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AION2 nVidia PCグラフィック設定ガイド

RTX 2060〜RTX 5090対応・2026年8月版

AION2のグラフィック設定は、単純に「高性能GPUなら全部最高」にすればよいわけではありません。

AION2は広大なフィールド、自由飛行、多数のプレイヤー、スキルエフェクト、動的ライティングなどを同時に扱うMMORPGです。そのため、通常フィールドでは十分なFPSが出ていても、街・レイド・大規模PvPではCPUや描画オブジェクト数がボトルネックになることがあります。

本ガイドでは、

  • RTX 2060クラスでも快適性を確保する

  • RTX 3060~5070クラスでは画質とFPSを両立する

  • RTX 4080~5090クラスでは無駄な設定を見極める

  • 大規模戦ではGPU性能に関係なく視認性を確保する

ことを目的とします。


1. AION2公式スペックを基準に考える

2026年8月時点のAION2韓国公式PC推奨環境は、FHD 1920×1080・グラフィック簡易設定「普通」を基準として、

  • CPU:Ryzen 7 3700X / Core i7-11700以上

  • メモリ:16GB

  • GPU:GeForce RTX 2070 8GB / Radeon RX 5700 XT 8GB以上

  • DirectX 12

  • SSD推奨

となっています。最低環境はGTX 1050 Ti 4GB級です。

したがってRTXシリーズを大まかに考えると、

RTX 2060=推奨環境よりやや下

RTX 2070~3060=FHD標準ライン

RTX 3070~4070=WQHDも視野に入るライン

RTX 4070 Ti~5070 Ti=WQHD高画質~4Kライン

RTX 4080~5090=4K高画質ライン

と考えると分かりやすいです。

ただし、これは「GPUだけ」の分類です。


2. 最初に決めるべき4項目

AION2ではGPU名より先に、以下を決めます。

① 解像度

1920×1080 FHD

もっとも軽い。

RTX 2060~3060クラスでは基本的にここを基準にします。

高リフレッシュレートを狙うRTX 4070以上でもFHDを選択する意味があります。

2560×1440 WQHD

FHDよりGPU負荷が大きくなりますが、画質と性能のバランスが非常に良い解像度です。

RTX 3070~5070クラスでは有力候補。

3840×2160 4K

FHDの約4倍のピクセルを描画します。

RTX 4070 Ti以上でもアップスケーラー併用を推奨。

RTX 4080・4090・5080・5090クラス向けです。

Unreal Engineでも内部解像度を下げて最終解像度へアップスケールするScreen Percentage方式が、性能と画質を調整する基本手段として用意されています。


② 目標FPS

AION2では、個人的には以下の3段階で考えるのがおすすめです。

重要なのは、

「常時144FPS」を狙う必要はない

ということです。

MMORPGではプレイヤー密集時にCPU側が限界になる場合があり、RTX 5090へ交換しても街や大規模戦の最低FPSが同じ、という状況は理論上あり得ます。

GPU使用率が95~100%ならGPU設定を下げる。

GPU使用率が70%程度なのにFPSが伸びないなら、CPUやゲームエンジン側を疑う。

この切り分けが重要です。


3. アップスケーラー

AION2は現在、DLSSとFSR系アップスケーラーおよびFrame Generator関連設定を持っており、公式アップデートでもアップスケーラー変更時のFrame Generator処理が言及されています。

RTXユーザーなら、まずDLSSを試すのが基本です。

NVIDIAのDLSS Super ResolutionにはQuality・Balanced・Performanceなどがあり、内部レンダリング解像度を変更することで画質と性能のバランスを調整します。

推奨

FHD

Native / DLAA / DLSS Quality

を優先。

FHDでPerformanceまで落とすと内部解像度がかなり低くなり、髪、草、遠景、細い輪郭が崩れやすくなります。

WQHD

基本は

DLSS Quality

FPSが足りなければ

Balanced

まで。

4K

基本は

DLSS Quality

高FPSが欲しければ

Balanced

GPU負荷が非常に高い場合のみPerformance。


4. RTX別・おすすめスタート地点

あくまで「ここから調整を始める」という基準です。

CPU、メモリ、エリア、人数、モニターHzによって結果は変わります。

この表で特に注意したいのが、

「世代」よりもVRAMとGPU性能を見ること。

例えばRTX 3060 12GBとRTX 3070 8GBでは、3070の方がGPU処理性能は高くてもVRAM容量は少ないため、テクスチャ関連設定では別の考え方が必要になります。


