第107回夏の甲子園大会 準々決勝 関東第一(東東京)× 日大三(西東京)の見どころ
第107回夏の甲子園大会 準々決勝
「関東第一(東東京)× 日大三(西東京)」
8月19日・第2試合(阪神甲子園球場)
概況
関東第一は昨夏、準優勝で今夏こそ優勝を目指す。
2回戦・中越に6対1(坂本慎太郎が完投)、3回戦・創成館に4対1(石田暖瀬→坂本の継投で逃げ切り)で2年連続のベスト8。
日大三高は2回戦・豊橋中央に3対1、3回戦・高川学園に9対4(計15安打、初回一挙5点)。エース・近藤優樹は2試合連続の完投勝利。
甲子園での“東京対決”は過去3度(1985年/2015年/2024年)あり、いずれも東東京側が勝利。今回は15年ぶりの「東西・東京対決」となる。
各チームの強み
関東第一
エース左腕・坂本慎太郎:
今大会は2試合、13回1失点の安定感。カーブ主体で要所を締められる。前戦は救援で無失点。
継投運用の柔軟さ:
3回戦・創成館戦は石田暖瀬が先発、5回、被安打2、1失点、坂本慎太郎が救援で4回、被安打3、無失点の継投で試合を掌握。
攻撃の多様性:
バントで失策を誘発、終盤はセーフティスクイズで加点するなど小技と機動力で点を取りにいける。
下位の厚み:8番・セカンドの藤江馳門が好調(ベスト8中の上位打率組)。
日大三
伝統の強打:
3回戦・高川学園戦で15安打・初回5点。1番・松永海斗の出塁と中核の本間律輝・田中諒・竹中秀明が打線の厚みを構成。
中軸の長打力:
今大会の8強で本塁打を放っているのは田中諒のみ。
先発完投型のエース・近藤優樹:
短い間隔でもゲームメークできる粘投が持ち味。
勝敗のポイント
先発起用と継投
関東第一は石田→坂本のリレーを含め選択肢が広い。
日大三高は近藤の2試合連続完投後で、近藤の疲労度と2番手以降の谷津らの出来が鍵。
立ち上がりの主導権
日大三高は初回から一気に畳みかける展開が得意。
関東第一は小技・機動力で先制/加点できるかが対抗手段。
下位打線の貢献
関東第一は8番・藤江を起点に下位でも走者をためたい。
日大三高は捕手・竹中が勝負どころで長短打を打てると厚み増。
コンディション管理
関東第一は中越戦で複数選手が足をつる場面(酷暑の影響)を経験。
日大三高は近藤の登板間隔がタイト。両軍とも暑さ対策と終盤の体力配分がテーマ。
“東京対決”
過去の甲子園“東京対決”は東東京側が全勝。重圧下での守備・走塁のミスをどちらが少なく抑えるか。
