『泥の中の観察者』── 執筆用構成表
試行錯誤のLaLaLaです。
このテーマの小説の構想ができました。
ディズニー映画になるような壮大な物語になるような感じで仕上がるといいなあ
あなたも挑戦してみてください!
ビジュアルの核:泥と煤に汚れた顔、絡んだ髪、ぼろの外套のフード。左右で違う目――片方だけ青く澄んで光を孕み、もう片方は暗く沈む。汚れた顔の中で、青い目だけが「見ている」。この一枚の顔から全プロットが逆算されている。
一行原理(執筆中ずっと忘れない)
出来事は温で閉じてよい。冷は一点に残す。最終景、徴を持つ子を抱くヨセフの「見てしまう目」。 温かさは出来事に、冷たさは内面と文体に。両方を温にすると説教と感傷に倒れる。
人物五点の対称
前の王妃新しい王妃(庶民の女)知/不知全部知っている(知りすぎた女)知らない(知らない女)愛愛を奪われた(政略で恋人から引き剥がされた)愛を選ばれる(再現で証明され、選ばれて妃に)子の徴徴なき子を産む徴ある子を産む去/残去る(故国へ)残る(玉座に)行先故国=恋人が待つ=徴の神話の外玉座=徴の神話の中城門十五年前、知って泣きながらくぐった知らずに連れてこられ、一度断り、選んでくぐる
ヨセフ:徴を持つ王。記号として扱われ抹消される → 泥へ → 血の徴だけ脱げず観察者に → 庶民を見る → 女とだけ「生きる」→ 死者として帰還 → 徴はもう何も証明しない → 赦し → 二つの幸福 → 最終景の冷。
前の王子(15歳):徴なし=王の子でない=前の王妃と恋人の子。徴がないことに疑惑を持つ(=野心の正体/足場の不確かさ)。その疑惑が母の策略の引き金(自覚なき加害)。故国へ発つ道で母が真実を告げる → 疑惑の答えは断罪でなく「待っていた父」。母の加害の全重量は知らないまま。
恋人(王子の実父):他国に生きて、十五年余、彼女を待っている。
徴の理屈(整合の要・厳守)
徴は 父系の血の徴。生まれつきのアザ。歴代の王が皆持って生まれる。
王族と最側近のみ知る 秘事(公知ではない)。→ 中盤でヨセフが肌を隠す緊張、家来が見分けられた理由、が成立。
前の王子に徴がない=父が王でない=母の秘密と亡き恋人を肌が暴く装置。だから前の王妃は徴の神話そのものを殺すしかなかった。
偽の死の処理:王妃は別人の死体を据えたのでも焼いたのでもなく、「徴=王の証」という神話を公然と無効化した(「アザなどただのアザだ」)。これが王妃を最も恐ろしくする。→ ヨセフ帰還後、徴を見せても何も動かない二重の理由になる。
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