5. 画質設定は「全部同じ」にしない

ここがAION2設定の最重要ポイントです。


テクスチャ品質

FPSへの影響

VRAMへの影響

テクスチャ品質はGPU演算性能より、VRAM容量の影響を強く受けます。

そのため、

RTX 2060だから全部低

ではなく、

6GB VRAMなら中~高

8GB以上なら高

12GB以上なら最高も検討

という考え方が適しています。

テクスチャを下げてもFPSが劇的に増えるケースは多くありません。

逆にVRAMを使い切ると、

  • テクスチャがぼける

  • 移動時に読み込みが発生する

  • カクつく

  • フレームタイムが乱れる

可能性があります。

Unreal EngineのTexture Streaming PoolにはストリーミングテクスチャだけでなくUI、Cubemap、NeverStreamテクスチャなども含まれ、環境によっては他のGPUリソースも利用します。

したがって、

VRAMを全部テクスチャ用に割り当てるのはNG

です。


6. 描画距離

AION2では優先度の高い設定です。

遠くの、

  • プレイヤー

  • モンスター

  • 建物

  • 地形オブジェクト

を表示する距離に関係します。

画質への影響

★★★★★

GPU負荷

★★★☆☆

CPU負荷

★★★☆☆

AION2での重要性

★★★★★

PvPや探索を考えると、安易に最低まで下げたくありません。

推奨

RTX 2060クラス
→ 普通

RTX 3060~4060
→ 普通~高

RTX 3070~5070
→ 高

RTX 4080以上
→ 高~最高

最高設定との差がほとんど見えないなら、高で止める方が合理的です。


7. キャラクターLOD

AION2ではかなり重要です。

Unreal EngineではSkeletal Mesh LODを利用して、距離に応じてキャラクターモデルを簡略化できます。`r.SkeletalMeshLODBias`によるグローバル調整も可能です。

