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写真を見返して、気づいたことがある。

先日、スマートフォンの写真を整理していました。

「容量がいっぱいです」という表示が出て、何気なく昔の写真を見返していたんです。数年前の旅行。子どもの運動会。職場の送別会。何気ない休日の昼ごはん。

一枚ずつ見ているうちに、あることに気づきました。

大変だった印象しか、残っていなかった

その頃の私は、「最近忙しいな。」「余裕がないな。」とよく口にしていました。毎日が慌ただしくて、思い通りにいかないことも多かった。だから当時の記憶は、どちらかというと、大変だった印象のほうが強く残っていたんです。

でも写真の中には、笑っている自分がいました。家族と何気なく食事をしている写真や笑いながら写っている写真。青空がきれいで、思わず撮った一枚。

ちゃんと穏やかな瞬間はあった

「あの頃は大変だった。」そう思っていた時間にも、ちゃんと穏やかな瞬間はあったんですよね。ただ、その時の私は、それに気づく余裕がなかった。

記憶は不思議なもの

人の記憶って不思議です。つらかったことは強く残る。失敗したことも覚えている。でも、何気なく笑ったことや、誰かと過ごした穏やかな時間は、意識しないと忘れてしまう。

だから写真は、景色を残しているだけじゃなく、その時の自分が見落としていたものまで、残してくれているのかもしれません。

写真は、未来の自分に教えてくれるもの

若い頃は、写真は思い出を記録するものだと思っていました。でも今は少し違います。

写真は、「あの頃も、ちゃんと幸せだったよ」と、未来の自分に教えてくれるもの。そんな気がしています。

だから最近は、特別な日だけではなく、何でもない日も、たまに写真を撮るようになりました。何年後かに見返した時、きっとその一枚が、今は気づいていない大切な時間を、思い出させてくれる気がするからです。

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