有したり、新しいアイデアを討論することで、「この視点はなかった!」と視界がパッと開ける瞬間が出てくるんです。

本書では、全国各地で実践された事例が紹介されていて、「問題発見→アイデア出し→実行→振り返り」という流れが丁寧に示されています。

それぞれが小さな一歩かもしれないけれど、そういう一歩が積み重なって、気付けば社会が少しずつ動いている、というイメージが伝わってきます。

「やっかい」だからこそ、一人で抱えるより、いろんな人と手を取り合った方が新しい価値が生まれるんだなあと実感できます。

【Example(具体例)】

私が国際的な教育プロジェクトで苦戦していたとき、みんなで取り組む姿勢に変えてみた話

私がこの本に出会ったのは、大学で国際的な教育プロジェクトに関わっていた時でした。

そのプロジェクトは、学習内容を見直したり、海外のパートナーとも話し合ったり、とにかく正解が分からない問題だらけ。


しかも、関わる人が多いので、なかなか全員を納得させるのが難しくて、正直行き詰まっていました。

「教育」って、そもそもこれが正解!って断言しにくい分野なので、どこから手をつけていいのか分からず、「これ、どうすりゃいいんだ……」と一人で頭を抱える日々。

そんなとき、上司がこの『やっかいな問題はみんなで説く』を渡してくれました。

読んでみると、「共助」というキーワードがとても印象的で、「あれ?もしかして、私一人で抱えすぎてない?」と気付かされたんです。

そこで、同じ大学でいろいろな分野を研究している先生方に協力をお願いしてみました。

すると、「海外の〇〇の事例を参考にしてみたらどう?」「学生とのコミュニケーションの仕方を変えてみたら?」といったアイデアが次々に出てきて、まるで固い結び目が少しずつほぐれていくような感覚でした。

今までは一人で悶々としていたのが、みんなで話すことで新しい視点が増え、「こうすればもうちょっと前に進めそうだな」と思えるようになりました。

この経験を通して強く感じたのは、問題が「やっかい」だからといって、自分で全部抱える必要はないってこと。

いろんな人と話しているうちに、新しいアイデアや改善策が見つかるもので、「みんなで解く」って本当に力強いんだなあと実感しました。

【Point(再主張)】

いろんな分野や立場の人と一緒に考え、行動する「共助」のプロセスが、やっかいな問題を前に進める

この本が伝えているのは、「やっかい」な問題でも「解決不可能」な問題ではなく、「解こうとする意思」を持って、多様な視点を集めれば道が拓けるよ、という希望です。

「やっかい」な問題に立ち向かうとき、独りで抱え込まず、周りとつながって意見を交わすことで、問題そのものを再構築できるし、新しい行動へのきっかけが生まれます。

つまり、この『やっかいな問題はみんなで説く』には、「共助」という考え方を現場に活かすためのヒントがぎっしり詰まっているんです。

きゅうさんの本棚:さらに本書に興味をお持ちの方へ。

この記事を読んで、「ちょっと気になるな」と思った方は、ぜひ書店やオンラインストアで『やっかいな問題はみんなで説く』を手に取ってみてください。

きっと、今抱えている問題を見つめ直す新しいヒントが得られるはずです。


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