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人生を先延ばしにして何もできなかったら嫌だな

こそこそと創作大賞の作品を書いておりました。

高校生の男の子のトールはある日突然、幽霊の女の子のユニが見えるようになりました。幽霊について調べるうちに事件に巻き込まれて、真相を見つけ出すというミステリーです。

パソコンで画像の透明度をいじっているときに人物が透けているのを見て、もしかしたら、幽霊ってこんな感じに見えるのかなというインスピレーションに着想を得ました。ゴーストじゃなくて、トランスペアレントだろうと。本物の幽霊には出会ったことはありません。

いわゆる幽霊モノのお約束に対するアンチテーゼ的な内容になっています。意図的にアンチをしたわけではなく、自然とそうなりました。似たような作品はいくつか思いつくので、真新しいアイディアではありませんが、私なりにある程度の筋は通せたのかなと思います。

詰めきれていない部分が多々あり、今後の課題かなと思います。プロットを用意しなかったので、ストーリーが甘いのと展開が遅いところも課題でしょう。他の方の作品と比べて単純に面白さに欠けるように感じました。キャラクタが弱いのとまだまだ文章の解像度が低いところは改善しないといけません。もっと面白い作品を書けるようになりたいと思いました。あと、もっと勉強しないと。

ネガキャンしてもあれなので、良かったところを言うと、かなりシンプルで分かりやすいところでしょうか。この点は、今までnoteを書いてきた成果が如実に出ていました。言葉に詰まるところが明らかに少なくなりました。1話をいつものnote記事と同じくらいの分量で書いたので、サクっと読める点は好印象です。

冒頭の幽霊が現れるシーンが書きたくて始めた作品です。一話でも読んでくださった方々に感謝申し上げます。

 ノートから教室の前方に視線を移すと、目の前に透明な女の子がいて、こちらを見ていた。驚くべきことにクラスメートや黒板が透けて見える。しかも、宙に浮いている。顔立ちは幼く、セーラー服を着ていた。透けているので判断がつきにくいが、おそらく黒い長髪である。

 幽霊だと直観した。怖くはなかったので、今度は声を上げずに済んだ。

高月 志保, “トランスペアレント・ガール 顕現”, TALES, 2025年6月4日, https://tales.note.com/laluneelevee/w94e6ujl6ve4l/episodes/eb1fiv3d156tr, (参照: 2025年7月22日)

人生を先延ばしにして何もできなかったら嫌だな

創作大賞が始まるのを4月に知ったのですが、それほど書きたい、という感じではなかったのですが、ゴールデンウィーク明けくらいに急に意欲が湧いてきました。それから、ダラダラと先延ばしをして、書き始めたのが、6月の初旬でした。書き終わったのは、締め切りの直前で、もっと早く始めていればと後悔しております。

ただ、書きたい話を書けて本当に良かったです。なんとなく書きたいもののイメージだけが頭の中にあって、モヤモヤと燻り続けて、時間だけが過ぎていく。そうして、自分の人生を先延ばしし続けて、何もできなかったら、嫌だなと思ったのです。

大作でもないし、大して面白くもない話です。けれど、面白さはそれほど関係なくて、苦労しながら、少しずつ積み上げていくこと。そして、その苦労の中にわずかな成長と楽しみを見出すことに価値があるのでしょう。これからも先延ばしはしてしまうのでしょうが、少しずつでもいいから、書きたいものを書き、作りたいものを作る人生でありたいと願っています。


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