「マリオ」が教えてくれた∶自己肯定感の上げ方
とある有名なハンバーガー店に入った。そこでは、外国人のおじさんが働いていた。彼はどことなくマリオに似ていたので、ここでは「マリオ」と呼ぶことにする。マリオの仕事は、カウンターからお客さんのテーブルまで、出来上がった商品を運ぶことだけだった。

お昼時の店内は、慌ただしさで溢れ、カウンターの向こうでは多くのスタッフが忙しそうに動き回っていた。しかし、そんな中にあってもマリオはマイペース。商品がカウンターに出されても、気分が乗らない時は取りに行かないように見えた。動きは速くなく、要領が良いわけでもない。その姿は一見すると、「仕事ができない」人のように映った。それでも、マリオには悪びれる様子がまるでなかった。
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