キャラクターLODを高くすると、

  • 遠距離キャラクター

  • NPC

  • モンスター

  • 装備

  • シルエット

などが綺麗になります。

しかしMMORPGでは画面内に大量のキャラクターが存在します。

つまり、

通常フィールドでは軽いのに、街・レイド・PvPだけ急激に重くなる

設定でもあります。

推奨

RTX 2060~3060
→ 標準

RTX 3060 Ti~4060 Ti
→ 標準~やや高

RTX 4070~5070
→ 高

RTX 4080~5090
→ 高~最高

大規模PvPではGPU性能に関係なく1段階下げる価値があります。


8. Lumen

AION2の画質と負荷を大きく左右する設定群です。

LumenはUE5の動的Global IlluminationとReflectionシステムです。

Epic自身もLumenについて、品質レベルを下げるごとに大きく処理コストを削減できるよう設計しています。


Lumen Global Illumination

間接光を処理します。

例えば、

太陽光

地面

キャラクター

のような光の回り込み。

OFFや低品質にすると、

  • 建物内部

  • 洞窟

  • 木陰

  • 夜間

などの立体感が落ちます。

優先順位

ReflectionよりGIを残す

のがおすすめ。


Lumen Reflection

水面、金属、床などの反射。

綺麗ですが、ゲームプレイ上の重要性はGIより低いです。

FPS不足なら、

Lumen Reflectionから下げる

のがおすすめです。


9. 影

シャドウは比較的負荷が大きい設定です。

Unreal EngineでもShadow Qualityは独立したScalability Groupとして管理されています。

おすすめ

RTX 2060
→ 中

RTX 3060~4060
→ 中~高

RTX 3070~5070
→ 高

RTX 4080以上
→ 高~最高

ただし、

最高 → 高

はかなり有効なFPS改善ポイントです。

画質差に対して負荷差が大きい場合があります。


10. Contact Shadow

キャラクターの足元や物体の接触部分に細かい影を追加します。

個人的には、

ON推奨。

OFFにするとキャラクターが地面から浮いているように見えやすくなります。

負荷を削るならContact Shadowより先に、

  • 遠距離Shadow

  • Shadow解像度

  • Shadow Cascade

を下げたいところです。


11. パーティクル・スキルエフェクト

AION2では非常に重要。

普段は問題なくても、

5人ID
10人レイド
大規模PvP

になると同時発生数が急増します。

RTX 2060~3060

中程度推奨。

RTX 3070~5070

高でも問題ありませんが、大規模戦では中を検討。

RTX 4080~5090

最高でもGPU的には余裕が出やすいものの、

視認性のために下げる

選択肢があります。

これは非常に重要です。

「5090だから最高」

ではありません。

敵の攻撃範囲やキャラクターが見えないほどエフェクトを表示するなら、性能以前にゲームプレイ上不利です。


12. Particle Light

スキルエフェクトが周囲を照らす処理。

例えば火球が爆発した際、

火球そのものだけでなく、

  • 地面

  • キャラクター

まで赤く照らします。

見た目は非常に良くなりますが、多人数戦ではコストが増えます。

推奨

RTX 2060~3060
→ OFF

RTX 3070~4060 Ti
→ 好み

RTX 4070以上
→ ON

大規模戦
GPU問わずOFF候補


13. Volumetric Fog

立体的な霧です。

光が霧の中を通過する、

いわゆる

「God Ray」

的な表現にも関係します。

これはAION2の世界観には非常によく合います。

しかし、

ゲームプレイ上は必須ではありません。

通常プレイ

RTX 4070以上
→ ON推奨

RTX 2060~4060
→ FPS次第

大規模PvP

→ OFF推奨

視認性まで向上します。


14. Motion Blur

OFF推奨。

GPU性能に関係ありません。

AION2ではカメラを頻繁に動かすため、Motion Blurを切った方が敵や背景を認識しやすくなります。


15. Depth of Field

被写界深度。

通常プレイなら、

OFF推奨。

キャラクター撮影やスクリーンショットではON。

性能よりも視認性の問題です。


16. Lens Flare

OFF~低推奨。

太陽などを見る際のレンズ演出。

AION2の戦闘には必要ありません。

景観重視ならON。


17. Chromatic Aberration

色収差。

OFF推奨。

画面端のRGBをわずかにずらして映画的なレンズ感を出す演出ですが、ゲーム画面はむしろぼやけて感じます。

RTX 5090でもOFFで構いません。


18. Bloom

これは完全OFFにしない方がおすすめです。

AION2は、

  • 魔法

  • スキル

  • 武器

  • 光源

などBloomを前提としたファンタジー表現が多いためです。

推奨

低~中

高性能GPUでも中程度で十分。

Bloomを最高にしてもゲームプレイ上のメリットはほぼありません。


19. Ambient Occlusion

AOは、

壁と床
鎧の隙間
岩と地面

などの接触部分を暗くして立体感を作ります。

完全OFFにするとゲーム全体が平面的になりやすいため、

最低でも低~中程度を残す

のがおすすめです。


20. Foliage / Grass

草木の密度です。

意外に重要な設定。

草を最低にするとFPSは改善しますが、

AION2のフィールド景観を大きく壊します。

RTX 2060

70~80%程度

RTX 3060~4060

80~100%

RTX 3070以上

100%

を基本にするとよいでしょう。

大規模戦では70~80%へ落とす選択肢があります。


21. Texture Streaming Poolの考え方

Engine.iniなどを使用する上級者向け。

`r.Streaming.PoolSize`はMB単位でテクスチャ関連メモリプールを設定します。Epic公式でも、このプールにはストリーミングテクスチャ以外のリソースも含まれることが説明されています。

