地方ルールだらけの「大貧民」と、最悪の手札から2位で上がった話
先日、5人で大貧民をプレイした。
久しぶりにやると面白いのが、
「地方ルール」がかなり違うことである。
革命はどうするのか。
8切りはあるのか。
階段はあるのか。
スペードの3でジョーカーを倒せるのか。
さらに、
2上がり禁止
ジョーカー上がり禁止
革命後は3上がり禁止
都落ちあり
など、人によって微妙に違う。
なので、ゲームを始める前に、
「今回どのルールでやるか」
を最初に確認するところから始まった。
改めて思ったが、
大貧民というゲームは、かなり口伝文化である。
誰かから教わり、
その地域や仲間内でルールが少しずつ変化していく。
全国共通のようでいて、
実はかなりローカル性が強いゲームなのかもしれない。
そんな中、
私の手札がなかなか酷かった。
絵札がJ1枚だけ。
しかも、
ジョーカーなし
2なし
Aなし
という、かなり厳しい状態だった。
ただし、
8
ペアカード
連番
だけはそこそこあった。
単数カードは、
J
8
4
くらいしか無かった気がする。
じゃんけんに勝ったので、
最初に4を出した。
弱い単数カードは、
最後まで残ると事故になりやすいからである。
そして、
Jはしばらく温存。
むやみに出さず、
途中はかなりパスした。
すると、
他のプレイヤーがどんどんカードを消費していく。
特に、
2や強い絵札が減ると、
Jの価値が少しずつ上がっていく。
さらに、
相手の残り枚数も見ていた。
例えば、
序盤では弱い3のペアでも、
終盤になると急に強くなる。
特に相手の手札が1〜2枚くらいになると、
ペアを返せないケースが出てくるからだ。
途中、
8切りで場を流し、
そこからペアカードを連続で出す形に切り替えた。
1位は無理だったが、
なんとか2位で上がることができた。
改めて思ったのだが、
大貧民って、
強いカードを持っている人が勝つとは限らない。
むしろ、
「弱いカードをどう処理するか」
のほうが重要だったりする。
あと、
意外と作戦を立てている人が少ない。
強いカードがあると、
つい序盤でガンガン使ってしまう。
その結果、
最後に4や5だけが残り、
どうにもならなくなる。
昔から、
私はこのゲームが結構得意だった。
そういえば、
かなり昔、
まだパソコンゲームがシンプルだった頃、
PCで大貧民をよくやっていた記憶がある。
当時は今みたいに、
階段
8切り
縛り
スペ3返し
みたいなルールはほとんど無く、
かなりシンプルだった。
ペア、
3枚出し、
4枚出しによる革命くらい。
ジョーカーも、
他のカードと一緒に出せなかった気がする。
でも、
ルールがシンプルだった分、
逆に「手札整理」の本質が出ていたようにも思う。
久しぶりに遊んでみたが、
やはり大貧民は、
カードゲームというより、
人間性が出るゲームなのかもしれない。

