【AIと共作する物語制作の手順書】“きれいすぎる文章”を崩すところまでが仕事”怪獣の腹の中で創作大賞2026恋愛小説部門ランキング2位が出きるまでの設計書プロンプトと戦略を有料部分にて全公開
試行錯誤中のLaLaLaです。
AIがどんどん進化して、たった一言。「〇〇というタイトルで恋愛小説を書いて」と話しかけるだけで、物語が完成する時代になりました。
これまで読書感想文が苦手だった人でも、小説を書けてしまう。そんな時代です。
けれど、だからこそ起きていることがあります。
AIが生み出す“きれいで整った物語”が、あまりにも増えすぎているという現実です。
noteの世界も例外ではありません。
AIの進化によって書き手は増え、投稿は加速し、タイムラインは驚くほどの速さで流れていきます。
どれだけ丁寧に書かれた物語でも、気づかれないまま埋もれていくことが珍しくなくなりました。
収益を目指すなら、ただAIに書かせるだけでは足りません。
重要なのは、「AIを使って、どう差をつけるか」です。
大量に生まれる文章の中で、読まれるものと埋もれるものの違いはどこにあるのか。
本記事では、その分岐点になる“作り方”を、具体的な手順として解説していきます。
はじめに
AIで物語を書く人は増えましたが、「それっぽい文章」で止まってしまうケースが多いのも事実です。本記事では、原案から完成原稿までの具体的な工程を、実際の制作フローとして分解します。ポイントは、AIに書かせることではなく、「どうズラすか」です。
第1章:原案は“曖昧なまま”投げる
最初から完成度の高いプロットを作る必要はありません。むしろ重要なのは、余白のある原案です。
・テーマ(例:喪失と再生)
・舞台(例:地方都市のジャズバー)
・断片的なイメージ(雨、古いレコード、約束)
この状態でAIに投げることで、予想外の構造が返ってきます。ここで「正しさ」を求めすぎると、凡庸な物語に収束します。
第2章:あらすじと起承転結の設計
AIにあらすじを生成させる際は、粒度を指定します。
・200〜300字の短いあらすじ
・起承転結をそれぞれ1〜2行で
・感情の流れを明示させる
重要なのは「出来事」ではなく「感情の変化」を軸にすることです。物語はイベントではなく、変化で成立します。
第3章:キャラクターは“矛盾”を入れる
AIは整った人物を作りがちです。そこで意図的にノイズを入れます。
・優しいが嘘をつく
・合理的だが衝動的に行動する
・成功しているのに自己評価が低い
この矛盾が、後の展開の“転”を自然に支えます。
第4章:文体を先に固定する
意外と重要なのが文体の指定です。
・一人称か三人称か
・文の長さ(短文主体/リズム重視)
・比喩の多さ
・会話の比率
ここを曖昧にすると、章ごとに空気が変わってしまいます。
第5章:各章プロットを“細かく作りすぎる”
1章ごとに以下を設定します。
・その章の目的
・登場人物の感情の開始点と終了点
・入れるべき具体的な行動や小道具
・次章へのフック
AIには「章ごとに1000字以内でプロットを書かせる」と、扱いやすくなります。
第6章:修正は“削る”ではなく“歪める”
AIの文章は整いすぎています。ここでやるべきは修正ではなく、ズラしです。
・言い切りを曖昧にする
・説明を削って行動に置き換える
・比喩を1つだけ残して他を消す
・会話を途中で切る
きれいな文章を壊すことで、人間の体温が出ます。
第7章:会話を“人間の言葉”に変換する
AIの会話は論理的すぎます。以下を意識して崩します。
・主語を抜く
・言い直しを入れる
・沈黙や間を描写する
・感情とズレた発言を入れる
会話は情報伝達ではなく、関係性の表現です。
第8章:最終調整は“読者の体感”で判断する
最後に見るべきは構造ではなく、読後感です。
・どこで引っかかるか
・どこで読み飛ばしたくなるか
・どこが妙に印象に残るか
この“違和感”こそが作品の個性になります。
おわりに
AIは優秀な下書き装置です。しかし、作品にする工程は人間の仕事です。整えるのではなく、歪める。その意識が、物語の質を一段引き上げます。
ここまでは、すでに多くの方がAIを使って実践している領域だと思います。
問題はここからです。
「どうすれば読まれるのか」。
そして「どうすれば埋もれないのか」。
私はこれまでに、Kindle出版20冊以上、TALESで50本以上の投稿を行い、上位ランキングを獲得してきました。
その中で一貫して行っているのが、“AIの文章をそのまま使わない”という作業です。
整いすぎた文章をあえて崩す。
きれいすぎる流れを、ほんの少しだけズラす。
その微細な違いが、「読まれる物語」と「流れていく物語」を分けます。
現在、ロマンスランキング日間1位、創作大賞・恋愛小説部門2位となった『怪獣の腹の中で』。
本記事では、この作品の実際の制作現場をもとに、
・どの段階でAIを使い
・どこを人の手で崩し
・どのように読者に届く形へ整えたのか
その具体的な手順を、すべて公開します。
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価格はワンコイン、500円。
再現可能な「作り方」として持ち帰っていただける内容にしています。
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