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【世の中のデザイン考察】Part8 サッポロビール【ロゴ考察】

皆さん、こんにちは。
きゅうりです。
今回も、ロゴデザインに関する考察をしていきます。
物事を言語化するための技術をつけるためのトレーニングとして、投稿していきます。
もし、興味がありましたら、最後までご覧いただけると幸いです。


第8回 ロゴ考察 〜サッポロビール編〜


皆さん「サッポロビール」 のロゴはご存じでしょうか?
ロゴはこちらです。

今回は、サッポロビールのロゴが、
「なぜこのような形をしているのか?」
「どのような印象を与えるのか?」
などについて考察していきます。


サッポロビールのロゴから感じる印象は、


・威厳
・品
・伝統


の2点です。


シンボルマークから考える


サッポロビールのロゴと言ったら、「星」ですよね!
なぜ星が描かれているのでしょうか?
個人的な考えですが、私は「ビールのブランド」としての「威厳」を象徴しているように見受けられます。
常に光り輝く星のように、ビール会社として堂々と目立ち続けるというような意味が込められているのではないかと考えます。


書体から考える


書体を見ると、セリフ体?が使われていることが分かります。
「サッポロ」の文字を見ると、幅は一定に描かれていないことが分かります。
ウロコを取り入れることによって、高級感や品を感じさせます。
さらに、全体的に細い線を避けることで、伝統的で力強い印象を与える効果があるのではないかと考えます。
サッポロビールのブランドとしての高級感、品だけでなく、伝統を大切にする力強い印象を感じさせる書体であると私は考えます。


配色から考える


配色には、黄色を基調とした色と黒を用いていることが分かります。
「星」=「黄色」のイメージが一般的なので、黄色を使用しているのだと考えています。
黄色は誘目性の高い色なので、パッケージを見た際に目立つ色として用いられているのではないかと思います。
しかしその一方で、視認性は低くなってしまいます。
そのため、イエローとマゼンタを混ぜた(橙色)に近い色を使用して、対策しているのではないかと考えます。

もしよろしければ、以下の画像もご覧いただけると幸いです。
左側の黄色は、「サッポロビールの星の色」を再現したものとなっています。
(CMYK 0:25:90:0)
右側の黄色は、一般的なイメージの「黄色」となっています。
(CMYK 0:0:100:0)

 

書体には、黒が使われています。背景が白、文字が黒という組み合わせは、「視認性が高い」とされています。サッポロビールというブランドに「堂々とした印象」を感じることができるのは、シンプルな色の組み合わせ、色遣いからも読み取ることができるのではないでしょうか。



いかがでしょうか?
ちなみに、サッポロビールのロゴの意味は、以下の通りです。

なぜ、星のマークを使い続けているのでしょうか?
それはサッポログループのルーツにあります。
明治新政府は1869(明治2)年7月、北海道開拓のため「開拓使」を設置。同じ年、蝦夷地と呼ばれた北の大地を「北海道」と改称しました。北海道の気候、地勢、鉱山資源などの調査から始まり、開拓使が廃止される1882(明治15)年まで、30工場以上にもおよぶ事業が実を結びます。数多くの事業の中にはビール醸造を担う「開拓使麦酒醸造所」も含まれていました。それがサッポログループの始まりです。
その開拓使のシンボルが、五稜星と呼ばれる星だったんです。
五稜星は、もともと、開拓使の船が北海道を目指す際に船のマストに掲げていた旗に描かれていたものです。船から旗を見たときに、そこに描かれた五稜星と、夜空に輝く北極星が重なる方角へ進めば、迷うことなく航海ができたとのこと。まさに道しるべだったんですね。

星のマークの由来|☆SAPPORO

「なぜ星の色が黄色なのか?」に関する説明はこちらです。

これは「輝くゴールド」をイメージしたもので、「サッポロシャイニングスター」っていう名前もあるの。
ただこれは一般的な印刷で統一的な表現が難しいため、実際には、ゴールドではなく広く展開できる黄色「サッポロイエロー」を使用しているの。
「このコーポレートマークは当社が創業以来の変わらぬフロンティアスピリット(開拓者精神)で、人々がいつの時代も生き生きと輝く時間を提供し続けていく!という約束の証です。」

第1回「サッポロビールの星はなぜ黄色?」サッポロビール社史相談室 - サッポロビール公式メディア | CHEER UP!


「サッポロビール」のロゴ考察は以上になります。
これからもロゴ、デザインに関する考察を投稿していきますので、見ていただけたら幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。

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