ショートストーリー🐙 :『Hot Plate Galaxy —— 鉄板の上の小宇宙』
Scene: 日曜日のリビング 湯気立つ鉄板 ソースの香り 弾ける笑顔
「さあ、いくよ!」 熱した鉄板に生地を流し込むと、ジュワァァッという愉快な音がリビングに響いた。 それは、幸せな時間の始まりを告げるファンファーレだ。
刻んだタコ、真っ赤な紅生姜、緑のネギ、そしてサクサクの揚げ玉。 色とりどりの具材が、小麦色の湖に飛び込んでいく。 みんなで竹串を構え、その瞬間を待つ。 「せーの、くるりん!」
不恰好だった生地が、何度か回すうちにまん丸い黄金色の惑星へと変わっていく。 この鉄板の上には、小さな宇宙があるのだと思う。 中心にはタコという核があり、その周りをトロトロの生地とカリカリの地殻が覆っている。

「熱っ! でも美味い!」 ハフハフと白い息を吐きながら、誰かが笑う。それにつられて、また誰かが笑う。 ソースと青のりの香ばしい匂いに包まれて、私たちはただ「美味しい」という一点だけで繋がっていた。
おしゃれなディナーもいいけれど、最強の魔法は、この丸い鉄板の中に詰まっているのかもしれない。 お腹も心も満タンにする、大阪が生んだ愛の惑星。 さあ、次はチーズを入れてみようか。
(完)
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#たこ焼きパーティー #HotPlateGalaxy #大阪のソウルフード #笑顔の魔法陣
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