私が最初に見つけた島は……コロンブスが語る、アメリカ250年の光と影Kindle出版7月7冊目本日販売開始!
試行錯誤中のLaLaLaです!
本日、アメリカは独立記念日を迎え、さらには建国250周年という偉大な節目を刻みました。この記念すべき日に、私は改めてこの大国の歴史を紐解き、一冊の形にまとめました。
ページをめくる前に、私の心の中に今も鮮烈に残る、かつてのロサンゼルスやラスベガスへの旅の記憶が蘇ります。
ドジャースタジアムで熱気に包まれながら野球観戦をしたこと。イーグルスの名曲『ホテル・カリフォルニア』のモデルとなった建物の前で写真を撮ったこと。小型プロペラ機に揺られ、大自然の驚異であるグランドキャニオンを見下ろし、その地に立って自然の壮大さを体感した。そして、眠らない街ラスベガスのカジノで夜通し遊び、格式あるホテルでデビッド・カッパーフィールド(David Copperfield)の圧倒的なマジックに息をのんだこと――。
彼は、自由の女神を消し去り、万里の長城を通り抜けてみせた、世界で最も有名なイリュージョニストです。1990年代当時からラスベガスで大規模な定期公演を行い、現在でもMGMグランドホテルで自身のショーを継続している伝説的存在でもあります。
あの夜、彼がステージで魅せてくれた「不可能なことを可能にする」驚きと情熱は、まさにアメリカという国が歩んできたダイナミックな歴史そのもののようにも思えます。
豊かなエンターテインメントと壮大な歴史が織りなすアメリカの素顔を、私の思い出とともに楽しんでいただければ幸いです。
あらすじ
土鍋でじっくりと煮出した濃厚なミルクに、砕いたカルダモンとクローブ、そしてお気に入りのシナモンの皮を一本浮かべる。湯気とともに立ち上るこの甘く、どこか鋭い芳香を嗅ぐたびに、私の胸の奥はチクリと痛む。
語り手は、15世紀の探検家クリストファー・コロンブス。 彼がチャイの香りに乗せて語り始めるのは、自らが引き金を引いた「新大陸」が、250年の歳月をかけて紡いできた、光と影の壮大な歴史である。
1776年7月4日、トマス・ジェファソンらが掲げた『独立宣言』。 「すべての人間は平等に造られた」というあまりにも美しい理想の裏で、ペンを握る彼らのプランテーションでは黒人たちが家畜のように鞭打たれていた。建国の瞬間に埋め込まれた「奴隷制」という原罪。それがアメリカという巨大な怪物の『背骨』を狂わせ、歪め、捩じ曲げていく。
19世紀の綿花王国の膨張、ホイットニーの綿繰り機がもたらした洗練された暴力。『アンクル・トムの小屋』が呼び起こした名もなき市民たちの抵抗、そしてイリノイの田舎から現れた目の鋭い大男、アブラハム・リンカーンによる同胞同士の凄惨な殺し合い(南北戦争)へ――。
歴史の目撃者となったコロンブスの冷徹かつ哀愁に満ちた視線が、国家の精神の瓦解と決戦の真実を炙り出す。YouTubeで反響を呼んだ、五感を刺激する傑作歴史ドキュメンタリー小説、ここに開幕。






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