そのためVRAM容量いっぱいまで指定してはいけません。

AION2用の安全寄りスタート値

これは「大きければ大きいほど速い」設定ではありません。

十分な容量を確保した時点で、それ以上増やしてもFPSはほぼ変わりません。

むしろGPU側の、

  • Render Target

  • Nanite

  • Lumen

  • Shadow

  • Particle

  • Frame Generation

などに必要なVRAMを圧迫しないことが重要です。


22. 高度なLOD設定

Engine.iniを利用する場合の考え方です。

特に注意するべきなのが、

`r.SkeletalMeshLODBias=-2`

です。

キャラクターを遠距離でも高品質に表示できますが、MMORPGでは表示人数が増えたときの負荷増加要因になります。

RTX 5090でも大規模戦では必ずしも最適とは限りません。


23. RTX 2060向け設定

目標

FHD 60FPS

推奨

  • FHD

  • DLSS Quality

  • Texture:中~高

  • View Distance:普通

  • Character LOD:普通

  • Shadow:中

  • Lumen GI:低~中

  • Lumen Reflection:低またはOFF

  • Effects:中

  • Particle Light:OFF

  • Volumetric Fog:OFF

  • AO:低

  • Bloom:低~中

  • Motion Blur:OFF

  • DOF:OFF

画質を全部最低にする必要はありません。

まずLumen Reflection・Shadow・Effect・Fogを削ります。


24. RTX 3060 / 4060 / 5060級

目標

FHD 60~120FPS

推奨

  • FHD

  • DLSS Quality

  • Texture:高

  • View Distance:普通~高

  • Character:普通~高

  • Shadow:中~高

  • Lumen GI:ON

  • Lumen Reflection:低~中

  • Effects:中~高

  • Volumetric Fog:必要ならOFF

  • AO:中

  • Bloom:中

このクラスは、

AION2の画質を大きく犠牲にせず遊べる中心ゾーン

です。


25. RTX 3070 / 3080 / 4070 / 5070級

目標

WQHD 60~120FPS

推奨

  • WQHD

  • DLSS Quality

  • Texture:高~最高

  • View Distance:高

  • Character:高

  • Shadow:高

  • Lumen GI:高

  • Lumen Reflection:中~高

  • Effects:高

  • Particle Light:ON

  • AO:中~高

  • Bloom:中

  • Fog:好み

このクラスから、

「何を切るか」ではなく「何を最高まで上げる価値があるか」

を考えます。


26. RTX 4080 / 5080級

目標

WQHD高FPS / 4K 60~120FPS

推奨

ほぼすべて高~最高で構いません。

ただし、

  • Motion Blur

  • Depth of Field

  • Chromatic Aberration

  • Lens Flare

は性能とは無関係に好みでOFF。

4KならDLSS Qualityがおすすめ。

Shadow・Lumen Reflection・Volumetric Fogを最高にするかどうかはFPSとの相談になります。


27. RTX 4090 / 5090級

このクラスでは、

GPU負荷を下げるための設定変更が必要になる場面はかなり減ります。

4K+高~最高設定を基本にします。

しかし、

「全部最高=最高のAION2設定」

ではありません。

OFFを検討

  • Motion Blur

  • Depth of Field

  • Chromatic Aberration

  • Lens Flare

中程度でも十分

  • Bloom

  • Particle Density

大規模戦では下げる

  • Character LOD

  • Effect

  • Shadow Distance

  • Particle Light

  • Volumetric Fog

RTX 5090でもCPU側がボトルネックになればGPU設定を下げてもFPSは上がりません。


28. 大規模PvP専用設定

GPUに関係なく別プリセットを作る価値があります。

残す

  • Texture

  • View Distance

  • Sharpen

  • Character Visibility

  • Ambient Occlusion最低限

下げる

  • Shadow

  • Character LOD

  • Effects

  • Grass

  • Particle Density

OFF候補

  • Particle Light

  • Motion Blur

  • DOF

  • Lens Flare

  • Light Shaft

  • Volumetric Fog

  • Chromatic Aberration

大規模戦では、

「最高画質」より「敵が見える」方が重要です。


29. FPSが足りない時に下げる順番

おすすめはこの順番です。

  1. Lumen Reflection

  2. Volumetric Fog

  3. Shadow

  4. Particle / Effect

  5. Character LOD

  6. Lumen GI

  7. Grass / Foliage

  8. View Distance

  9. DLSS Quality → Balanced

  10. Texture

テクスチャとView Distanceを最初に最低まで落とすのはおすすめしません。

AION2らしい画質を大きく失う割に、ボトルネックによってはFPS改善が小さいためです。


30. FPSに余裕がある時に上げる順番

逆に性能が余っているなら、

  1. Texture

  2. View Distance

  3. Character LOD

  4. Lumen GI

  5. Shadow

  6. Lumen Reflection

  7. AO

  8. Foliage

  9. Volumetric Fog

  10. その他演出

がおすすめです。

最後まで、

Motion Blur
Chromatic Aberration
DOF

を上げる必要はありません。

これは画質の「品質」ではなく、

映像表現の好み

だからです。


31. AION2設定で最も重要な考え方

RTX 2060とRTX 5090では性能差は非常に大きいですが、

設定思想そのものは同じです。

絶対に残したい

テクスチャ
視認距離
キャラクター視認性
最低限の間接光

性能不足なら削りやすい

反射


パーティクル照明
過剰な草木

GPU性能に関係なくOFF候補

Motion Blur
Depth of Field
Chromatic Aberration
Lens Flare

この考え方だけ覚えておけば、今後AION2のアップデートで設定項目が変わった場合でも応用できます。


結論

AION2の設定は、

「GPU性能に合わせて全部を一括で上下させる」のではなく、ゲームプレイに必要な画質と、演出目的の画質を分離する

のが正解です。

RTX 2060でもテクスチャや視認距離を確保し、Lumen Reflection・Shadow・Fog・Particleを削れば、AION2らしい見た目をかなり維持できます。

逆にRTX 5090でも、Motion Blurや過剰なエフェクトをONにする必要はありません。

AION2では、

遠くまで見える

キャラクターが識別できる

テクスチャがぼけない

戦闘エフェクトで敵が消えない

という4点を最優先に設定するのがおすすめです。


推奨設定の基本公式

低~ミドルGPU

テクスチャを残す
+ 視距離を残す
− 反射
− 霧
− 影
− パーティクル

ハイエンドGPU

テクスチャ最高
+ 視距離高
+ Lumen
+ Shadow
− 不要なポストプロセス

大規模PvP

GPU性能より視認性優先

これがRTX 2060からRTX 5090まで共通して使える、AION2のグラフィック設定の基本です。


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